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「会話も弾んだし…良い面接だったな」は当てにならない? 合格だと勘違いしがちな不合格のサインに要注意!


様々な面接を受けていくなかで、「なんだか会話も弾んだし…良い面接だったな」と手応えを感じることもあるでしょう。しかし浮かれた気分に水を差すようですが、いくら面接が盛り上がったからといって、それが合格に繋がるとは限りません。面接官は数々の人と対峙してきた、いわばコミュニケーションのプロ。「確実に合格だ!」なんて思っても、それは釈迦の手の上で踊らされているだけかもしれないんです。
 
そこで今回は合格だと勘違いしがちな不合格のサインをご紹介。不合格者に面接官がかける言葉や、一般的な面接官の考え方も解説していきます。ただし、面接官や企業によって面接のあり方もいろいろ。全て当てはまったとしても「これはお祈りだぁ~」と気に病まないよう、気楽に見ていきましょう。

仕事に関係ない話に終始する

面接官によっては、書類選考の時点で「この人はダメだ」と当たりをつけていることもあります。それでも万が一良い人材だった場合のために面接の機会が設けられているものの、本当にダメだった場合は趣味などの話でお茶を濁してしまうこともあるそうです。趣味の話は盛り上がりやすい上、自分に興味を持ってくれているように感じてしまいますが、面接とは企業が一緒に“仕事”をする人を探すために行うもの。
 
なので、逆に雑談もそこそこにスキルや経験、給与など仕事をする上で必要な情報のやり取りがあった場合には、合格の可能性が高いと言えます。「いつから働ける?」といった具体的な話にまで踏み込んで聞かれたら、ほとんど確定したようなもの…かもしれません。
 

あからさまにヨイショしてくる

趣味の話と同じく勘違いしやすいのが、「やたらと褒めてくる」面接です。「いまは〇〇に住んでます」のような、特に何でもない話にも「本当に! 〇〇いいところだよねー!」とオーバーにリアクションされると、自分が期待されているように感じてしまいますが、ここで舞い上がってはいけません。なぜなら面接官は、あまり褒めるところがなさそうな人の場合、「出身」や「髪型」など当たり障りのないところを褒めようとすると言われているんです。
 
なぜそんな風に期待をもたせるようなことをするかというと、面接を受けてくれた人は面接後には大事なお客様になるからです。ただでさえ落とされた人は「もうあの企業の名前も見たくない…」と思ってしまうもの。そんな悪いイメージを少しでも緩和させ、次の利益につなげるために、落とす人はなおさら褒めるのだと考えられます。

質疑応答が簡単過ぎる

一見仕事の話をしているように思えても、その質問が簡単すぎるものだったら要注意です。面接官も暇ではなく、出来ることなら合格の可能性が高い人に時間を割きたいので、望み薄な人に長々と質疑応答をする時間はありません。その結果、回答者が長考しなくてはならないような、踏み込んだ質問を避けることに。「弊社の企業理念についてどうお考えですか」のように、回答者が当然用意しているであろう質問ばかりだと、不合格の可能性が高いかもしれません。
 
また、自分の回答に対して質問が来なかった場合も、面接官が興味をなくしているサインだと考えられます。さらに面接官の「はぁ…そうですか」が多くなった場合、それは自分の回答がつまらないものだという可能性もあるので、答え方を変えてみても良いかもしれませんね。
 

面接時間が異様に短い

ここまで見てきた人にはおよそ察しがついているかもしれませんが、面接官は「この人は十中八九不合格だろうなぁ」と当たりをつけた人との面接時間を極力削ぎにかかると言われているんですね。「緊張して面接の内容をほとんど覚えてない」という人は、面接にかかった時間を思い返してみてください。一概には言えませんが、あまりにも短すぎるようであればある程度「お祈り」を覚悟しておいたほうがよいでしょう。
 
画像出典:Steve wilson / Happy businesswoman (from Flickr, CC BY 2.0)Tim Dawson / Sad Lucy (from Flickr, CC BY 2.0)wheatfieldbrown / Sad (from Flickr, CC BY 2.0)

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