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国家資格の取得は必須! 歯科医療のスペシャリスト「歯科衛生士」になるには


医学的な知識が豊かで、患者のお口の健康を守る「歯科衛生士」はまさに歯科医療のスペシャリストと言えるでしょう。歯科医師をサポートしながら虫歯などを治療する歯科診療所の他にも、一般企業や介護施設など歯科衛生士の活躍の場は様々。自分のライフスタイルに合わせた働き方が出来るということで、とても女性人気が高い職業です。
 
しかしそんな歯科衛生になるにはどのような道をたどれば良いのでしょうか。今回は歯科衛生士として必須となる国家資格や、その資格を取得するための「歯科衛生士国家試験」についてご紹介。そのほか、歯科衛生士の養成学校についても取り上げていきます。

歯科衛生士になるには国家資格が必須!

歯科衛生士になるためには、厚生労働省の定める歯科衛生法に基づき、専門の国家資格を取得しておかなくてはいけません。それが「歯科衛生士免許証」で、この資格を取得するには「歯科衛生士国家試験」に合格する必要があります。この国家試験は毎年3月に行われるのですが、厚生労働省と文部科学省が定める歯科衛生士の養成学校を卒業していないと、受験資格を得ることができません。専門の学校を卒業するだけでなく、試験に合格することによって初めて歯科衛生士の資格を取ることができるんですね。
 


歯科衛生士国家試験の試験科目は9科目あり、問題数は全部で200問以上。試験時間は合計300分とかなりボリュームのある内容になっています。しかし問題は全てマークシート形式で、その他の面接や実技試験は一切必要ありません。平成28年の試験の合格率は96%となっているため、ほかの試験と比較しても難易度が高いというわけではないようです。
 
ちなみに歯科衛生士にそのような国家資格が必要な理由としては、やはり患者の口の中に直接手を入れて施術を行うという仕事内容にあると言われています。一歩間違えれば患者の口の中に傷を付けてしまうだけではなく、感染症などのリスクもあるので、口の中の施術は非常に責任の重い作業。歯科衛生士として働くには、それ相応の知識と技術が求められるということですね。
 

歯科衛生士の養成学校

意外と合格率が高い歯科衛生士の国家試験ですが、それは誰もが専門の養成学校で試験の対策をしているためでしょう。「これだけ合格率が高ければ大丈夫でしょ?」と侮っていると、当然合格は遠のいてしまいます。しっかりと試験の対策をするためにも、ここでは各養成学校の特徴を見ていきましょう。
 
養成学校には主に3つの種類があり、4年制大学・短大・専門学校に分かれています。これらの養成学校を卒業して、試験を受けるといった流れは他の職業の資格でも同様のものがありますね。しかし歯科衛生士の場合、短大や専門学校でも最低3年は通わなければいけないというのが特徴。平成17年に法律改正が行われ、歯科衛生士の養成学校の修業年限が2年から3年に変わったため、現在ではほとんどの短大や専門学校が3年制に移行しているようです。
 
また、歯科衛生士の4年制大学は最近になって増えてきたということですが、その数はまだそこまで多くないとのこと。ですが、短大や専門学校でも3年は通わないといけないということもあり、より広い知識を付けることが出来る4年制大学を選択する歯科衛生士志望者が近年増えている傾向にあるそうですよ。
 
その他昼間に仕事をしているような人のための「夜間学校」もあります。夜間学校は基本的に短大や専門学校と同じく3年制ですが、一日の授業時間が約3時間と限られているのが特徴。そのため、短い時間で歯科衛生士になるための知識を身につけられるよう、効率重視のカリキュラムに基づき授業が行われると言われています。ちなみに現状では、歯科衛生士国家試験の受験資格を手に入れられる「通信制」の養成学校はないとのことなので、夜間学校は歯科衛生士を目指す子持ちの方や社会人の人にとって重要な選択肢となることでしょう。
 
画像出典:Herry Lawford / Dentist(from Flickr, CC BY 2.0)makelessnoise / Teefs! (from Flickr, CC BY 2.0)Andrew Fresh / Chipped tooth repair today. #dentist(from Flickr, CC BY 2.0)

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