美容スペシャリストな自分になるために

更新:2021.04.22

作成:2017.03.28

アイリスト

つけまつげの洗い方!正しいお手入れで長持ちさせる秘訣は?


 

つけまつげは、使い捨てのイメージがありますが、お手入れの仕方によって長持ちさせられるものなのです。100円ショップで購入したものは比較的あまり長持ちしないものもありますが、コスメショップで購入したものであれば、比較的持ちもよく何度か繰り返して使用することができますよ。

 

それでは、つけまつげの洗い方や正しいお手入れ方法をご紹介します。正しくお手入れをして、つけまつげを長持ちさせましょう。何回ぐらい使えるのか、目安も確認しておくと良いですね。

 

INDEX
■つけまつげのお手入れ方法
■つけまつげは何回くらい使える?
■つけまつげの付け方をおさらい
■まとめ

つけまつげのお手入れ方法


 

柔らかく繊細なつけまつげを長持ちさせるためにも、日頃からお手入れはしっかり行ないましょう。「1回くらいは洗わずに使っても大丈夫でしょ?」とお手入れをサボってしまうと、持ちを悪くするだけではなく衛生的にも良くありません。直接肌に付けるものなので、取扱いには注意しましょう。

用意するもの

つけまつげのお手入れに必要なものをご説明します。

 

  • 使用済みのつけまつげ
  • 綿棒
  • コットン
  • ティッシュ
  • マスカラリムーバー
  • つけまつげケース

 

つけまつげをした上からマスカラを塗る人は、付着したマスカラを落とさなければなりません。お湯で落とせるマスカラであれば洗う際に落とせますが、ウォータープルーフタイプのマスカラを使用している人は、専用のマスカラリムーバーでしっかり落としていきます。

お手入れ方法

用意した綿棒やコットンを使って汚れを落としていきます。一日使った後のつけまつげには、つけまつげ用の接着剤やアイラインやマスカラなどの化粧品汚れが付いています。

 
【手順】

1.付着したマスカラを綿棒で取る

コットンの上に汚れたつけまつげを置き、クレンジングオイルやマスカラリムーバーを綿棒に沁みこませ、毛並みに沿って優しくなでます。つけまつげを傷めないためにも、予めマスカラはお湯で落とせるものを使うと良いでしょう。

2.ぬるま湯につけまつげを浸す

35~40度のぬるま湯をためて、つけまつげを浸します。毛の細かい部分に付いた汚れや接着剤が浮いてきます。この際、注意が必要なのはつけまつげの素材がお湯に弱くないかという事。カールが取れやすくなる事もあるため、十分に様子をみておきましょう。

3.ぬるま湯からあげて汚れを取る

お湯に浸けていたつけまつげをコットンの上におき、綿棒やコットンで水分を取ります。ひどく汚れている場合は、ここでもクレンジングオイルを使用して除去しましょう。接着剤などを優しく拭き取ります。

4.毛並みを整えて乾燥させる

汚れをきれいに除去したら、綿棒で毛並みを整えます。綺麗な布やガーゼの上に置いて天日干しして乾かします。または、ドライヤーの風をあてて乾かすのも良いでしょう。水分が残っている状態だと、雑菌が繁殖する恐れがあります。

 

ここまでが、つけまつげの洗い方です。つけまつげの素材が水に弱いというものであれば、お湯に浸すのはやめてコットンを濡らして丁寧に拭きとるようにしてください。また、長時間お湯に浸していると、つけまつげのカールが取れてしまう事もあるので、「汚れが浮いてきたな」と思ったら引き上げて水分を拭き取ってあげましょう。

保管方法

洗ったつけまつげは、しっかりケースに入れて保管するようにしましょう。水分をしっかり取り除いたら、十分に乾燥させてからケースに入れます。ここできちんと汚れや他のメイクを落としておかないと、雑菌が繁殖する場合もあるので、丁寧にお手入れをするようにしましょう。

 

一度使用したつけまつげは、使用する前よりも柔らかく自分の目に沿った形に変形してきます。二回目からはそこまでしっかりと形を整えなくても、目に合うように付けられるはずです。その形をしっかり保っておくためにはケースに入れて保管することが重要。ケースがないからと言ってそのまま適当にどこかに貼り付けて保管してしまうと形を損ねてしまいます。また、蓋が付いていないケースで保管をしていると、小さなホコリやごみがたくさん付着して、次に使用するときに上手く付けられなくなってしまいます。

 

つけまつげ専用のケースも100円ショップで購入できるので、取り外した後は必ず蓋付きのケースに入れて清潔に保管するようにしましょう。つけまつげは汚れを落として水分を取っておくことで、思っていたよりもずっと長持ちするものになるのです。気に入ったつけまつげは、しっかりとお手入れをして長持ちさせましょう。

 

つけまつげは何回くらい使える?


 

購入したつけまつげは何回くらい繰り返して使えるのでしょうか。つけまつげの素材や価格の違いによって、使える回数は異なります。当然、安価なつけまつげは、2~3回くらいで壊れて来てしまう事もあるでしょう。つけまつげを使用する頻度にもよりますが、毎日使うという人はいくつかをローテーションして使えば、一つひとつのつけまつげの持ちも良くなりますよ。

 

また、こだわりのつけまつげを見つけて愛用している人は、高価なもので10回以上使っているという事も。高価なつけまつげは丈夫に作られているという事もありますが、日頃のお手入れの仕方で大きく持ちは左右するのでしょう。

 

高価なものだからこそ長持ちさせて長く使いたい!」という気持ちも働き、安価なつけまつげを買った時に比べ、お手入れを丁寧にしているという人もいるのではないでしょうか。値段に関係なく、同じように優しくお手入れをするようにしてくださいね。

つけまつげの付け方をおさらい


 

ここで一旦、つけまつげの付け方をおさらいしましょう。つけまつげを台紙から外す際に、無理やり引っ張っている人はいませんか?使う前からつけまつげにダメージを与えてしまう場合もあるので注意しましょう。

 
【手順】

1.つけまつげを台紙から外す

つけまつげは繊細に出来ているため、軽く糊付けされたつけまつげをゆっくり台紙から外します。この時点で、無理やり外してしまうと毛が抜けてしまったり芯がよれてしまったりします。こうなってしまうと、すぐに壊れてしまうので注意してください。

2.つけまつげの幅を自分の目と合わせて調節する

購入したつけまつげを自分の目の幅に合わせる必要があります。目の幅より長く作られている事が多いので、そのままつけてしまうと目を閉じた際に皮膚に刺さって痛みを感じる事も。接着剤でつける前に長さの確認をして、つけまつげの芯が長い場合にはハサミでカットしましょう。

3.つけまつげの芯を柔らかくする

つけまつげをつけた後に、目元に馴染むように芯の両端をもって軽く動かしておきましょう。この時、10回くらいを目途に曲げ伸ばしすると良いですよ。

4.つけまつげに接着剤を塗る

つけまつげに接着剤を塗る際は、端から端まで均等に塗るのがポイントです。チューブタイプの接着材が多く、接着剤が一気に飛び出す恐れがあるのでティッシュに少し出してみると良いですよ。筆やハケがついているタイプであれば、比較的簡単に塗る事ができるのではないでしょうか。

5.自まつ毛の根元(上部)につけまつげを貼る

つけまつげを目にのせる場合には、少しだけ目を開けた状態で自まつ毛のきわに沿って貼り付けます。まずは、中央にそっとのせ位置が確定したら両端を固定していきます。自まつ毛の上側に貼り付ける事になりますが、自まつ毛との隙間を空けずにのせましょう。

6.剥がす時は丁寧に目頭側から

つけまつげを剥がす場合には、目頭の方から芯をゆっくり持ち上げます。間違っても毛を引っ張って剥がすのはやめてくださいね。自まつ毛も一緒に抜けてしまえば大惨事です。また、目元の皮膚を傷める事になりかねますので注意が必要です。

 

接着剤の量や扱い方を間違えなければ、つけまつげの持ちも良くなります。また、目元の皮膚はデリケートなので肌トラブルを起こしていないか見ておくようにしましょう。

まとめ

現代女性の目元に欠かせないアイテムになりつつあるつけまつげ。形、長さ、色、人工毛やナイロンなどの素材、そしてお値段も高いものから安いものまで多くの種類が販売されています。案外、値段の安いものだけを選んで毎回使い捨てにしているという人もいるかもしれません。しかし、お手入れの仕方次第で何度も繰り返して使えるものなのです。

 

雑誌モデルが使うものや化粧品の広告で使う場合のように、細かいところまできれいに写される撮影現場でも、3~5回は繰り返して使えるように作られています。決して、つけまつげは使い捨てを前提にしたアイテムではないのです。

 

つけまつげは、使える回数、使える期間は、商品の質のほかに、お手入れの仕方によって変わります。つけまつげを長持ちさせるためには、使った後のお手入れが重要になるのです。

 

つけまつげをつけたり外したり、毎日きちんとお手入れもせず、付着している接着剤だけ指で引っ張って外したりしていませんか?

細かい汚れを落としておく必要があるので、しっかりクレンジングオイルやリムーバーを使って落とすようにしてくださいね。目では見えない雑菌が目に入り込む前に対処しましょう。つけまつげのお手入れ方法を参考にして、お持ちのつけまつげを長持ちさせ清潔に保ちましょう。

 

Author:美プロ編集部

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