美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.04.27

作成:2017.04.21

美容師

美容師にとって大切な顧客属性分析について

データ分析
 
みなさんは、顧客属性分析を怠ってはいませんか?顧客の属性分析とは、お客様の年齢や性別、職業などを分類し、それぞれの嗜好などを分析するということで、美容師の場合、カルテに書き込む内容のことです。今回は、顧客属性の分析方法がよく分からないという美容師のために、そのやり方や美容室経営に重要な点をご紹介していきます。
 

売上アップに大切な顧客属性分析の仕方

顧客属性の分析は、それほど難しいことではありません。お客様とのトークの中で、お客様の情報を獲得していき、その情報を記憶するだけです。しかし、お客様とのトークが必要になるため、口下手な美容師の場合は少し苦労するかもしれません。
 
例えばお客様とのトークの中で、そのお客様がスイミングスクールに通っていたとしましょう。この情報には、髪の毛に関する情報が含まれています。スイミングスクールのプールの水には塩素が大量に含まれていて、髪の毛がパサパサになってしまう原因になります。そのため、定期的にサロンでトリートメントを勧めることができます。
 
このように、トークによりそのお客様の趣味や嗜好などを獲得していき、髪の毛と結びつけてみると、簡単に顧客属性を分析することができます。
 

集客に重要な2つのこと

チェックリスト
 

サロンのキャパに合わない集客をしない

キャパに合わない集客は、却ってその美容師の首を絞める行為とも言えます。美容師1人で回すことができる人数の最大数は2人です。もし、アシスタント1人いる場合、上手に回せば、最大4人のお客様を担当できます。
 
しかし、集客をしすぎてしまい、サロンや美容師のキャパに合っていない人数が同じ時間に重なったとすると、1人の施術にかける時間が短くなり、パフォーマンスも落ちてしまいます。そのため、なるべくサロンのキャパや人数に合わせて集客を行いましょう。
 

販売しているメーカーを絞る

みなさんの サロンでは販売している店販品のメーカーを頻繁に変えてはいませんか?この状態も非常に危険です。なぜなら、お客様が販売している店販品を好んだ場合、すでに取り扱っていないという状態になることがとても多くなるからです。
 
店販品がないため、お客様が他のサロンに移ってしまうことも多いです。そのため、なるべくなら、販売するメーカーは2つ、3つに絞るようにしましょう。
 

顧客属性の分析と重要点を押さえて人気サロンにしよう

ヘアサロン
 
このように、サロンや美容師個人の売り上げアップには顧客属性の分析と、今回ご紹介した2つの重要点がとても大切です。これらをしっかりと押さえて、人気サロンに導きましょう。
 
顧客属性の分析に重要なトークに関しては、新規客の場合はとても難しいですが、回数を重ねるごとに情報を集めやすくありますので、美容師のみなさんは、諦めずにアプローチをかけてみましょう。

Author:美プロ編集部

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