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「嘘をついてまで働きたくない」は綺麗事?

ドラマ「カンナさーん!」でカンナさんが主張した仕事に対する姿勢が話題に。自分に正直に働きたいというのは理想の姿なのか綺麗ごとなのか、世間の意見をご紹介。仕事と家庭の両立に追われている方、働き方にお悩みの方は是非チェックしてみてください。

カンナさんの理想の働き方

 


渡辺直美主演のドラマ「カンナさーん!」は、渡辺演じるカンナのポジティブさやパワフルさが「見ていて元気になる」と人気を集めている作品。8月29日に放送された第7話では、ファッションデザイナーであるカンナが仕事に対する姿勢を語り話題になっています。
 
カンナが勤めるアパレルブランド“ガーリーセバスチャン”は、本社の方針で廃止の危機にあることが明らかに。ブランド存続は人事面接によって決まるということで、カンナの上司はチーム全体で模擬面接を実行することを決めます。模擬面接でカンナはデザイナーとしての目標や将来のプランを尋ねられますが、突然のことに具体的な答えを出せず、上司から「デザイナーを続けたいなら面接で少しでもいい印象を与えないと」と諭されてしまいました。
 
しかしそんな上司に対してカンナは、人事面接で気に入られるように媚びを売ったり、付け焼刃のプランで取り繕ったりはしたくないと主張。「お金にならない夢や理想だって、洋服を作るうえで大切」と、デザイナーという仕事にかける自分の想いを明らかにしています。

働く上で理想は必要?

「自分を偽ってまで他人に選ばれたくない」というカンナのセリフには、「私もこういう人と仕事がしたい」「自分の道は自分で決めるって姿勢にすごく感動した!」と視聴者から賛同の声が続出。いつでも自分に正直でありたいと望むカンナの姿は、働く女性のあこがれでもあるようです。
 
ですが賛同の意見ばかりでなく、中には「会社で働く以上は媚びることも必要でしょ」「理想を語るばかりじゃなくて実績を上げないと」といった厳しい声も。会社と考えが合わないなら辞めてもいいとまで言い出すカンナには、「仕事なきゃ生活していけないんだし後先考えないのはどうかと思う」「息子もいるのにそんなのわがまますぎる」と批判の声も多く上がりました。
 
自分に正直な理想の働き方をとるか嘘をついてでも会社に残る道を選ぶか、ネットではかなり意見が割れている様子。カンナはデザイナーという仕事に誇りを持っているからこそ正直でいる道を選んだわけですが、世間では「あんな風になりたいけどなかなか現実は厳しい」「家庭も仕事も両立させるには起業とかするしかないの?」と悩む女性も。ラストでカンナは初心を思い出すことで上司を納得させる答えを出していましたが、自分は仕事とどう向き合うのが理想的なのか、カンナさんの姿を見て一度じっくり考えてみるのもいいかもしれませんね。

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