美容スペシャリストな自分になるために

2017年4月26日更新

美容師

美容師に必要な最終学歴

マークシート
 
美容師として働くには、国家資格が必要です。そのためには、美容学校へ入って勉強しなければなりません。でも、美容学校に入るには中卒でも大丈夫なのでしょうか?そこで、美容師になるために必要な学歴についてお伝えします。
 

美容師になるには美容学校卒の学歴が必要

「美容師に学歴なんて関係あるの?」と思われる方も少なくありません。しかし、美容師として仕事をするには、美容師養成施設(以下、「美容学校」)を卒業し、国家試験に合格しなければなりません。
 
その理由は、不特定多数の人に触れるため衛生上の問題から、伝染病のことや消毒、衛生法規などについての知識や、ハサミやカミソリなど刃物を扱うため、万一お客様にケガをさせてしまったときの応急処置の方法なども身につける必要があるからです。
 
国家試験では、以下のような内容が出題されます。これらの科目は高校の普通科では勉強することがないため、美容学校に通って知識と技術を学ばなければならず、美容師になるには専門学校による履修が必要ということになります。
 

美容師国家試験の内容

実技:カッティング、オールウェーブセッティング
 
筆記:衛生管理、美容保健、美容理論、美容の物理・化学、関係法規・制度
 

中卒でも美容師になることは可能

学校の教室
 
国家試験を受験するには、まず厚生労働大臣が指定する美容学校に入学し、昼間・夜間なら2年以上、通信制の場合は3年以上の課程を修了しなければなりません。
 
通常は「高等学校卒業以上」が入学資格となっていますが、「専修学校制度」により、高等課程の認可を受けている美容学校であれば、中卒でも入学することができます。
 

3つに分類される専修学校の入学資格

  • 専門課程―高等学校卒業者、高等専修学校卒業者(3年制)
  • 高等専修学校―中学校卒業者
  • 一般課程―特になし

高等専修学校であれば中卒でも入学可能です。国家試験に合格するための教科以外にも、一般の高校生が学ぶ教科も勉強できますので、きちんとした学歴として社会で通用します。
 

「通信課程」や「高卒認定」で学ぶことも可能

勉強
 
中卒で美容師になるには、「通信課程」「高卒認定」という方法もあります。
 

通信課程とは?

美容学校のテキストに従って自宅で勉強し、定期的にレポートを提出する学び方。年に数回、「スクーリング」といって、学校に通い美容師としての技術や学科のレクチャーを受けることもあります。
 
通信課程は、ほとんどの美容学校に設置されています。中卒以上であれば入学資格が与えられていますが、高卒以上となっている美容学校もありますので、入学を希望する場合は事前確認しましょう。
 

高卒認定とは?

高卒と同程度の学力があることを証明する制度です。「高等学校卒業程度認定試験(高認試験)」に合格すれば、高卒者と同じ扱いを受けることができ、美容学校だけでなく短大、大学への受験資格を得ることができます。
 

やり甲斐のある美容師の夢を実現してみては?

今まで「中卒だから無理」とあきらめていた人も、憧れの美容師になるチャンスがあることがおわかり頂けたと思います。勉強が嫌いな方にとっては、法規や衛生管理など難しい勉強も多いとは思います。
 
たとえ美容師になったとしても、常に流行や美容知識、カット技術を磨くなどの努力が必要です。それだけに、お客様が喜ぶ姿や「ありがとう」の言葉にやり甲斐を感じることができる職業でもあります。
 
「中卒だから…」と美容師の夢をあきらめていた方も、これを機会に夢を実現してみてはいかがでしょうか。

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