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クールビズの温度設定には根拠がなかった!? 働く女性は避けて通れない“冷房問題”

環境省が中心となって行われる毎年恒例の「クールビズ」。代表的な取り組みとして「冷房の設定温度を28度にする」というものもあり、社会人にとっては職場環境に大きく関わってきますよね。ですが先日、クールビズの設定温度は「根拠がなかった」という説が登場し、議論が巻き起こっているようです。

「職場が寒い」と感じる女性が6割

新聞社のニュースによると、5月11日にとある副大臣がクールビズについて「科学的知見で決まったものではない」「何となく28度という温度でスタートし、独り歩きした」と発言。現在では環境省の大臣などから「28度には科学的、法的な根拠がある」という反論も上がっているようですが、ネット上では「男にとって28度は暑すぎる!」「女性にはそれくらいがちょうどいい気がする」などと議論が巻き起こっています。
 
女性には寒がりな人が多いと言われるもの。男性が暑く感じるような室温でも、女性にとっては寒すぎるということもよくあります。実際に、あるビル管理会社が行ったアンケート調査では、60%もの女性がオフィスの冷房設定を「寒いと感じる」と回答。それに対して男性は「寒いと感じる」が36.2%、「暑いと感じる」が34.8%と半々という結果になっていました。
 
働く女性からは「外回りする営業に合わせてガンガン冷房つけるから、寒くて震えちゃう」「男性が多い職場だから、冷房が強めでつらい…」といった声も多く上がっていて、冷房の設定温度が悩みの種になっていることがわかります。

みんなどうしてるの? 職場の冷房対策

多くの女性が悩んでいる職場の“冷房問題”ですが、少しでも快適に過ごせるように様々な方法が試みられているよう。よく見かけるのは「下半身から冷えるから、ひざ掛けをするようにしてる」「長袖のカーディガンを羽織ってる」といった対処法で、中には「机の下にヒーターを置くようにしてる」という人も。
 
そして閉めきった職場の冷房は、寒さだけでなく乾燥肌も引き起こします。それを避けるため、小型サイズの「卓上加湿器」をデスクに置いているという人も多いようです。他にはメイク直しの時にファンデーションの上から保湿ミストを吹きかけたり、乳液と美容液を混ぜたものを塗ったりするという方法も。ちなみに外出時に紫外線でダメージを受けるのも、お肌が乾燥する原因になるので、乾燥肌の人は特に日焼け止めを忘れないようにしましょう。

Author:美プロ編集部

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