美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.10.04

作成:2017.03.23

アイリスト

原因から考える白いまつ毛の対策方法


 

髪の毛が白くなるように、白いまつ毛が生える場合があります。年齢と共に白い髪の毛が生えてくることはありますが、それと同じ症状がまつ毛にも見られるのです。

ただ、最近は若いのにまつ毛が白い人が増えています。何が原因で、どのような対策を取ればいいのでしょうか。

白いまつ毛の原因はメラノサイトの減少

まつ毛に限らず人間の体毛は、毛根にある「メラノサイト」という細胞が作る「メラニン色素」によって黒くなります。けれども何らかの原因でメラノサイトが減ると、メラニン色素が作られないので、体毛は白くなってしまいます。

 

メラノサイトが減る原因は完全に解明されたわけではありませんが、加齢や遺伝、ホルモンバランスの変化、栄養不足、ストレスなどが考えられます。老人はもちろん、出産後の女性も白髪はできやすいのです。

現代人のまつ毛が白くなりやすい理由

栄養不足

1日の長い時間パソコンを使って仕事をしたり、仕事が終わって帰宅した後もスマホを眺めたりすることが多い現代人。目を酷使する機会が多くなり、毎日そんな生活を続けていくことにより「眼精疲労」になってしまうのです。

 

眼精疲労になると、目の周りの筋肉が凝って血行不良になります。発毛に必要な栄養が毛根まで運ばれなくなり、その結果、まつ毛が白くなるのです。

食生活の乱れや無理なダイエットも栄養不足の原因です。

ストレス

ストレスもまた血行不良を招きます。仕事で嫌なことが起きた時や私生活で大きな変化があった時には、自分では気づいていなくても心にストレスがかけられているのです。

抱えきれないストレスは身体に様々な不調をもたらすのですが、その1つが血行の抑制。

 

ストレスが続くことによって血流がどんどん悪くなり、まつ毛を黒くするために必要な色素が作られなくなってしまうのです。

白いまつ毛を黒く再生するための対策

目
 

出来てしまった白いまつげは、マスカラでカバーします。白髪染めは目に入ると危険です。抜いてしまうのは毛根がダメージを受けて、二度とまつ毛が生えて来ないかもしれません。

マッサージで血行促進

目の周りをぐるぐると優しくマッサージすると、血流が改善されます。眼精疲労の改善だけでなく、目の下のたるみやしわの改善といった嬉しい効果がたくさん!

冷たい手で行うと逆効果なので、お風呂場やお風呂上りに3分程度行うようにしましょう。

温かいアイマスクを装着して眠る

ヒーター式のタイプやレンジで温める蒸気タイプなど、市販のアイマスクにも様々な種類があります。「残業続きで目が疲れたな…」という夜には、眠る前に目元を温めてあげましょう。ぐっすりと眠れて、疲れも取れるはず。

アイマスクが無い場合は、レンジで数十秒温めた蒸しタオルでもOK!

なるべくスマホやパソコンの画面を見る時間を減らす

仕事上どうしてもパソコンを使わなくてはいけないという人は、通勤の時間にはスマホを見ない、夜寝る前も必要以上はスマホを触らない、ということを徹底してみましょう。しばらく続けていると、溜まった目の疲れも徐々に解消されていきますよ。

バランスの良い食事を心がける

ダイエット中だからスープだけ、忙しいから1日1食だけ、のような偏った食生活は絶対にNG!目だけでなく身体全体への栄養が行き渡らなくなって体調不良を起こしてしまいます。量は少なくても良いので、1日3食しっかり食べるようにしましょう。

食事で足りない栄養はサプリメントで

バランスの良い食事をとっているつもりでも、意外と不足しがちな栄養も多いのです。

特に髪の原料となるタンパク質や、メラノサイトを活性化するヨード、血行を良くするビタミンEなどを意識してサプリメントを摂取しましょう。

定期的なストレス発散を

まずは何よりもストレスを溜めこみすぎないこと。買い物をする、休日は1日中ダラダラする、友達と旅行に行くなど、自分の好きな方法で定期的にガス抜きをするようにしましょう。

まつ毛美容液で、生え変わりを促進

1度は白くなってしまったまつ毛でも、美容液やまつ毛の栄養剤を塗ってあげることで黒く生え変わってくることは十分にあり得ます。まつ毛に負担を与えないように、労わってあげましょう。

黒くなるチャンスはあるから諦めないで


 

白いまつ毛は、目を酷使したり、ストレスが溜まったり、不規則な生活を送ったりすると、できやすくなります。これらが原因でメラニン色素が作られなくなるからです。逆に対策を取れば、黒くなって生え変わる可能性があります。

 

マッサージなど外側からのアプローチは血行を改善し、睡眠や食事など内側からのアプローチは毛根の回復を促してくれます。まつ毛に良くないことをしていないか、見直してみましょう。

Author:美プロ編集部

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