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美容師の転職や中途採用について

頭を抱える女性
 
せっかく美容師の免許を取得してサロンに就職しても、そこが合わなかったり、美容師の仕事そのものが向いていなかったりするのは、よくあることです。中途採用や転職を成功させるには、どうすればよいのでしょうか。
 

なぜ辞めるのかはっきりさせよう

中途採用にしても、転職するにしても、まずは現状の何が不満で、自分は何をしたいのか、はっきりさせなければいけません。これが定まっていないと、簡単に雇ってくれるところに安易に飛びついて、後悔する破目になります。動機がはっきりしていれば、次の仕事を選ぶ時の明確な基準になるので、同じ過ちを繰り返さないで済むでしょう。
 
どちらかと言えば、やりたくないことをしなくて済む職場を探した方が長続きします。例えば、腰痛や手荒れなど美容師特有の職業病が原因で辞めたのに、次の職場でも重い荷物を持ったり、手を酷使したりする作業をしたのでは意味がありません。よほど明確な目標が無い限りは、自分のやりたいことを優先しない方が無難です。
 
また、辞める時は事前に準備するのが大事です。貯金したり、失業保険をもらえるタイミングを狙ったりするなど、お金に困らない状況にしておけば、仕事を選ぶ余裕ができます。最低でも半年、できれば1年生活できるだけの蓄えは欲しいところです。
 

面接は初対面だから第一印象が大事

転職先への面接は第一印象が大事です。できるだけ好印象を与えるように心がけたいものです。無理して明るく元気に振る舞う必要はありません。
 
丁寧な言葉遣いと、はっきりした発声、笑顔でいれば十分です。緊張するかもしれませんが、自分の魅力をアピールしつつ、気になるところはしっかり確認しておきたいものです。それで採用に至らなくても、自分に非があったのではなく、縁が無かったと捉えて次に行けば良いのです。
 
中途採用も転職も、専門のコンサルタントが支援してくれるサービスがあります。どうしてもうまくいかない時は、利用を検討してみましょう。
 

異業種に転職するメリットを受けるには


 
美容師は特殊な仕事です。向いていないと感じる人は、転職すると多くのメリットがあります。安定した給料が入り、年収が大幅にアップします。拘束される時間が減り、休みもしっかり取れるようになります。体への負担も減ります。
 
けれども、これはあくまでも正社員として転職した場合です。非正規雇用では、これらのメリットがありません。むしろ美容師の頃より条件が悪くなる場合もあります。そういった可能性も考慮して自分に合った転職先や働き方を考えましょう。
 

中途採用や転職は前向きに考えて


サロンに中途採用されたり、異業種へ転職したりする時は、その動機をはっきりさせることが大事です。余裕を持って選別すれば、自分に合って長続きする仕事を見つけられるはずです。
 
中途採用や転職は、それまで培った経験が無駄になってしまうのがデメリットに思えるかもしれません。けれども美容師の資格は一生ものです。いつか違う形で役に立つでしょう。

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