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2016年11月4日更新

特集

冷水洗顔は実はNG!? 冷たい水がお肌にもたらす危険性とは?


 みなさんは「冷水で洗顔すると美肌になる」「冷たい水で顔を洗うと毛穴が引き締まって良い」という美容法を聞いたことがあるだろうか? 美容法として長らく信じられてきた“冷水洗顔”だが、最近ではこの方法に注意を促す声も上がっている。
 
 冷水洗顔のメリットとしてこれまで大きく取り上げられていた効果が「毛穴の引き締め」。これ自体は嘘ではないのだが、“毛穴が引き締まる”ということを“毛穴が小さくなる”と勘違いしている人は多い。毛穴の大きさは生まれつき決まっているので、どれだけ冷水で洗っても意味がなく、また毛穴の引き締め効果も30分程度しか持続しないよう。洗った直後は毛穴が引き締まって目立たなくなったように感じるが、時間が経てば元に戻るということらしい。
 
 さらに、冷水で洗うことで肌トラブルを起こす危険性も示唆されている。そもそも洗顔とはメイクや余分な角質などの汚れを落として、肌を清潔に保つためのスキンケア方法だが、毛穴の入り口が閉じていると、中に詰まった汚れや老廃物を落とすことができなくなる。また、化粧品やクレンジング剤に含まれる油分は冷やしたり、冷たいものに触れると固まるという性質があるので、冷水で洗うと余計に落としにくくなる…という説もあるのだ。
 
 そして、スキンケアの効果を低下させるという意見まで。洗顔の後は化粧水や乳液、クリームなどで肌の保湿をするという人が多いが、これらのスキンケア用品は毛穴の中に入り込むことで効果を発揮するので、冷水で毛穴を引き締めると浸透を妨げることになってしまうという。
 
 また、美肌のために季節に関係なく冷水洗顔している人もいるかもしれないが、冷水による刺激で毛細血管が開き、赤ら顔になってしまうという可能性も浮上している。特に秋から冬にかけての寒い季節は、肌が乾燥して敏感になりやすい時期。そんな時に冷水という刺激を与えると肌に余計な負担を与えることになり、乾燥肌や敏感肌が悪化すると言われているようだ。
 
 美肌を手に入れるために日々努力するのは素晴らしいことだが、それが間違った方向に進んでしまっては意味がない。毎日冷水で洗顔しているのに肌がキレイにならない…という人は、もしかしたら一度止めてみたほうがいいかもしれない。
 
画像出典:macaron*macaron(Est Bleu2007) / Now Wash Your Hands (from Flickr, CC BY 2.0)