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林先生が教える通勤時間が及ぼすデメリット

10月8日放送のTV番組『林先生が驚く初耳学!』では、時間とお金のバランスについて紹介。長時間通勤によるデメリットや世間の声を取り上げていきます。毎日の通勤時間が苦痛だと感じている人は、ぜひ参考にしてみて下さい。

狭くても高くても職場近くに住め!?

 


番組では「職場の近くにお金をかけてでも住むべき!」と題し、林修先生が通勤時間の短縮にお金を使うことが大切だという持論を語り、共演者と討論を繰り広げました。番組で林先生は、新入社員当初から職場近くの東京都文京区で暮らしており、高い家賃を死にもの狂いで払っていたとか。そのため40歳を過ぎるまでは、貯蓄はゼロだったそうです。共演者からは驚きとともに、「通勤中の時間を有効に使える」「浮いたお金で美味しい食事ができる」といった反論も沸き起こりました。
 
それではなぜ林先生は家賃の安い郊外の広い家ではなく、職場に近い都内の狭くて家賃の高い部屋に住むべきだと考えているのでしょうか。林先生は「長い通勤時間が与えるデメリット」として、睡眠時間・運動時間の減少や離婚率の上昇を紹介。また番組で林先生は「時間はお金以上に貴重な財産」だと、時間とお金の総合的なバランスについても語っていました。
 
林先生の言葉に共感する人は多かったようで、番組の放送終了後にはSNS上に「通勤時間ほどムダなものはないと思う」「通勤時間のこと考えて職場付近に引っ越そうかなって最近すごく考える」「時給1,000円と仮定して職場から片道1時間もする場所に住んでたら、1カ月に相当な金額を損してることに…」といった声が相次いで上がりました。

長時間の通勤による健康被害も

毎朝遠方から都心へと通勤する人は多いようで、SNS上には「通勤疲れがそろそろ限界だわ…」「職場まで片道2時間は遠すぎるよ」「通勤時間なんて3カ月もすれば慣れるって聞いてたけど、あれ嘘じゃん!」と悲痛な声が上がっています。
 
実際に長時間の通勤は、人間から幸福度を失わせるという研究結果もあるほど。ある経済学者が行った幸福度調査では、1日の中で最も不快に感じる第1位に“通勤時間”がランクイン。またアメリカの大学が発表した研究結果によると、通勤時間が1分増える毎に運動時間が0.0257分、睡眠時間は0.2205分ずつ減っていく傾向があることが判明しています。仮に通勤時間が往復1時間だとすると、年間で約60時間もの睡眠時間が失われることに…。
 
ストレス社会の中、少しでも煩わしさから解放されたいと願う人は多いはず。長時間の通勤を苦痛に感じている人は給料と相談しつつ、職場に近い場所に部屋を借りることを検討してみてもいいかもしれませんね。

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