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更新:2019.04.10

作成:2017.03.08

セラピスト

セラピストの必須アイテム!マッサージベッドの選び方

マッサージベッドの選び方

セラピストが施術に使用するベッドを選ぶ際に意識したいポイントは、ベッドのサイズです。ベッドの幅、長さ、高さだけでなく、寝心地の良さやサロン内の広さに最適かどうかを考慮して選ぶ必要があります。購入する前にじっくり検討してみましょう。

マッサージベッドを選ぶポイント

  • 横幅…施術のしやすさ、寝心地の良さ、サロン内の設置スペースなど
  • 縦幅…寝心地の良さ、サロン内の設置スペースなど
  • 高さ…施術のしやすさ、寝心地の良さ、サロン内の設置スペースなど

マッサージベッドは、大きければ大きいほど良いというわけではありません。施術のしやすさ、寝心地の良さ、サロン内の広さに合わせて施術するベッドを選びましょう。

マッサージベッドの高さ

サロンのイメージ

 

主にどのような施術を行うかによって、最適なベッドの高さが変わります。ベッドの高さは施術のしやすさに直結する部分。自分の施術内容を考慮しながら高さをチェックしてみてください。

ベッドの高さ

  • 55㎝…整体やストレッチの施術向け
  • 60㎝…整体、指圧、アロマテラピー、トリートメントなどの施術向け
  • 65㎝…各種オイルトリートメント、背の高いセラピスト向け
  • 70㎝…ヒーリング、冷機などのセッション向け
  • 75㎝…お灸、鍼治療向け
  • 85㎝…最も高さがあるベッド

セラピストの背の高さや施術内容によって、ベッドの高さが変わってきます。微妙な高さの違いで施術のしやすさがかなり変わるため、ベッドを選ぶ際は実際に試してみて高さを確認しましょう。様々な施術を取り扱う予定があれば、高さが調節できるベッドを選ぶのもオススメです。

どのくらいのサイズのベッドが良い?

では、実際どのくらいのサイズのベッドが良いのでしょうか。幅、長さ、高さ別に人気のサイズを見てみましょう。

幅…60㎝が人気

ベッドの幅が広いとお客様の寝心地は良くなりますが、あまりにも広過ぎてしまうとセラピストとお客様の距離が離れてしまい、思うように施術ができない場合があります。程よい距離が保てる幅60㎝のベッドが1番人気です。

長さ…180㎝が人気

一般的な日本人のお客様を考慮すると、長さ180㎝のベッドが人気です。すごく背の高い方、スポーツ選手、外国人のお客様が多い場合は190㎝のベッドでも◎。お客様の足がベッドから飛び出さない長さを選ぶようにしましょう。

高さ…40~60㎝がベスト

ベッドの高さはセラピストにとって最も重要。40~60㎝が一般的な高さとなりますが、実際に施術を試して高さを選ぶと良いでしょう。

施術内容、セラピストの背の高さ、サロンの広さによってベッドの選び方が変わってきます。ベッドを選ぶ際は慎重に選びましょう。また、実際に施術を試してみることもおすすめ。あなたのサロンワークにぴったりのベッドを見つけてくださいね。

 

セラピストの使うマッサージベッドの種類

サロンで使用されるマッサージベッドはフラット型・折りたたみの出来るポータブル型・昇降ベッド・カイロベッド・マッサージチェアなど、様々な種類に分かれています。以下では代表的なベッドの特徴についてみていきましょう。

 

まず1番スタンダードな「フラット型」から。名前の通りベッドの上が水平になっているのが特徴で、マッサージサロンやエステサロンなど用途に合わせて様々なサロンで使われています。

 

また、ベッドの高さを変えることができる「昇降ベッド」は、施術者にとってもお客様にとってもメリットが多いと言えるでしょう。施術者によって身長や体格は異なるため、自分に合っていない高さだと腰痛などを招く原因になってしまうことも。そのため自分に合う高さに調節し、施術を行うことができる「昇降ベッド」はセラピストにとって非常に便利なんですね。

また、お客様にとってはベッドへの乗り降りがしやすくなるという大きなメリットがあります。ですがフラット型などと比べると、比較的値段が高めになってしまうというデメリットも。

 

「ポータブル型」については、折りたたんで空きスペースに収納しておくことも可能なので往診用などに最適と言えるでしょう。ですがお客様に安心して使ってもらえるように頑丈な作りになっている分、重い製品も多いよう。自分が持ち運べる重さか、あらかじめ確認してから購入したほうが良いかもしれませんね。

セラピストのベッドセッティング

お客様にリラックスして施術を受けてもらうためには、施術中に使うベッドのセッティングはとても重要。エステサロンのベッドセッティングは「お客様が寝て心地よいと感じるかどうか」を意識することが大切です。とくに「ベッドの角度はお客様がリラックスできる位置になっているか」「息苦しくないか」などの点に留意して、ベッドの硬さや布団の敷き方を工夫してみましょう。

 

たとえば「息苦しくないか」については、枕の高さが関係している場合が多いです。セラピストサロンではお客様にベッドに寝てもらって施術を行うことが多いため、ベッドの角度だけではなく、枕の高さにも着目しましょう。

 

また「使っている道具は清潔で心地よいものか」も重要なポイント。布団が不潔なのはもちろんNGですし、施術中に体や顔に触れるタオルなどの備品も心地よさを感じるかどうかの一つのポイント。特にタオルはセラピストサロンの必需品で、セラピストのこだわりが反映されるところでもあります。厚みや質感、サロンのイメージに合わせた色など様々な点を意識して、居心地の良いサロン作りに励んでみてください。

Author:美プロ編集部

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