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責任感のある人/ない人の特徴3つ

責任感がある人の特徴

責任感のない部下を持って困っている役職者は意外と多いもの。ここでは、責任感がある人とない人の特徴と、部下に責任感を持たせるための方法をご紹介します。

時間や約束をきちんと守る

責任感のある人は自分のせいで他人に迷惑をかけたり、スケジュールが変更になったりすることを嫌うため、時間や約束などの決められたことを守る傾向があります。待ち合わせがある場合は予定時刻の10分前に到着するのが基本です。場所がわかりづらい場合は30分前に到着するようにスケジュールを立てます。万が一遅刻しそうになった場合は、わかった時点で早急に謝罪の連絡。責任感の強い人は、遅刻する原因が外部的な要因であったとしても回避できる行動をしなかった自分が悪いと捉える傾向があります。

最後まで諦めない

最後までやり遂げるという気持ち、できない約束はしないなどの信念を強く持っているからこそ、それをまっとうしようとする責任感があります。そのため、中途半端な結果で終わることが大嫌い。自分の信念にのっとり、やり遂げるためにはどうすべきかを常に考えながら行動しています。

適当なことは言わない

責任感のある人は口先だけの発言を嫌い、事実をベースにして話をします。自分の不用意な発言や曖昧な表現で相手に期待や不安を募らせるのは良くない、と考えているためです。また、何かを発言する際もかなり気を遣っていて、適切なタイミングや場所、相手を選んでいます。

責任感のない人の特徴

人任せ心理が働く

責任感のない人は、自分が任された仕事を最後までやり遂げようとしません。適当に手をつけて放置してしまいがちです。仕事を完了することが苦手で、やりかけの仕事や読みかけの書類で手一杯になっていることがほとんど。すぐ誰かの力を借りようとします。自分に手を差し伸べてくれる人を見つけ、自分の責任をその人に任せてしまうのです。

面倒なことは後回しにする

責任を持つことは、それなりの対価や名声を得る代わりに精神的な重圧やプレッシャーを強いられるため、決して楽しいことではありません。特に成果を求められる仕事においては、そういう部分が大きいです。責任感のない人は、そのような重圧のかかる大事なことを後回しにしてしまいます。

社会人経験が浅いことによる甘え

責任感のない人は、社会人経験が少ないことを言い訳にして避けようする傾向があります。何か問題があった場合、自分の力でどうにかしようとはせず、「自分は悪くない、なぜなら経験が浅いから」と、すぐに責任の所在を誰かに押しつけようとします。仕事における責任感は、組織の中に属す以上必ずかかるもの。責任感のない人は、同じ会社で長く働いた経験がなく、嫌なことがあるとすぐに転職を繰り返す傾向があります。

部下に責任感を持たせるためには

他人に責任感を持たせるためには、まずは自分がお手本となる姿を見せなければなりません。責任のある姿勢を部下に見せることで、他人に気付いてもらうことが大切です。また、任せた仕事に対して、「できなかったら○○して」とできなかった場合の対象法を伝えておくことで、逃げずにやり遂げようとします。

責任感は考え方や環境が変わるだけですぐに身につけることが可能です。

部下や後輩に責任感を持ってほしいなら、責任のある仕事を任せてみたり、逃げられない環境を作ったりしながら、サポートやフォローをしてあげましょう。

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