美容スペシャリストな自分になるために

2016年4月22日更新

美容師

理想の美容師になるために! 就職先選びのためのチェックポイントを紹介


美容師になりたいと思っている人の多くが、サロンへの就職を考えていると思います。 では、自分がどんな場所で働きたいのかというイメージはできていますか? 一口に美容室と言っても、お店によって働く環境は大きく変わってきます。
 
自分が目指す美容師になるためには、お店選びがとっても大切。ここでは、サロンを選ぶ時のポイントや、選び方のコツなどをご紹介します!

お店の理念に共感できるかどうか

就職先選びの時に確認しておきたいのが、サロンが掲げる理念。お店全体の方針やサロンオーナーの考えを理解するために、経営理念を確認しておきましょう。そもそも「経営理念」とは、お店が社会にとってどういった存在になるのかを表した理念のこと。この理念が元となって、お客様へのサービスの内容や、従業員への待遇、事業展開の方法なども決まります。そして、経営理念にはサロンオーナーの考え方が強く反映されるので、どういうお店にしたいのか、従業員にどういう心がまえで働いて欲しいのかなど、オーナーの希望がサロン全体の理念となることが多いようです。
 
この経営理念を確認する時のポイントは、自分の理想や考えにマッチしているかということ。いくら素晴らしい理念を掲げていても、自分の考えと大きくズレていると働き続けることが難しくなるので、会社の経営理念に共感できるかどうかがポイントです。
 
また、経営理念には、「お客様の笑顔を第一に」や「地域に必要とされる会社を目指す」といったお店から外部にむけてのものと、「美容の仕事を通じて従業員の物心両面の幸せを充実させる」といった店舗内に向けたものがあるので、両方ある場合はどちらも確認しておきましょう。
 

お店の得意としている分野(売り)はなに?

サロンにはその店ごとの“得意分野”があります。一般のお客様のヘアカットに力を入れているのか、ヘアカットだけではなくエステやネイルも専門的に扱っているなど、お店によって得意とする分野や技術はいろいろ。こういった点を確認することは、自分がやりたいことが就職後にできるかどうかの指針になります。

得意とする分野は?

サロンというと多くの人は小規模で地域密着型の一般人向けのサロンを思い浮かべると思いますが、一般の方以外のヘアスタイリングをメインで行う美容室もあります。例えばCMや雑誌に出る芸能人のヘアセットや、ファッションショーに出演するモデルのヘアスタイリングを行うのが得意な業界向けのサロンなど、さまざまあります。お店のホームページやスタッフのブログなどを参考にすると、雰囲気がつかみやすいかも。

特に力を入れている技術とは?

次に大切なのは、お店がもつ技術! 自分の極めたい技術とお店が力を入れている技術が一致していれば、自分の目標とする美容師に近付きやすくなります。ほとんどのお店が一番にカットに力を入れているので、カット以外で力を入れている技術を確認してみましょう。
 
例えば、カラーを得意とするお店では色のバリエーションや髪を傷めずにカラーリングする技術を研究したりもしています。またヘアスタイリングだけでなくメイクに力を入れているお店では、冠婚葬祭用のヘアメイクのほか、ファッションショーのモデル用や、雑誌の撮影用のヘアメイクをうけおっているサロンや、エステやネイルをメインに行うところも。トータルビューティーとして、ヘア・メイク・エステ・ネイル・ブライダル・着付けなど総合的な演出を得意とするサロンもあります。

ヘアスタイル作品をチェック

美容室を紹介する情報誌やカタログに、ヘアスタイル作品が掲載されていることがありますよね。ヘアスタイル作品を見れば、美容室のことを知るきっかけにもなります。ただし、作品集として販売されているヘアスタイル作品を掲載しているサロンもあるので、他のお店のヘアスタイル作品を自店のものとして紹介していないかまで、きちんとチェックしておきましょう。
 

お店の雰囲気はどうか?

実際に働く美容師が職場で大事だと思っているものが、お店の雰囲気が良いこと。サロンの雰囲気が自分に合っていればモチベーションにもつながるので、以下のポイントを参考にしてみてください。

客層

年齢や性別、職業など、どういうお客様がどういうヘアスタイルを求めて来店するかどうかで、お店の雰囲気は大きく違います。また、リピーターのお客様が多いのか、新規客の獲得に力を入れているのかで活気や話す内容も変わるので、チェックしておきましょう。

立地/規模

どんな場所にどのぐらいの大きさの店舗を構えているのかということも、お店の雰囲気に大きく影響してきます。駅前ならば、仕事帰りのOLやサラリーマンのお客様が多くなりやすいですし、住宅街近くにならば主婦のお客様が多いということもあるでしょう。またお店の規模では、個人経営の少人数でやっているお店なら従業員同士の関係が密になり、チェーン店の大きなお店だと一人ひとりとの付き合いが希薄になりがちのようです。

スタッフ

仕事をするときに気になるのは、やっぱり人間関係ですよね。お店で働くスタッフがどんな関係なのか、アットホームでスタッフ内のつながりも強い関係? それともスタッフをライバルと考えてお互いに切磋琢磨している関係なのか? 求人内容やブログなどのSNSだけでは分からない部分なので、実際に来店してみると分かりやすいかもしれませんね。
 

自分が成長できるお店かどうか

自分が憧れる美容師にむかって成長できるかどうかは自分の努力次第ですが、努力しやすい環境かどうかは、就職したお店に大きく左右されます。「このお店なら自分は頑張れる!」と思えるお店を選んでいきましょう。

お客様の多い/リピート率が高い

お客さんが多く来店して満足度が高ければリピーターが増え、また評判を聞いた新規のお客さんも増加。つまりお客さんの数は技術のバロメーターとしても見ることができるのです。美容師としての技術スキルや接客レベルをどんどん上げたいと考えている人は、お客様が多いことや、リピート率が高いことお店を探してみましょう。

社内での教育にどの程度力を入れているか

成長するためにはスキルアップできる環境が整っている、先輩がキチンと指導してくれる、ということも大事。お店によっては、先輩スタッフが営業が終わったらすぐに帰ってしまい、技術を教えてもらったり、練習を見てもらう時間が確保できないことも。その点、大型店舗はスタッフの人数が多いため、あらかじめカリキュラムが組まれている美容室がかなり多いようです。技術を習得するまでの練習時間が確保されていることも多く、スタイリストになるまでどのぐらいの時間かかかるのか予想もできるため、やる気につながりやすくなります。

サロン内での将来性があるか

昇給ができるのか、スタイリストなど地位が上がるのかといった、サロン内での自分の将来性があるかどうかも確認しておきましょう。お店が繁盛していないと売上も低いため、従業員の昇給も望み薄…。また、せっかくスタイリストになっても顧客数も見込めないので、更なる成長を見込めません。また、従業員の中に何年もアシスタントのままスタイリストになれない人がいるとしたら、適正な評価がされない、練習時間がないなど、ステップアップが難しい原因があるかもしれないので、チェックしておきましょう。
 

給与体系や労働条件

給与体系や労働条件は、生活と密接に関係ある部分なので、一番気になるところですよね。就職したいと思っているお店があるなら、そのお店の給料のシステムや労働条件については必ず把握しておきましょう。

給料体系

アシスタント時代の初任給よりも大事なのは、スタイリストになった時の給料形態です。顧客の売上に対してどれくらいの割合が給料となるのかや、スタイリストの中でも、トップスタイリストのようなランクの違いで手当てがどう変わるのか知っておくことは大事。また、求人票の給料設定が実際と違うサロンも少なくないため、キチンと聞いて確認しておきましょう。

雇用形態/労働条件

正社員や業務委託など、雇用形態/で条件は違ってきます。業務委託とは、個人事業主としてお店に出向き、そのサロンで働く、自営業のようなもの。基本給などはなく完全歩合になります。正社員として働く場合は、週休何日か、基本給や残業代がいくらか、勤務時間はいくらか、福利厚生や通勤費などの手当てがでるかといった基本的な労働条件をチェックしておきましょう。

 


 
 
サロンのコンセプトや教育方針、お店の雰囲気や労働条件など、就職先を選ぶポイントは数多くあります。そういったポイントをチェックするためには、自分がどういう環境で働きたいか、どういう技術を磨きたいかといったヴィジョンをもって選ぶことが必要。イメージをしっかりと持って、快適に働ける職場を見つけましょう!

美容師の関連求人

美容師になるための情報まとめ

美容師とお客様が恋に落ちる!? 時間のない美容師の恋愛事情

美容師ってモテそうなイメージがありますが、土日の休みが取りづらく、朝早く夜遅い職種なので、恋人を作る時間もないという人も多いようです。

空いた時間で学べる「通信制度」の秘密とは? 美容学校の「通信課程」について徹底分析!

美容学校と聞くと専門学校のように学校に通って、仲間達とヘアカットやスタイリング、カラーリングなどの実技を磨いていくイメージが強いですよね。かなり忙しいし、お金がかかるとも耳にした人もいるかもしれませんが、ちょっとお手ごろな「通信課程」があるのをご存知だったでしょうか?

ハサミは形だけじゃない! 切れ味や長く使えるかどうかは素材が重要

美容師の腕を大きく左右する仕事道具の“ハサミ”。ハサミの形や大きさによって切れ方や特徴が変わってきますが、実はハサミの“素材”にも大きな違いがあることを知っていますか? 素材によってハサミの切れ味が変わったり、どのぐらい持つかということが大きく変わっくるのです。

美容師のハサミってどこで買えばいいの? その疑問にお答えする“美容師のハサミの購入方法”

みなさん、普段ハサミってどこで買っていますか? 「いやどこでも売ってますよ」っていう返事が返ってきそうですが、実は美容師が使うハサミはどこでも売っていないんです! 最近では通販やネットオークションなどで比較的簡単に買えるようになってきましたが、基本的に美容師用のハサミって一般の人は購入できないんです。

自分にぴったりのシザーケースを選ぼう! 選び方とオススメブランド

美容師が仕事をするために必要不可欠な“ハサミ”。カットやヘアスタイルに合わせてハサミの種類を変えることも多いので、何本かを使い分けている人がほとんどですよね。でも、ハサミを変える度に収納場所まで行って取り替えるとなると、ちょっと面倒くさい…。

美容師に必要な最終学歴

美を扱う仕事というのはいつの時代もあこがれの職業。その中でも特に人気なのが美容師です。しかし、美容師という職業は美容室に勤務するだけではなれません。美容師として仕事をしていくためには、美容師としての免許が必要なのです。

美容師になるためには専門の資格が必要です! 資格や取得条件など事前に確認しておきましょう

美容師として働くには、国家資格が必要です。そのためには、美容学校へ入って勉強しなければなりません。でも、美容学校に入るには中卒でも大丈夫なのでしょうか?そこで、美容師になるために必要な学歴についてお伝えします。

美容師になるには -美容師のお仕事

美容師というと華やかなイメージのある職業。 一方、生活に欠かせない身近な存在でもあり、人をキレイにする美容のプロとして、代表的な職種といえるでしょう。

美容師免許取得編 -美容師になるには

美容師になるための必須条件は、美容師国家資格を取得しなくてはいけません。受験者数は年々減少傾向にありますが、合格率は上がっています。

「美容師免許をなくした…」そんな時はすぐに再発行! 美容師免許の再交付や変更などの方法とポイント

美容師という仕事をするにあたって、美容師免許は不可欠です。国家試験合格後に申請手続きをしてやっと免許が交付されるので、初めての美容師免許の申請を困惑しながら行ったという人もいるかもしれません。

美容師試験に合格したらすぐに美容師免許の申請スタート! 初申請の方法やポイントとは?

美容師になるにはスキルやセンスを磨くことも大切ですが、まずは美容師の国家試験に合格することが大切です。厳しい練習や勉強の末に試験に合格できれば、晴れてアナタも美容師に。「これからがんばるぞー!」と意気込むのは良いですが、美容師免許の申請はお済みですか?

美容師のお給料が安いってホント!? 役職別に給与・年収の実態を知ろう!

体力仕事の上、お給料も安いと言われている美容師ですが、その給与が実際にどのくらいなのか正確な数字を知らない人も多いのではないでしょうか? ある程度きちんとした数字を知っておけば、自分の将来計画も立てやすくなりますよ。

国際化の波が美容師にも押し寄せる!? 転職にもプラスになる美容院での接客英語

美を扱う職業として大人気の美容師という仕事。自分の技術を高めるために、ヘアメイクアーティストとして海外に留学・就職する人も多いですね。そんな時に必要なのが“英語力”。

ここでのミスが一番の痛手!? 美容師国家試験当日の持ち物&服装に気をつけろ!

試験対策もばっちり済ませて自信満々! という状態でも、怖いのが“忘れ物”ですよね。学校の近くまで来て「あっ、あれ忘れた…」なんて思っても、戻るのには時間が無くて間に合わない…なんて、誰もが一度は経験したことがあるのでは無いでしょうか?

毎年2万人以上が受験する「美容師国家試験」の合格率や基準を大公開!!

毎年2万5千人以上もの人が受験する“美容師国家試験”。この中の多くの人が、美容師国家試験を受けて、4月からそれぞれのサロンで働き始めています。しかし、実際に全員が全員受験するわけでも、合格するわけでもありません。

実力が今、試される!「美容師国家試験・実技試験」について詳しく解説!

美容師国家試験の本髄とも言える「実技試験」。限られた時間の中で自分の納得いくものを仕上げるのは中々難しいもの。しかも、試験官の厳しいチェックが入っていると思うと余計に緊張しますよね。

過去問つきで解説! 美容師国家試験の“筆記試験”の詳しい内容をチェックしよう!

美容師になるために避けては通れない「美容師国家試験」。その関門のひとつ“筆記試験”は、まさに記憶力との勝負です。2年間、美容学校でみっちり覚えてきたことを何回も復習して覚えなければいけないので、勉強が苦手な人はちょっと憂鬱かもしれません。