美容スペシャリストな自分になるために

更新:2020.06.24

作成:2017.07.10

ネイリスト

厚塗りが原因!?ネイルがよれる原因と解決策


 

自宅で優雅にセルフネイル。お気に入りのカラーをムラなく綺麗に塗ることが出来て満足していても、しばらく経ってふと手元を見てみると塗ったばかりのネイルがよれてしまっている・・・ぶつけたり、洗い物をしたりしていないのになんで?!こんな切ない経験、誰しも一度はあるはず。

 

ネイルはなぜよれてしまうのか、また、どうすればよれを防ぐことができるのか、しっかり勉強して綺麗なセルフネイルができるようになりましょう。

 

INDEX
■ネイルがよれる原因とは
■ネイルのよれを防ぐ解決策とは
■早くマニキュアを乾かコツは厚塗りではなく重ね塗り
■それでもマニキュアが乾きにくい時の裏ワザ3選!

ネイルがよれる原因とは

マニキュアを塗った直後、乾く前に物に触れている

マニキュアを塗った後、きちんと乾いているのを確認していますか?乾ききる前に爪に物が当たると跡が付いてしまい、きれいに仕上げたネイルもよれてしまいます。表面は乾いているように見えても実はまだ乾いていないということも多々。仕上げのトップコートが乾くまで、しばらくは物に触れないよう注意しましょう。また、スマホで文字を打つ時にネイルがよれてしまう可能性があるので要注意!

厚く塗りすぎている

マニキュアのハケに液をたっぷりつけて塗っている人は、爪につくマニキュアの量が多く、厚みが出てしまいます。厚みがあると当然乾きにくく、表面が乾いたと思っても、実は内側がまだ固まっていないということも。きれいに塗る場合は、ある程度乾くのを待ってから複数回に分けて薄く塗るようにしましょう。

お湯を使ってしまっている

マニキュアは、温めると柔らかくなってよれやすくなります。手で触ってみて表面は乾いたように見えても、実はまだ中の方は乾ききっていないことも。冬場だと特に、夜はお湯を使って洗い物をしたり洗顔することがほとんどなので、ネイルを塗ってから最低でも2~3時間はお湯を触らないようにして下さいね。

 

手に付いたマニキュアを落とすために手を洗うくらいなら問題ありませんが、お風呂に浸かったりシャワーを浴びることはNG。洗い物もお風呂も全て済ませた状態でマニキュアを塗るようにしましょう。

ドライヤーでマニキュアを乾かしている

早く乾かしたいと焦るばかりに、ドライヤーの熱を当てたり扇風機の前に手を当てたり、ついつい風を当てたい気持ちになりますよね。ただし、あまりにも近くで強い風を当てると、表面に細かい気泡が出来てしまってせっかく綺麗に塗ったネイルもムラになってしまいます。

 

もしドライヤーや扇風機の風を当てる場合には、なるべく遠い所から冷風を当てるようにしましょう。

ネイルのよれを防ぐ解決策とは


 

ネイルのよれを防ぐには、しっかり乾かすことです。しかし、マニキュアが乾くのを待っていると時間がもったいないと感じてしまいますよね。そこでおすすめの解決策をいくつかご紹介します。

爪の油分を落としてから塗る

爪に油分が付着していると、爪表面とマニキュアの密着度が落ち、乾きにくくなります。手を洗って清潔な爪にした状態で、塗り始めるようにしてください。

よれても目立ちにくいカラーを使う

マニキュアにはよれても目立たない色とそうでない色があります。マットカラーよりもクリアカラーのほうが、よれても目立たないのでおすすめ。さらに、クリアカラーでラメやホログラムの入ったものであれば、よれてしまったとしても塗り直せば色ムラは目立ちません。

速乾スプレーを使用する

塗った後に、乾きをよくするのが速乾スプレーです。通常よりも早く乾くので、凝ったネイルアートをしたいときに使用すると作業がはかどります。また、トリートメント作用のあるものも多いので、普通に塗るだけよりもツヤ出しをしてくれるという嬉しい効果も。

手を冷たい状態にする

マニキュアは肌の温度が低いほうが早く乾くという特徴があります。そのため、塗る前に冷水で手を洗って冷たい状態にしておいたり、塗り終わった後に冷蔵庫で冷やしておいたペットボトルをしばらく握った状態で過ごすと通常よりも早く乾きます。冬場の寒い時期だと手を冷やす事に抵抗がありますが、夏の暑い時期にはぜひ試してみて下さいね。

早くマニキュアを乾かすコツは厚塗りではなく重ね塗り


 

早くマニキュアを乾かすには、塗り方にもコツがあります。おすすめの塗り方は、「重ね塗りをすること」です。しっかり色を出すために、一度にマニキュアをたっぷり取り厚めに塗ってしまう人もいますが、複数回に分けて薄く塗ったほうが早く乾いてよれることがありません。

 

2回以上重ね塗りをすれば発色がよくなるので、一度で塗り終えるのではなく複数に分けるようにしてください。ただし、あまりにも重ね塗りしてしまうと、乾きが悪くなってよれの原因になってしまいます。

 

また、温度を下げてあげると乾きやすくなるので、マニキュア自体を冷蔵庫に入れて保管するというのも早く乾きやすくなる方法の一つ。ただ、食べ物と一緒に常に保管しておくのはちょっと・・・という方は塗る前の30分間だけでも冷蔵庫に入れるだけで効果的です。

 

塗った後、しっかり乾かして思い通りのネイルに仕上げるためにもすぐに他のことをするのではなく、あたたかい飲み物を飲みながらテレビでも観て過ごしてみて下さい。ジェルネイルと違って毎日でも塗り替えて楽しむことができるのがマニキュアのメリットなので、よれずに乾かすコツをつかんでセルフネイルを楽しんで下さいね。

それでもマニキュアが乾きにくい時の裏ワザ3選!


 

マニキュアを使ってセルフネイルしているけど、どうしてもよれてしまう!という方は、これから紹介する裏ワザを試してみて下さい。もちろん、ここまでで紹介した「薄塗り」「重ね塗り」で塗布する事が大前提です。

裏ワザ1.ベースコートを塗る

セルフネイルでマニキュアを塗る前に、「ベースコート」は塗っていますか?ベースコートは必ず使うようにしてくださいね。ベースコートとは、透明または薄い肌色のマニキュアで爪の凹凸をカバーしてくれる他、カラーマニキュアの発色を良くしてくれます。

 

「ベースコートも塗ってカラーマニキュアも塗れば厚塗りになってしまうのでは?」と思って、塗らない人もいるかもしれません。ベースコートなしでは発色がイマイチで、ついカラーマニキュアを塗り過ぎてしまうという事に繋がります。

 

ベースコートを塗れば、カラーも薄塗りできちんと発色します。それでも色味が足りなければ、乾かした後にもう一度上から薄く重ねて塗りましょう。

裏ワザ2.塗った後に氷水につける

トップコートまで塗り終わってから「氷水につける」方法です。指先を冷やすために、冷蔵庫の冷気を使う人やドライヤーの冷風で乾かす方法もありますが、気になるのは電気代。セルフネイルをする度に冷蔵庫を開けっぱなしにすると、電気代もかさむし食材も傷んでしまいます。

 

そんな時には、ボウルに氷水を入れて冷やしましょう!トップコートまで塗り終わったら、まずは3分放置します。その後に、2~3分間氷水に指をつけて浸します。冷やし過ぎると、凍傷になる恐れがあるので頃合いを見ながら冷やしてくださいね。

裏ワザ3.オリーブオイルを塗る

マニキュアを塗り終わったら、「オリーブオイル」を塗ってみて下さい。オリーブオイルをティースプーン1杯分くらい小皿にとっておき、マニキュア用の綺麗なハケを使って塗っていきましょう。

 

乾いていないマニキュアに強い力で塗ってしまえば、よれてしまったり跡がついてしまったりするので注意が必要です。オリーブオイルを塗るポイントは「垂らすイメージ」です。ハケや指が爪に直接ついてしまわないように、1滴垂らすように塗布してくださいね。

 

いかがでしたでしょうか。

ここまで、セルフネイルをした際にマニキュアがよれてしまう原因や解決策をご紹介しました。せっかく時間をかけて可愛いネイルにしても、よれてしまっては悲しくなってしまいます。失敗知らずのセルフネイルが出来るように、色々と試してみてくださいね!

Author:美プロ編集部

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