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シングルファーザーの実態をテレビで特集

2010年に約20万世帯だったシングルファーザーですが、2017年には27万世帯と増加傾向。8月8日に放送された朝の情報『ZIP!』では、そんなシングルファーザーの特集が組まれていました。仕事をしながら子育てをする父親たちの日常や、子どもへの想いが話題になっています。

3歳の息子と、25歳のお父さんの2人暮らし

 


1人目のシングルファーザーは、3歳の息子と暮らすタクシー会社で事務仕事をしている25歳の男性。保育園に通うようになった息子のためにお弁当作りが上達したというこの男性は、キャラ弁当もお手の物。弁当を作っている間は、息子がお父さんにピッタリとひっついてとても仲が良いことが伺えます。楽しみは子どもとペアルックの服を着ることで、休日はお揃いの服を着て公園で食事をとっていました。
 
しかしやはり平日の朝は怒涛の時間。朝5時30分に起床し朝食の支度をして、その後自分の身支度を整えます。さらに息子の保育園の準備をしてから息子を起こし、朝食を食べさせると、6時55分に息子を抱っこして家を出発。保育園に息子を送り届けてから自身は会社に出勤していきました。これには「若いのに偉いなー」「自分1人なら家を出る10分前に起きて朝食抜きとかもできるけど、子どもにはちゃんと朝食食べさせなきゃいけないしね」と感嘆の声が。
 
それでもこの男性は生活を苦に感じていないようで、「つらいなと思うことはないです」「1人だから大変だとは捉えてなくて、夫婦そろっていても育児は大変だと思うし。みんな平等に色々なものを背負っていると思うので」と口にしていました。

会社のサポートを受けて2人の子どもを育てるお父さん

続いては、小学4年生の息子と小学2年生の娘を持つ、電化工事の仕事をしている29歳の男性。夏休みの時期は、早起きをして朝食と昼食を作り出勤していて、毎日の楽しみは子どもとお風呂場で話すことだそう。
 
この男性が忙しい日々を暮らせるのは、会社のサポートがあるから。会社には19時までに家に帰れるようにお願いをしていて、仕事が途中でも抜けて帰ることが許されているのです。さらに、同僚になんでも気楽に話せることが、この男性の大きな力になっているのだとか。
 
こうしたシングルファーザーの姿には「見てたら泣いちゃった。子どものために頑張っている姿素敵すぎる」「こんなお父さんだったら子どもは幸せだろうな」「仕事と子育てを両立できてるのホントに尊敬する」といった声が上がっていました。今後も増加していく可能性があるシングルファーザーとシングルマザー。社会全体で、親子をサポートする動きが増えることを期待したいです。

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