Site icon 美プロPLUS

効果的なプロモーションで集客するには

メガホンを持つ女性
 
一人前の美容師になるためには、技術だけではなく「集客」や「プロモーション」についても詳しくなる必要があります。今回はこれらのマーケティング戦略の基本を伝えていきます。
 

美容室のウリを明確にしよう

全国にさまざまな美容室がある今の時代は、ウリを明確にしてプロモーションをしていかなければ生き残れません。もしそれが明確になっていないのであれば、明確にしておきましょう。
 
美容室というと「オシャレな方がいい」「カッコイイ方がいい」「最先端技術があるといい」と思いがちですが、これだけが美容室のウリではありません。
 
美容室にくるのは若い女性やオシャレに詳しい男性だけではありません。地域によってはおじいちゃん・おばあちゃんや親子連れの方、それから学校帰りの中高生がメインになることもあります。カッコつけた雰囲気だけではなく、親近感を持ってもらうことも重要です。
 

ニーズと数字を掴む


 
どのような職種、業種であれ、ビジネスは需要と供給のマッチによって発生しているものです。長く続けるためには、常にお客様としっかり向き合ってリピーターを増やしていくしかありません。
 
そのためには新規顧客が次も来店した率を計測するようにし、数字で顧客の流れを管理できるようになりましょう。一般的に美容業界では30%程度のリピーター率があるといわれますが、それより低いのであれば何が原因かを洗い出す必要があります。
 
また、販促ツールも反応率や来店率などの数字を集計しましょう。どの広告にどのようにお金を使えば効率的に集客できるかがわかるようになり、また他のスタッフに広告について伝えるときもわかりやすくなります。
 

値引き競争に巻き込まれない

クーポンサイトでは「初回だけ20%オフ!」や「初回だけカット¥1,000割引き」など、「初回だけ」で集客しているサロンが多いですが、それで来店したお客様がリピーターになるかというと別です。
 
条件つきで割引をしても、通常価格に戻ったらそのお客様は来ないかもしれません。
 
それを続けていても、5年後や10年後に生き残れているかはわかりません。値引き競争に巻き込まれるのではなく、いつ値上げしても売上が維持できるよう、集客とスタッフのスキルアップをしていきましょう。
 

プロモーションはお客様の心をつかめるかどうか


 
美容師になるには集客についても知る必要がありますが、成功させるにはお客様の心をどれだけ知り、つかめるかが鍵を握っています。
 
お客様の心を知るマーケティングとしては「アンケート」や「「ヒアリング」などといったものがありますが、ヒアリング、中でもお客様が美容師との会話の中で発する言葉は大切にしましょう。
 
こうした言葉にお客様の本音があることも多く、これを活かせるかどうかが集客のポイントです。しっかり本心を掴むことにより効果的なプロモーション戦略を立てることができます。

Exit mobile version