美容スペシャリストな自分になるために

更新:2024.04.09

作成:2016.06.23

セラピスト

花の癒し効果を使うフラワーセラピスト! その活躍できる場所と必要な資格とは


 

花が人の心や体に影響を与えるということをあなたはご存知ですか? たとえば“赤い花”を見ると気持ちが前向きになってやる気が出たり、“青い花”を見るとリラックスできて集中力が高まったり…花の色や種類によって様々な影響があります。

 

このような花の癒し効果を取り入れたフラワーセラピーは、仕事場や家庭などの身の回りに手軽に取り入れることができます。また、専門の知識やスキルを身につければフラワーセラピストとして様々な場所で活躍することもできるのです。

フラワーセラピストはどんな場所で活躍できる?

フラワーセラピストがメインで活躍するのは、やはりフラワーセラピーサロンなど。そこではセラピールームを開設してフラワーセラピーを行ったり、他のセラピーと併用したりする人が多いようです。また、花屋やブライダルに携わる人たちが、花のアドバイザーとしての知識を得るためにフラワーセラピストの資格を取得することもあります。

 

他にも福祉施設でのボランティアや、学校や自治体などでの花を使った教育活動、災害被災者の方への支援活動など、様々な施設や地域でフラワーセラピストの資格を役立てることができます。

 

フラワーセラピーを学ぶために

フラワーセラピーを行うにあたって必須の資格はないので、自分や家族の日常生活に取り入れたいという人はあえて資格を取得する必要はありません。まずは習い事感覚でフラワーセラピーの講座や体験コースなどを受けてみましょう。

 

「フラワーセラピーの講座を受けていたけれど、もっと専門的に学びたい!」「フラワーセラピストとして活躍したい」という人は、ぜひ資格の取得を目指してみましょう。フラワーセラピストのための資格や認定証は多くの団体から発行されています。団体や機関ごとに名前が違ったり、学ぶ内容も少しずつ変わってくるので、色々な資格や講座を検討して、自分にあった講座を探してみてください。

 

フラワーセラピストの資格の種類

フラワー療法アカデミー BLUE BELL「フラワーライフセラピスト」

同団体では、フラワーセラピストとしての資格が取得できるだけでなく、生花や心理セラピーなど、フラワーセラピストに必要な知識をより深く学べます。「フラワーライフセラピスト」を取得した後は、「花育士」のための講座も受講可能に。花育とは花と触れ合うことで脳を活性化させたり、感性を磨いたりするための教育活動のことで、資格を取得すれば花育のための活動に参加できます。

 

また、ブリザードフラワー講座や、花を使ったミニサイズのフラワードレスのための講座なども用意されているので、花に関する幅広いスキルを身につけることができます。

 

⇒「フラワー療法アカデミー BLUE BELL」
 

日本フラワーハートセラピスト協会「フラワーハートセラピスト」

フラワーセラピストに必要な知識やスキルのレベルに合わせて6つの検定が用意されており、上位の検定に合格できればインストラクターとして講座を開講することもできます。

 

他にも子どもの教育に利用できる「花育士」や、グラスキューブという鮮やかな色彩の石を使った心理セラピーの「グラスルーエ」、アロマの知識が学べる「アロマルーエ」などの資格も充実。それぞれの資格は2~4の級に分かれているので、こちらも自分のレベルに合わせて学ぶことができます。

 

⇒特定非営利活動法人IATH「日本フラワーハートセラピスト協会」
 

フラワーセラピー研究会「フラワーセラピスト」

ここではフラワーセラピストになるまでに「初級」「中級」「上級」の3段階のカリキュラムが用意されています。「初級」では花を楽しみながら自分自身でフラワーセラピーを体験し、「中級」でアロマやハーブなどの植物の知識を学びます。その後、「上級」でセラピーに関する知識や実技を学べば、セラピストとして活動することができます。

修了までに約2年、ボランティアとして活動しながらフラワーセラピストとしての知識や経験を積んでいくことができるので、フラワーセラピストのための勉強をじっくりしていきたい、という人にオススメです。

 

⇒特定非営利活動法人「フラワーセラピー研究会」
 
 

セラピーだけでなく教育の現場や福祉施設など、様々な場所でも役立てられるフラワーセラピストの資格。花に携わる仕事がしたい、誰かの支えになるような仕事がしたいという人は、資格を取得してフラワーセラピストとして活躍してみませんか?

Author:美プロ編集部

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