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作成:2017.05.30

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ネイリストもなってしまうジェルネイルアレルギーとは?

ジェルネイルアレルギーとは?

プロのネイリストやセルフでネイルをする人などが、ジェルネイルが原因となって発症するアレルギーがあるのをご存知ですか?指にアレルギーを発症する物質が触れてしまうことで引き起こされる「接触性皮膚炎」であり、ある日突然発症することもしばしば。一度発症してしまうと完治が難しいとされています。プロのネイリストが発症すると仕事に差し障り、セルフネイラーが発症すればもう二度と気兼ねなくセルフジェルネイルを楽しめなくなるでしょう。

プロやセルフ関係なく、ジェルネイルを施すのであれば、ジェルネイルアレルギーについて知っておく必要があります。知った上で、正しい知識や方法でジェルネイルを施していくべきです。

ジェルネイルアレルギーの症状

手や顔に症状が出てきてしまい、赤みやかゆみといった一般的なアレルギー症状が発生します。ひどい人だと腫れや水ぶくれといった症状も併発。特に症状が色濃く出てしまうのは指先であり、アレルギー症状でボロボロになってしまいます。

ジェルネイルアレルギーを発症するのはアレルギー体質の人だけではなく、アレルギー体質ではない人でもアレルギーを発症してしまう点が特徴です。

アレルギーの原因

ジェルには化学物質の「HEMA」が含まれているのですが、アレルギーを誘発する成分です。ジェルネイルそのものがアレルギーの原因とも言えます。また、ジェルを固めるために用いるUVライトも原因だと考えられます。UVライトは紫外線なので、紫外線アレルギーがジェルネイルアレルギーの発症を助長してしまうのです。

ほかにも、ジェルネイルをオフする際に使用するアセトンやエタノールも原因成分だと言われています。

アレルギーを予防する方法を知る

ネイリストによってはゴム手袋やマスクを着用せずに、結構ラフな形でジェルネイルを施しています。しかし、それだといつアレルギーを発症してもおかしくない状態だと言えます。今までネイリストとして問題なく働いているという人でも、今後ジェルネイルアレルギーになってしまう可能性が十分あるのです。

予防策として作業の時はゴム手袋やマスクを着用するべきでしょう。また、1回の作業が終わった時にしっかりと手を洗うのも予防につながります。

セルフでジェルネイルをする際の注意

セルフネイラーだからこそ、ジェルネイルは注意して行うべきです。正しい方法と順序でジェルを施していくのはもちろんのこと、3つの点に注意をしてアレルギー発症を未然に防ぎましょう。

皮膚についたジェルを放置しない

皮膚にジェルが付いてしまった際は早急に落としましょう。知らず知らずの内に付いてしまうこともあるので、作業がひと段落した時は肌にジェルがついていないかしっかり確認してくださいね。付いたジェルを放置すると、ジェルネイルアレルギーの直接的な原因に発展してしまいます。

爪からジェルをはみ出させない

マニキュアだと「あとで落とせば大丈夫」ということで、はみ出しても気にしないと思いますが、ジェルの場合はそうはいきません。ジェルを塗る際は爪からはみ出すことがないようにしましょう。

爪周りに疾患や傷がある場合はジェルを塗らない

ジェルネイルは非常に強い薬品が含まれていますので、爪周りに異常がある際はジェルを施さないようにします。アレルギー以外にも、他の症状を併発する恐れがあります。

Author:美プロ編集部

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