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新入社員の約半数が感じる「入社後ギャップ」1位はやっぱり残業!? 入社後の「こんなはずじゃなかった」をなくすために取り組みたいこと

新年度も2カ月ほど経って、新入社員も自分の職場や仕事のことが少しずつ見え始めているはず。そんな時期だけに、入社前に抱いていたイメージと入社後の現実を比べて起こる「入社後ギャップ」も出始めているようです。

年々大きくなる「入社後ギャップ」

5月30日にリサーチ会社が公表した「新社会人の意識調査」によると、5月11日~17日の期間に「現在の会社に入社・入職する前と後で、会社のイメージにギャップがあった」という新社会人は50.5%。そのうち8%は「大きなギャップがあった」と回答しました。
 
この割合は2015年の43%から16年の45%、そして今年の50.5%と上昇を続けていて、それと比例するように「5月までの間に会社を辞めたいと思ったことがある」人も2015年が23.5%、16年が30%、17年が35.5%と増加し続けています。
 
新入社員は一体どんな部分に「入社後ギャップ」を感じているのでしょうか。「ギャップがあった」と回答した人にその理由を聞いてみると、1位に挙げられたのは「残業が多い」の26.7%。2位以下は「給与が少ない」「研修内容が不十分」「仕事がつまらない」「有給休暇が取得しずらい」というギャップが続きました。
 
挙げられたギャップの中には、「職場の人間関係がよい」「福利厚生が充実している」「研修内容が充実している」というポジティブなギャップもあるため、一概に「入社後ギャップは良くない」とは言い切れませんが、ネガティブなギャップは是非ともなくしておきたいもの。

入社後ギャップをなくすために気をつけたいこと

「入社後ギャップ」をなくすためには、仕事を選ぶ際の事前リサーチが何より大切。最近では、就活生が会社の窓を双眼鏡などで覗いて何時まで残業しているか観察するというリサーチの仕方が話題になりましたが、「みんなが残っているわけじゃないし、季節とかシフトでの変動もあるから話を聞いた方が早い」という声も。入社後ギャップの1位になるだけあって関心の高い残業時間ですが、「就職四季報」などの情報誌には残業時間も掲載されているので、参考にしてみるのもひとつの手です。
 
また、今年5月の日本経済新聞の報道によると、厚生労働省は2020年にも「残業時間の公表」を大企業に義務付ける予定とのこと。この施策が大企業から中小企業にまで広がっていけば、入社後ギャップはかなり減らすことができそうです。
 
仕事を選ぶ際には、「やりたい仕事かどうか」だけでなく、企業自体の魅力や社風、待遇など様々な観点で仕事を選ぶことが大切。「新社会人の意識調査」では、「就職先を選んだポイント」として「仕事内容」が第1位に挙げられ、手当や福利厚生などの待遇面は6番目、給与に関しては10位という結果でした。しかし入社後に感じるギャップの多くは待遇に関するものです。採用側としても、面接の場などで仕事内容以外にも待遇面に関してもじっくり話すことで新入社員の「こんなはずじゃなかった」を減らすことができるのではないでしょうか。

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