Site icon 美プロPLUS

デスクワークは肥満の原因!? とくに女性にオススメしたい「座りっぱなしでも太らずに済む方法」とは


OLなどデスクワーク中心で働いている女性は、一日中座りっぱなしでデスクの前から動かないということもよくあるでしょう。しかし、座りっぱなしの生活を続けていると、それが原因で太りやすい体になってしまうんです。
 
日常的に立ち仕事が多い人の場合、一日の消費カロリーは約1,400キロカロリーほどと言われています。それに対して、座りっぱなしの人は一日約300キロカロリーしか消費していないそうです。体を動かす立ち仕事でカロリーを消費するのは当然ですが、座り仕事が太りやすいのにもちゃんと理由があるんです。ここではその理由や対処法、効果的なストレッチについてご紹介します。

座りっぱなしだと太りやすくなる理由

座っている状態は立っている時と比べて、動かす筋肉が少なくなっている状態です。そのため座りっぱなしの生活が続くと、下半身の血流がわるくなって足がむくんでしまう原因に。足がむくんでいるということは、脂肪や老廃物が流れていきにくい状態になっているということでもあります。そのまま放置すると脂肪が肥大化して、セルライトになってしまいますよ。そしてセルライトは血管やリンパ管を圧迫するため、より太りやすい体になってしまうんです。
 
ちなみに、座りっぱなしのデメリットは太りやすくなることだけではありません。長時間同じ姿勢でいるため、エコノミー症候群に近い症状を引き起こしてしまったり、血流がわるくなるため神経に負担がかかって、自律神経失調症なども起こりやすくなってしまうとか。さらに、長時間座った状態が続いて運動不足になった場合の死亡率は、なんと男性より女性の方が高いと言われています。「ただの肥満でしょ…」なんて高を括っていると、いつの間にか進行して糖尿病や心臓疾患につながってしまうこともあるので、座りっぱなしの生活はできるだけ避けたいところです。
 

太りやすい体にならないための対処法

これらのデメリットを避けるためには、座りっぱなしの生活をやめ、体を動かす時間を増やすことがベスト。ですがデスクワークをする職業に就いていると、そう簡単に生活は変えられませんよね。そこで、座ったままでも簡単に取り入れられるちょっとした工夫で、デスクワークでも太らない生活に改善しましょう。
 
まずは座り方のポイントから。椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばして姿勢よく座るように意識しましょう。足を組むのはNGで、骨盤が歪んで血流がわるくなる原因となってしまいます。そして体を冷やさないことも大切です。冬場だけでなく夏場の冷房にも気を付け、ひざ掛けやカーディガンなどで下半身を冷やさないようにしましょう。また、脱水は余計にむくみに繋がってしまうため、下半身のむくみ対策としては適度な水分摂取も欠かせません。体の内側から冷えてしまわないよう、冷たい飲み物は避けて、常温の水や温かい飲み物を飲むようにしてみてください。
 
そして日中動かない分、外にいるときには少しでも多く運動するのが大事です。エレベーターに乗らず階段を使ったり、いつもより歩く距離を長くするなど、仕事の前後に少しでも運動する習慣を身につけましょう。
 

座ったままできるストレッチ

続いて、デスクに座ったままでもできる簡単なストレッチ方法もご紹介します。まず、足を少し前に出して、かかとを床につけた状態から、つま先を5回ずつ上げたり下げたりしてみましょう。次に、今度は足を少し後ろに下げてつま先を床につけたまま、同じようにかかとを5回ずつ上げ下げしてください。これだけのストレッチでも、ふくらはぎの筋肉が刺激されて血行が良くなります。そのほかにも足もとでつま先を使ってアルファベットを書いてみたり、片足ずつまっすぐ伸ばして数秒キープさせたりと、仕事の合間にできるちょっとしたストレッチには様々な種類がありますよ。
 
さらに家に帰ってからも、シャワーで済ませず湯船に浸かったり、短い時間でもマッサージを行うようにすればむくみが解消されて老廃物の排出も促進されます。運動不足になりがちなデスクワークも、毎日のちょっとした工夫で太りにくい生活になるんですね。

Exit mobile version