美容スペシャリストな自分になるために

作成:2017.02.23

セラピスト

未経験でも大丈夫? セラピストの「店長」を目指す方法とは


アロマセラピーやリンパセラピーなど、セラピストのお仕事はお客様にリラックスしてもらい癒しを提供することにあります。今では様々なチェーン店が全国に出店しており、特に資格がなくても働けるサロンもあるので女性に人気の職業ですね。ちなみに各店舗には店舗責任者の「店長」がいますが、どういった方法で「店長」になれるのか知っていますか?
 
そこで今回は「セラピスト」として店長になる方法をご紹介。具体的にどんな仕事をするのか、店長になるために必要な資格やスキル、待遇まで取り上げていくので、「店長」へのキャリアアップを望んでいる人は、是非参考にしてみてください。

セラピストの店長の仕事内容とは?

セラピストの店長とは店舗責任者のことで、そのサロンのリーダー的な存在。仕事内容は一言でいうと「店舗の運営」で、より多くのお客様に満足してもらうために、スタッフのサービス向上や新人スタッフの教育指導、シフトの管理、売上の管理など、施術以外のことはほとんど担うと言っても過言ではありません。施術に関してはスタッフに任せるサロンもありますし、忙しくなって人手が足りない時だけ手伝うということもあるそうですよ。
 
また、経営状況を良くしていくことも店長の大事な役割。例えば「月間の売上」のノルマを決めて、それを達成するためにスタッフの勉強会を開いたりして、声かけや接客、施術スキルの向上を図るんですね。さらにはお客様からのクレームがあった場合に、店舗責任者である店長がお詫びしたり、その原因の追求と改善をしてアフターケアを行うことも。セラピストの店長には、些細な問題でも見過ごさない広い視野や問題解決能力が必要なんですよ。
 

セラピストの店長になるには?

最近ではリラクゼーションやボディ、フェイス系のサロンのチェーン店が多く登場しています。そこでは最初から「店長候補」として就職し、店長を目指すという働き方が増えているようです。求人の中には「実務経験1年以上」といった形で応募資格を定めているところもありますが、未経験者を募集しているサロンも多くあります。
 
具体例を挙げて説明すると、店長代理として入社し、最初は契約社員として働くところも。施術や接客についての研修を受けながらそのサロンの経営方針を学んでいき、店長への昇進を目指します。そして、定期的に行われる「店長試験」に合格すると、晴れて店長として働けることになるんですね。ただし企業によっては、店長になっても契約社員のままということもあるようす。そうしたところでは、正社員の店長になるためには「正社員試験」にも合格しなければならないんですね。サロンによっては店長として必要な知識を養うために「店長研修」を開いたり、系列店の店長が集合する「店長会」で店舗の悩みを相談し合う場を設けているところもあるので、キャリアアップを積極的に狙っていきましょう。
 

ネイリストの店長の給与は?

ネイリストの店長になると、どんな待遇を受けられるかも気になるところ。まずネイリストの平均的な給与は、月給にして大体15万円~20万円が相場。そして店長候補になると18万円~20万円、店長に昇進すると20万円~30万円といった形で収入アップが望めるんですね。
 
ちなみに「独立支援」を行っているサロンもあります。サロンで経営のノウハウを学び、その後フランチャイズとして独立開業できる制度ですね。独立開業を視野に入れている人は、「独立支援」を受けられる企業を探してみるといいでしょう。また独立だけでなく、「講師」として育ててくれる企業もあります。入社したサロンによってその後どんなキャリアで活躍できるのか選択肢が変わってくるので、理想の職場を探してみると良いですよ。
 
画像出典:WorldSkills UK / SquadUK competitor Amber Scholes. (from Flickr, CC BY 2.0)University of the Fraser Valley / CEP yoga 06 (from Flickr, CC BY 2.0)WorldSkills UK / Squad Selection WorldSkills Sao Paulo 2015 (from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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