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鼻に洗濯ばさみを挟んだことはありますか? 地味な苦労と涙ぐましい努力が垣間見える「鼻低いあるある」


 この世に生まれ落ちた時から死ぬ時まで付き合う自分の顔。できれば自分自身でも好きでありたいもの。ただ、自分の顔にコンプレックスを持っている人は少なくない。特に顔の中心にある鼻に関しては悩みを抱える人が多く、日本人にありがちな“低い鼻”を気にしている人の嘆きはよく聞かれる。今回はそんな“低い鼻”を持つ人間にしかわからない「あるある」を紹介していこう。
 
 まず、低い鼻の持ち主の多くが悩むのが「眼鏡」や「サングラス」との相性が悪いということ。運よく高い鼻に恵まれた人間に比べて、圧倒的に眼鏡やサングラスが似合わない。サングラスを試着し、いざ鏡を見た時の「コレジャナイ感」に泣きそうになるという人も少なくないようだ。そしてよく聞く声として、「メガネがずれる」というものがある。鼻当てがついていても悪意を感じるほどずり落ちてくる眼鏡。汗をかいたときのずり落ちようはひどいもので、中には「眼鏡でラーメンを食べているとき鼻ぺちゃを痛感。鼻が低い&汗&前かがみのトリプルパンチでメガネがラーメンの中に落下。半べそで眼鏡を拭いたのは苦い思い出」なんていう切ない声も。
 
 二つ目のあるあるは「鼻に洗濯ばさみを挟んだことがある」。家族や鼻の高い友人などに「洗濯ばさみではさむと高くなるらしいよ」などとそそのかされ、超真剣に実践したという人は多い模様。しかし効果が出たという声はあまり聞かれないのが実情だ。「なんで真に受けたのか…鏡を見た時、ただ鼻が赤く腫れただけの無表情の自分が悲しかった」「母親に笑われようが洗濯ばさみをつけ続けた私の努力は無駄だった! 母よ、笑ってんじゃないよ、遺伝だよ!」と、成果のなさに絶望を覚えた人が多かったようだ。
 
 また、「マスクが息苦しい」というのもあるある。鼻が高ければマスクと頬の間に隙間ができ、何の支障もなく呼吸ができるが、鼻が低い人にとってはマスクをつけるのも一種の苦行。隙間が少ないためマスクが張り付いて息苦しいことこの上ないようだ。当事者からは「鼻で息を吸うたび、マスクが鼻をふさいで窒息しそうになる! 鼻の穴にペコペコ密着するマスクが間抜けすぎて泣ける(TT)」といった声が。
 
 どうやら鼻の高い人にはわからない地味な苦労があるようだ。中には「キスするときに鼻がぶつからない」という前向きな声もあるが、プラマイでマイナスという感が否めないのは何故だろうか。
 
画像出典:Ben Sutherland/ Nick gets his nose pinched (from Flickr, CC BY 2.0)
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