美容スペシャリストな自分になるために

2016年4月26日更新

美容師

「ヘッドスパ専門店」で働いて、頭皮ケアのプロフェッショナルになろう!


 
みなさんは「ヘッドスパ」を体験したことはありますか? 「ヘッドスパ」は世界3大医学のひとつであるインドの伝統的医学を起源とした頭皮マッサージを行う、日本独自の施術。『頭皮のクレンジング』『マッサージ』『髪の修復』という3つの要素からなり、リラックス効果だけでなく体にもよい効果をもたらしてくれる、至極の頭皮ケアです。
 
今回は頭皮のケアに特化した「ヘッドスパ専門店」での仕事内容についてご紹介。ヘッドスパの仕事がちょっと気になっているという人や、美容師免許を持っているけれど、カットよりシャンプーの方が得意! という人などはぜひ、読み進めてみてください。

ヘッドスパの仕事内容とは?

ヘッドスパでは、頭部のマッサージだけでなく、シャンプーやトリートメントなどのヘアケアによって、頭だけでなく肩・背中のコリや汚れを取り除くことができます。「頭部をマッサージするだけで、肩や背中のコリも治せるの?」と不思議に思う人もいるかも。これは、頭皮の血行を改善することで、身体の疲れやコリが解消されるからなのです。では、実際どんな流れで施術していくのか、詳しく見ていきましょう。

カウンセリング

まずは、頭皮の状態をチェック。毛の薄さや毛穴の詰まり具合を中心に、髪や頭皮に関するトラブルを発見し、その原因と改善ための方法をお客様と一緒に考えていきます。お客様の悩みをどれだけ聞き出せるかで、改善法や施術、はたまた結果も変わってくるので、カウンセリングは丁寧に行いましょう。

クレンジング

カウンセリングの後は、いよいよ施術スタート。専用のクレンジング剤でシャンプーを行い、頭皮と髪の毛を優しくケア。洗い上がりは毛先までしっとりと、輝きのある綺麗な髪に仕上げるのがポイントですよ。

頭皮マッサージ

いよいよトリートメントとマッサージ開始。専用のトリートメントで頭皮を柔らかくした後は、しっかりとコリをもみほぐしていきます。この時、指の腹や手のひらを使って頭部のツボを刺激するのがポイント。また、力の加減・リズム、そして順序にも気を遣いながら、お客様に気持ちが良いと思ってもらえるようなマッサージをしていきましょう。

首から肩にかけてのマッサージ

最後は、首から肩にかけてのマッサージ。リンパの流れに沿いながら、筋肉のコリをしっかりとほぐし、血液の循環を良くしていきましょう。コリや痛みの元となる老廃物が除去されれば、お客様の心と体が元気になること間違いなしです。
 

給料や勤務時間はどのくらい?

給料

もちろんお店によりますが、ほとんどのお店が月収20万円前後からスタートします。同じように髪を扱う美容師の月収は、スタイリストの場合20万円前後なので、同じくらいといえるでしょう。また、お店によっては経験や能力によって昇給も望めますよ。

勤務時間

正社員の場合は、週に5日で1日9時間~10時間程度(昼休憩も含む)働くことになります。お休みも週2日(もしくは月に7~9日)ほど取れるところがほとんど。もちろん土日営業の会社がほとんどなので、シフト制でお休みが決まるようです。
 

持ってると有利な資格

ヘッドスパは髪を洗ってマッサージするだけだし、一見資格も必要ないように感じますが、実は1つ、絶対に持っていなくてはいけない資格があります。また、持っていれば自分のレベルアップに繋がり資格もあるので、ご紹介しましょう。

美容師免許(必需)

実は「お客様の頭に触れると」いう行為自体、美容免許が必要になってきます。なので、美容師でもアシスタントで資格を持っていない人は、シャンプーを任せてもらえないように、ヘッドスパ専門店でも免許がなくては施術に関わることはできません。また、採用の時に美容師としてのシャンプー実務経験が1年以上必要なところもあるので、条件はしっかり確認しましょうね。

ヘッドスパ検定

日本ヘッドスパ協会が開催している、理美容専門学校生や理美容師のための検定。ヘッドスパリストとしての知識、技能の習熟度を試します。試験内容は、学科試験と実技試験で構成されていますが、受講者には事前に理論講習、実技講習などのセミナーを行ってくれるので、勉強にもなって一石二鳥。必ず必要な資格というわけではありませんが、実力UPのために受けておいて損は無いでしょう。

エステの経験がある人も有利

ヘッドマッサージということで、美容師の経験にプラスして、エステの経験がある人を優遇して採用するお店もあります。お客様がよりリラックスできるよう、より高度なマッサージテクニックを要することもあるので、少しでもエステをしていた経験があるという人は、ぜひ強みとして生かしてみてください。
 

美容師なら知っておきたいヘッドスパの種類とメリット

ヘッドスパは美容室などにある温水シャワーを利用して、頭皮と髪の健康を促進させていくヘッドマッサージですが、一口にヘッドスパと言ってもその技術や種類は様々です。ここでは美容室で体験できるヘッドスパの種類とその効果について見ていきましょう。

「炭酸ヘッドスパ」

最近多くの美容室でも扱われるようになった炭酸ヘッドスパ。炭酸水を使って頭皮や毛穴、髪に付着した皮脂などの汚れを落としてくれたり、頭皮の臭いやかゆみを抑えたり、髪質を改善してくれる効果があります。炭酸ガスが含まれたお湯を使うことによって、血行を促進させてくれるので、新陳代謝が上がり、さらに老廃物も取り除いてくれるんですね。
 
実際に美容室ではどんな施術が行われているんでしょうか? まずはシャンプーの代わりに「炭酸フォーム」を使って頭皮の汚れを取り、同時に炭酸水を頭皮に当てて血行促進を促すことになります。さらに頭皮ケアエッセンスによって、頭皮に栄養を与えて仕上げてくれるサロンも多いんですよ。

「超音波ヘッドスパ」

超音波を用いて行うヘッドスパの方法で、毛穴に詰まった汚れを落としてくれます。超音波は毎秒数百万回も振動するので、汚れをミクロまで分解し、細かい汚れの除去が可能に。頭皮に洗い残しがあると、それらがホコリやチリと結びついてしまい、頭皮の衛生状態が悪くなってしまうので、そういった細かい汚れを落としたい時は超音波ヘッドスパを利用するといいでしょう。また、超音波ヘッドスパを使うと、頭皮ケアエッセンスの栄養成分が頭皮に浸透しやすくなるというメリットもあると言われています。

「ハニーパックスパ」

ハチミツを50%以上も配合した頭皮パックを使って、頭皮マッサージをするというもの。ハチミツの成分には、フケやかゆみを防いでくれたり、頭皮を柔らかく潤いのある状態にしてくれたりする効果があります。頭皮が硬かったり、乾燥しやすい人にはおすすめのヘッドスパです。

「オイルヘッドスパ」

オリーブオイルやホホバオイル、椿油などを使って、頭皮のかゆみを改善する方法です。このヘッドスパには、毛穴の汚れを落とすことはもちろん、リラクゼーションの効果も期待できます。また紫外線からくる頭皮の乾燥を、オイルの保湿力によって予防してくれる効果も。ストレス&頭皮のかゆみに悩まされている人にはおすすめですね。
 

美容室のヘッドスパと専門店のヘッドスパは何が違うの?

近年ではヘッドスパを受けられる美容室が増えてきていますが、ヘッドスパ専門店も多く登場しています。ここからは美容室と専門店のヘッドスパについて、そのサービスの違いを見ていきましょう。

美容室のヘッドスパ

まず美容室では、定番と言われているオイルやクレンジング剤でのヘッドスパが主流となっています。始めにクレンジングで頭皮の汚れを落としてからシャンプーを行って、トリートメントやトナーを使ったマッサージで頭皮にうるおいを与えていくというのが一般的な流れ。もちろん、これで充分に頭皮の汚れは取り除けますが、ヘッドスパの種類は専門店に比べるとあまり多くありません。とはいえヘアカットやカラーリングのついでにヘッドスパが受けられるので、効率が良かったり、ヘアセットの仕上げを綺麗にしてくれたりというメリットもあります。また定期的に美容室に通うので、頭皮のケアが習慣化して、綺麗な状態を長く保つことができるんですね。
 
ヘッドスパに力を入れている美容室は多くあり、「日本一のヘッドスパ」と謳っていたり、「オーガニック系のヘッドスパ」を売りにしているところもあるそう。また男性にもヘッドスパを体感してもらうために「男性歓迎」としている美容室もあるので、美容室によって様々な特徴がありますよ。

専門店のヘッドスパ

ヘッドスパの専門店は、美容室と比べて充実した頭皮ケアやリラックス効果があるトリートメントを常備していて、いろいろなサービスを受けられます。中には独自のメニューを開発しているサロンもあるようで、東洋医学やアロマテラピーなどをヘッドスパに取り入れているそう。専門店になると髪のケアはもちろん、肩こりやフェイスの美容、髪の根元から髪質を変えていくといった、さらに進化したヘッドスパを受けられるのが魅力的です。普段は美容室に通って、頭皮を入念にケアしたい場合は専門店に通うといったように、使い分けてみるのもいいかもしれません。
 

ヘッドスパの料金

気になるのはヘッドスパの料金ですよね。美容室によって値段の設定は様々ですが、5,000円程度が一般的で、安いところだとワンコインの500円、高くても8,000円~10,000円といったところ。1つ注意してほしいのは、比較的安いメニューだときちんとしたヘッドスパが行われないこともあることです。シャンプーをより頭皮に効果があるものに変えたり、頭皮マッサージがオプションとして加えられるだけの場合があるので、不安な人はしっかりとしたヘッドスパを受けられるか事前に美容室に確認するようにしましょう。
 
また専門店のヘッドスパになると、時間制になることが一般的。40分~120分のコースが多く、40分だと5,000円ほどで、長めの120分になると15,000円ほどといった価格設定になっています。またさらにハイクオリティな専門店になると120分で20,000円以上かかることも。予算にあったサロンを探すことをオススメします。
 


美容室によっては“ヘッドスパメニュー”を取り入れていることもありますが、やっぱりプロフェッショナルである専門店の方が、知識も技術も優れていると言えるでしょう。また特殊な機器を導入するなどして、最先端のヘッドスパをとことん追求しているところも。シャンプー&マッサージ好きの人は、ヘッドスパリストとしての道も前向きに検討してみてくださいね。

美容師の関連求人

美容師になるための情報まとめ

美容師とお客様が恋に落ちる!? 時間のない美容師の恋愛事情

美容師ってモテそうなイメージがありますが、土日の休みが取りづらく、朝早く夜遅い職種なので、恋人を作る時間もないという人も多いようです。

空いた時間で学べる「通信制度」の秘密とは? 美容学校の「通信課程」について徹底分析!

美容学校と聞くと専門学校のように学校に通って、仲間達とヘアカットやスタイリング、カラーリングなどの実技を磨いていくイメージが強いですよね。かなり忙しいし、お金がかかるとも耳にした人もいるかもしれませんが、ちょっとお手ごろな「通信課程」があるのをご存知だったでしょうか?

ハサミは形だけじゃない! 切れ味や長く使えるかどうかは素材が重要

美容師の腕を大きく左右する仕事道具の“ハサミ”。ハサミの形や大きさによって切れ方や特徴が変わってきますが、実はハサミの“素材”にも大きな違いがあることを知っていますか? 素材によってハサミの切れ味が変わったり、どのぐらい持つかということが大きく変わっくるのです。

美容師のハサミってどこで買えばいいの? その疑問にお答えする“美容師のハサミの購入方法”

みなさん、普段ハサミってどこで買っていますか? 「いやどこでも売ってますよ」っていう返事が返ってきそうですが、実は美容師が使うハサミはどこでも売っていないんです! 最近では通販やネットオークションなどで比較的簡単に買えるようになってきましたが、基本的に美容師用のハサミって一般の人は購入できないんです。

自分にぴったりのシザーケースを選ぼう! 選び方とオススメブランド

美容師が仕事をするために必要不可欠な“ハサミ”。カットやヘアスタイルに合わせてハサミの種類を変えることも多いので、何本かを使い分けている人がほとんどですよね。でも、ハサミを変える度に収納場所まで行って取り替えるとなると、ちょっと面倒くさい…。

美容師に必要な最終学歴

美を扱う仕事というのはいつの時代もあこがれの職業。その中でも特に人気なのが美容師です。しかし、美容師という職業は美容室に勤務するだけではなれません。美容師として仕事をしていくためには、美容師としての免許が必要なのです。

美容師になるためには専門の資格が必要です! 資格や取得条件など事前に確認しておきましょう

美容師として働くには、国家資格が必要です。そのためには、美容学校へ入って勉強しなければなりません。でも、美容学校に入るには中卒でも大丈夫なのでしょうか?そこで、美容師になるために必要な学歴についてお伝えします。

美容師になるには -美容師のお仕事

美容師というと華やかなイメージのある職業。 一方、生活に欠かせない身近な存在でもあり、人をキレイにする美容のプロとして、代表的な職種といえるでしょう。

美容師免許取得編 -美容師になるには

美容師になるための必須条件は、美容師国家資格を取得しなくてはいけません。受験者数は年々減少傾向にありますが、合格率は上がっています。

「美容師免許をなくした…」そんな時はすぐに再発行! 美容師免許の再交付や変更などの方法とポイント

美容師という仕事をするにあたって、美容師免許は不可欠です。国家試験合格後に申請手続きをしてやっと免許が交付されるので、初めての美容師免許の申請を困惑しながら行ったという人もいるかもしれません。

美容師試験に合格したらすぐに美容師免許の申請スタート! 初申請の方法やポイントとは?

美容師になるにはスキルやセンスを磨くことも大切ですが、まずは美容師の国家試験に合格することが大切です。厳しい練習や勉強の末に試験に合格できれば、晴れてアナタも美容師に。「これからがんばるぞー!」と意気込むのは良いですが、美容師免許の申請はお済みですか?

美容師のお給料が安いってホント!? 役職別に給与・年収の実態を知ろう!

体力仕事の上、お給料も安いと言われている美容師ですが、その給与が実際にどのくらいなのか正確な数字を知らない人も多いのではないでしょうか? ある程度きちんとした数字を知っておけば、自分の将来計画も立てやすくなりますよ。

国際化の波が美容師にも押し寄せる!? 転職にもプラスになる美容院での接客英語

美を扱う職業として大人気の美容師という仕事。自分の技術を高めるために、ヘアメイクアーティストとして海外に留学・就職する人も多いですね。そんな時に必要なのが“英語力”。

ここでのミスが一番の痛手!? 美容師国家試験当日の持ち物&服装に気をつけろ!

試験対策もばっちり済ませて自信満々! という状態でも、怖いのが“忘れ物”ですよね。学校の近くまで来て「あっ、あれ忘れた…」なんて思っても、戻るのには時間が無くて間に合わない…なんて、誰もが一度は経験したことがあるのでは無いでしょうか?

毎年2万人以上が受験する「美容師国家試験」の合格率や基準を大公開!!

毎年2万5千人以上もの人が受験する“美容師国家試験”。この中の多くの人が、美容師国家試験を受けて、4月からそれぞれのサロンで働き始めています。しかし、実際に全員が全員受験するわけでも、合格するわけでもありません。

実力が今、試される!「美容師国家試験・実技試験」について詳しく解説!

美容師国家試験の本髄とも言える「実技試験」。限られた時間の中で自分の納得いくものを仕上げるのは中々難しいもの。しかも、試験官の厳しいチェックが入っていると思うと余計に緊張しますよね。

過去問つきで解説! 美容師国家試験の“筆記試験”の詳しい内容をチェックしよう!

美容師になるために避けては通れない「美容師国家試験」。その関門のひとつ“筆記試験”は、まさに記憶力との勝負です。2年間、美容学校でみっちり覚えてきたことを何回も復習して覚えなければいけないので、勉強が苦手な人はちょっと憂鬱かもしれません。