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作成:2017.06.05

特集

現代は「五月病」より「六月病」に要注意!? 心身共に不調を感じたら迷わず自分を甘やかそう

新入社員や新社会人などを襲う「五月病」とは、新しい環境に適応しきれず、心身に不調をきたしてしまう症状。正式には「適応障害」と呼ばれています。無気力状態に陥ると、暗い気持ちを抱えて家に引きこもりたくなってしまうことも。Twitterでも5月中にはさまざまなネガティブ発言が増えるようです。

4月に比べて大増加「つまらない」

「『五月病』とツイート内容」という調査結果によると、Twitter上で4月に比べて1.25倍以上増えるのが「つまらない」という投稿。Twitterには「仕事がホントにつまらない」「接客してるけどつまらない客ばっかり」といった自分が置かれた境遇への嘆きから、「この世の中はなんてつまらない世界だろう」「つまらない人生、つまらない人間。何より人に期待する自分が一番つまらない」といった規模の大きい「つまらない」まで、数々の不満が溢れています。
 
「つまらない」の次に続くのは、「行きたくない」。期待に胸をふくらませて4月から新生活を始めたものの、現実が見え始めた5月になると疲労感がたまり、行動を起こすのが嫌になってしまうのかも。また、「疲れた」「きつい」などの心情を表した投稿も増加。慣れない仕事をしたり、新たな人間関係を構築する上で気疲れしていることがうかがえます。
 
意外なのが、仕事や学校を「やめたい」という投稿が減少していること。仕事をやめれば今の「つまらない」「疲れた」「きつい」状況を打破できるはずなのに、4月に比べると「やめたい」は大幅に減っています。もしかすると、「やめたい」という明確な意思を持つよりも、ぼんやりと今の状況を嫌だと感じてしまうのが五月病と呼ばれる精神状態なのかもしれませんね。

六月病が増えている!?

五月病に続き、最近増えているのが「六月病」。症状は五月病とほぼ同じで、無気力になる・落ち込む・イライラする・不安を感じるなど精神面に変化が起きます。また、食欲が落ちたりよく眠れなかったりと体に不調が出ることも。昔に比べて新人研修期間が長期化したり、仕事が専門化して慣れるのに時間がかかったりすることで五月病の時期がズレ込み、六月に調子を崩すようになっているようです。また、六月は梅雨入りして気候が不安定になるため、どんよりした心と体に追い打ちをかけるのかもしれません。

自分を責めるのは厳禁

六月病になりやすいのは、真面目で几帳面なタイプ。上手く立ち回れない自分を責めてしまい、「明日も早いのに眠れない、どうしよう。こんなんじゃダメだ」「頑張らなきゃって思ってるのに六月病。何でよ…」と思ってますます立ち直れなくなってしまうことも。無理に自分を鼓舞してもやる気が出ないことに対してさらに落ち込み、悪循環にハマる可能性もあります。
 
もしも六月病だと自覚したら自分を責めるのは厳禁。普段のペースを少し落として、自分を甘やかしてあげましょう。といっても、だらだらするのはNG。生活リズムを崩さないように心がけ、軽い運動をしたりプライベートで好きなことをして過ごしたりと気分転換することが重要です。あまりにも長引く場合は精神科や心療内科などの専門医を頼るのも1つの手。いつもの自分を取り戻せるよう、マイペースで乗り切りましょう。

Author:美プロ編集部

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