美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.09.06

作成:2017.09.05

特集

職種別“仕事満足度ランキング”発表!

転職サービスサイトが仕事に対する満足度調査を実施しました。今回は、職業別満足度ランキングや、働く人の声などをご紹介。美容職の満足な点や不満足な点も取り上げていくので、美容関係で働く人や転職を考えている人は要チェックです。

「仕事内容」が満足度に影響!?

 


 
せっかく憧れの仕事に就いたものの、忙しかったり給与が低かったりで「想像してたのと違った…」と不満を感じている人もいますよね。今回行われた調査は、現在ついている職業に対する満足度を「総合」「仕事内容」「給与・待遇」「労働時間(残業・休日など)」「職場環境(社風・周囲の社員など)」の5つの観点別に、満足度を100点満点中何点か回答してもらったもの。結果はランキング形式で発表され、満足度が高い職種が明らかになりました。
 
満足度ランキングで1位に輝いたのは、「融資審査・契約審査(金融専門職)」。総合満足度の全体平均が63.7点だったのに対し、総合満足度は73.5点と平均を10点近く上回る結果になりました。また、5つの観点すべてで上位5位以内にランクインしており、満足度の高さは明白。
 
回答者のコメントを見ても、「会社全体に貢献できていると感じる」「成果に対する明確な報酬がある」といったやりがいや給与への満足度が見られると同時に、「残業は少ない方」「有休が取りやすい」といった労働環境の良さがうかがえるコメントも目立ちました。仕事とプライベートのバランスが取れている結果が満足度にも影響しているようす。
 
2位以下には「MR(営業職)」「人事(企画・管理職)」などが続きました。ランキング上位の職種を見てみると、「企画・管理職」が上位20職中9職と半数近くを占めていることが判明。コメントでも「希望通りの仕事ができているから」と仕事内容に満足している人の意見が多く、結果がランキングに反映されました。
 
調査からは、「仕事内容」が総合的な満足度に最も影響することも明らかに。反対に「職場環境」や「労働時間」に満足していても、「仕事内容」が満足できていないと総合的な満足度は低くなる傾向が見られました。SNSなどでも「忙しくてもやりたいことなら頑張れる」「暇をつぶす仕事より、忙しくてやりがいのある仕事の方が楽しい」という声が上がっており、「仕事内容」がモチベーションややる気につながっている人が多いよう。

美容系の満足度は!?

「理容・美容・エステ」業の満足度は63.5点で、平均より少し低い結果となりました。詳しく見てみると、「給与・待遇」「労働時間」への満足度が低め。ネットでは「技術の練習などで残業が多い」「若いうちはなかなか稼げなくて苦労した」といった不満の声も見られます。一方で「お客さんに必要とされている感じがする」「やりたかった仕事だし、いろんな人と関われるので楽しい」など、仕事内容で満足している人の声も多数。「好きなことを仕事にしている」という人が多い分、給与や労働時間に不満があっても充実度が得られるようです。
 
仕事で得られる満足度は人によっても違うもの。自分は何から満足感を得られるかを考え、それに合った仕事ができるといいですね。

Author:美プロ編集部

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