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カウンセリングでエステの効果アップ!? エステティシャンのカウンセラーになるため役立つ資格


エステティシャンの大事なお仕事の一つにカウンセリングがあります。お客様がサロンを選ぶときやリピートするときの理由として、カウンセリングが充実しているかどうかは非常に重要な要素となるんですよ。

 

そこで今回はエステティシャンの「カウンセラー」についてご紹介。カウンセリングの具体的なやり方や、より効果的な方法を見ていきましょう。カウンセリングに活かせる資格も取り上げていますので、カウンセリングの技術を上げたいと考えている人も是非チェックしてみてくださいね。

エステティシャンのカウンセリングについて

エステサロンで行われるカウンセリングは、施術前に行うプレカウンセリングと、施術後に行うアフターカウンセリングの2つがあります。プレカウンセリングは、お客様の要望を聞き、要望に合ったコースやメニューを案内するために行われるもの。お客様の現在の体調や肌の状態なども見て、病気やアレルギーにも対応しなければならないため、念入りに行わなければなりません。

 

プレカウンセリングを行って適切なメニューを決めたら、いよいよ施術に入ります。施術中はあまりお客様に話しかけることはできないため、プレカウンセリングできちんとコミュニケーションを取っておかなければならないんですね。

 

そして、施術が終わったらアフターカウンセリングに入ることに。アフターカウンセリングでは、今回の施術で十分な効果が出たかどうかについて、エステティシャンから見た状態やお客様の体感などをフィードバックします。アフターケアについても、お客様が自分で行えるケアなどがあればここでアドバイスしましょう。

 

エステの効果を上げるカウンセリング

カウンセリングは、やり方次第で施術の効果をより高めることが出来ます。一方的な質問ばかりでなくきちんとお客様の話に耳を傾け、どんな悩みを持っているのか聞き出すことが出来れば、効果的なメニューをオススメすることが出来るでしょう。施術以外でも的確なアドバイスが出来れば、お客様から信頼されて、満足度も高くなるはず。

 

最近ではカウンセリングに重きを置いているサロンも多く、心理学や心理カウンセリングの知識を取り入れているところもあるそうです。エステに来てもらったお客様には、体だけでなく心までリラックスしてもらおうということなんですね。

エステに通う女性は、脂肪を落として細くなりたい、いつまでも若々しくいたいなど外見にコンプレックスを抱えていることが多いため、施術の効果が表れても心が満たされず満足出来ない…といった例もあるそうです。体と心のケアを同時に行うことで、そういった内面の悩みも同時に解消出来るんですよ。

 

カウンセリングに関わる資格

ではそんなカウンセリングを行う「カウンセラー」として活躍するには、どうすればいいのでしょうか。ここではカウンセリングの技術をより高めるために役立つ資格をいくつかご紹介します。

カウンセリングはどのサロンでも必須技術となるので、カウンセリングに自信のない人や、より効果的なカウンセリングを行いたい人はこういった資格を通して勉強することをおすすめしますよ。

スキンケアアドバイザー、スキンケアカウンセラー

「一般社団法人 日本スキンケア協会」の通信講座では、スキンケアに関する専門知識や実践的な技術が身につく「スキンケアカウンセラー」の資格と、メンタルヘルスカウンセリングの要素を取り入れたカウンセリング技術が身につく「スキンケアアドバイザー」の資格を取得することができます。

スキンケアアドバイザーの講座はだれでも受講が可能ですが、スキンケアカウンセラーの講座はスキンケアアドバイザー資格を持っていなければ受講することが出来ないので注意が必要。

 

フェイシャルカウンセラー

フェイシャルカウンセラーは、「一般社団法人 日本サロンマネジメント協会」が発行しているフェイシャルエステのカウンセリング資格です。資格は2級、1級と「マスターフェイシャルカウンセラー」の3段階あり、2級は座学を受講するだけで取得できますが、1級は座学とロールプレイングを行った後、試験に合格する必要があるとのこと。

また、マスターフェイシャルカウンセラー講座を受講し卒業課題と試験に合格すれば、講師として活躍できるようになります。

 


 
画像出典:WorldSkills UK / Beauty Therapy (from Flickr, CC BY 2.0)
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