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アラフォー以上はショートやミディアムヘアがお好き!? ロングヘアが敬遠される理由とは


 アラフォー以上の年齢になると、グッと減るのがロングヘア人口。若い頃はワンレングスにして気怠く髪をかきあげていた人も、ふわふわパーマで女子力アピールしていた人も、なんとなくもう自分が若くないと自覚し始めると、こぞってショートやボブ、ミディアムヘアにカットするようになる。どうして若くない人たちのロングヘアはナシなのだろう? その理由を紹介していこう。
 
 年齢を重ねれば、どんなにがんばってお手入れをしても肌も老けりゃ髪も老ける。昔に比べるとパサつきが目立ち、油っ気が抜けて見えるのは一目瞭然。「長いと毛先の傷みが目立つんだよね…広がっちゃって山姥みたいだよ」「白髪が目立つパサパサロングはほぼ砂かけババア」という意見があるように、傷んだロングヘアの女性はどうやら妖怪に変身してしまうようだ。でも、中には「ツヤ髪をキープできてるならロングもあり」というロング擁護派もいる。マメに美容院へ通ってプロに手入れしてもらえるならば、ロングヘアでも妖怪に変身することを避けられるのかも。
 
 次にナシだと思う理由は、「モデルを参考に無造作に束ねて“ゆる感”を出したつもりが、鏡に映ってたのは生活に疲れたボサ髪ババアだった」「2つに結べば『ババアのツインテール痛すぎる』とか言われるし、もうどうしていいんだか」「下の方でおだんごにしたら磯野フネに完全一致」など、まとめ髪が難しいということ。売っているヘアアクセサリーもリボン型やお花モチーフのものなど、若くない人が堂々と身につけるには勇気が必要なものが多い。かといって何の変哲もないカラーゴムを使ったら使ったで、ただのズボラおばさんに見えてしまう。
 
 また、すでに“ロングヘアは若い子”というイメージが世間で浸透しているからナシという意見も。実際に「サラサラロングでも顔だけおばさんだとビビる」「アラフィフでロングヘアな会社の人のあだ名は『後姿美人』」という声もあるように、ある一定の年齢に達するとロングヘアの持ち主というイメージから外れてしまうらしい。そのイメージを覆すぐらいのロングヘア人口が増えれば良いのだが、妖怪やズボラおばさんになることに恐怖を感じてる人が多い現在、なかなかそれも難しいようだ。
 
 もちろん自分のしたい髪型をする自由は誰にもある。どんな髪型をするにしろ、いくつになっても「キレイに見られたい」という女子の心を忘れずにいよう。
 
画像出典:rochelle hartman / Raccoon bobs her hair (from Flickr, CC BY 2.0)
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