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イメージするだけであがり症に効く? 「メンタルリハーサル」で会議もプレゼンも大活躍!


大事な会議やプレゼンに臨む際、緊張して思うように発言できなかったり、想定外の質問に慌てて上手く答えられなかった…という経験をしたことはありませんか? 過度な緊張をすると本来の力を発揮出来なくなるもの。大事な場面にはいつも心に余裕のある状態で臨みたいですよね。
 
そこで本番に備えて資料の準備やプレゼン原稿を暗記することも有効ですが、どれだけ事前準備を行っても緊張がとれないあがり症の人には、「メンタルリハーサル」という心のトレーニング方法がオススメです。このトレーニングはスポーツ選手なども試合前に行っているトレーニングで、理想的な精神状態で本番を迎えるために行われます。今回はそんなメンタルリハーサルの実践法や効果をご紹介しましょう。

メンタルは鍛えられる!

そもそもなぜ人は本番を前にして、過度な緊張や不安を抱いてしまうんでしょうか。その理由の一つは、心の中で失敗したときの悪いイメージをしてしまっているからだと言われています。人はいつもと違う状況に置かれるだけで、本能的にストレスを感じてしまうもの。そのストレスからネガティブな気持ちを膨らませ、必要以上の緊張状態に陥ってしまうようなんです。
 
「緊張するのは性格の問題だから…」と諦めている人もいるかもしれません。ですが諦める前に、心を鍛えて改善を図ってみてはいかがでしょう。そこでオススメしたいのが、「メンタルリハーサル」というイメージトレーニングの一種です。心の中で本番を想定し、繰り返しそれをイメージすることで、脳が実際に本番を行ったと勘違いして徐々にその環境に慣れていくとのこと。環境に慣れればストレスも緩和され、緊張もほぐれていくはずですよ。
 

メンタルリハーサルのポイント

メンタルリハーサルのやり方はとても簡単。目を閉じて本番と同じ状況をイメージしたり、鏡の前でその通りに動いてみるだけでいいんです。始めから一つずつ自分の動きや発言を確認して、会議やプレゼンに同席する人がどんな反応をするか想像してみることも大切です。想定できるあらゆるパターンを何度もイメージすることで、心がどんどん鍛えられ、本番に強いメンタルになれるかも。
 
最初のうちは上手くイメージができなくても、繰り返すことによってそれも上達していきます。自分だったらどうするかをイメージするより、自分の周りで本番に強そうな人を見つけたり、尊敬している人など「あんな風になりたい」と思える人の真似をしてみることで、より良いパフォーマンスに近づけますよ。また、自分を客観的に見られる第三者になったつもりでイメージしてみると、それまで気づけなかったことに気づけるかもしれませんね。

イメージするときに気をつけたいこと

なお、メンタルリハーサルで想定する本番の様子は、なるべく鮮明かつ具体的にイメージすることが大切だと言われています。本番を繰り返したと脳を騙すわけですから、いざ本番を迎えた時に全くイメージと違う状況になってしまっては水の泡となってしまいます。本番をイメージするだけでストレスを感じる…という気持ちもあるかもしれませんが、そこはグッと我慢して、自分に自信を持つためにもなるべくリアリティのあるイメージを描くようにしてください。
 
また、失敗してしまった時のことや相手が良くない反応をすることなど、ネガティブなイメージは決して膨らませないようにしましょう。どうしてもネガティブなことばかり考えてしまうという人は、本番で上手くいかない原因もそのネガティブさにあるかもしれません。前向きなイメージに置き換えられるよう、トレーニングを続けていきましょう。
 

何度も繰り返すことが大事

大切な会議の前にはぜひやっておきたいこのトレーニングですが、一回や二回では想像の域を出ません。何度も繰り返し行うことで効果が得られるようになっていくんです。幸い、時間や場所を選ばないので、通勤電車の中や寝る前など、集中して行えそうなタイミングを狙って一日に何度もイメージしてみましょう。いろいろな場面を想定してメンタルリハーサルを行っていくことで、どんな本番にも負けない強い心を鍛えることが出来るはずですよ。

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