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美容師がお客様の顔についた髪を払う方法


 

お客様の髪をカットした後、顔に髪の毛が付いてしまうことってありますよね。その髪をどう払うかによって、お客様から見る美容師に対しての印象は変わってきます。

 

そこで今回は、顔にカット後の髪の毛がついてしまった時、上手に払う方法などをご紹介したいと思います。

ブラシで払う

一番多いのが、カット後美容師さん自らがブラシを使って顔についた髪を払うことです。お客様の顔に直接つけるわけですから、細心の注意を払わなければなりません。力を強く払いすぎてしまっては、お客様の気分は良くありませんので、ゆっくりと優しくブラシを顔に当てて、髪の毛を払いましょう。

 

この時取れないからと言って、力強く払ったり、何度も何度も時間をかけて払ってしまっては、お客様は良く思いません。なので時間をかけずに、ブラシで取れる範囲で取りましょう。

コットンを渡す


 

ブラシを終えてみて、それでもまだ髪の毛が顔についている状態であれば、コットンと手鏡を渡して、お客様自身に取ってもらいましょう。こうすることで、お客様自身が気になっている部分や、力加減もお客様自身で調節することができるので、おすすめです。

 

注意してほしいのが、ブラシを終えて取れないからと言って、そのままの状態でサービスを終えてしまうこと。「この人は、最後まできちんとやってくれない!」とお客様から見る美容師のイメージが悪くなってしまうので、気をつけましょう。

 

ブラシで取れなければ、「申し訳ございませんが、ブラシでは取り切れない部分があるので、コットンで取っていただいてもよろしいでしょうか。」と一言添えて、コットンを渡すだけで、印象は大分変りますよ。

フェイスパウダーを少し多めにつけてきてもらう

メイクの仕上げとして使用するフェイスパウダーですが、少し多めにつけることで、カット後の髪の毛をつきにくくしてくれます。なので、顔についてしまう髪の毛が多いお客様の場合、その日はブラシとコットンで対応します。そしてお客様にアドバイスとして、メイクのフェイスパウダーをいつもより少し多めにつけてきてもらうだけで、髪の毛が付きにくくなることを説明しましょう。

 

これも伝え方が重要となりますが、「髪の毛がついてしまうので、次からはフェイスパウダーを多めにつけてきてください。」と簡潔に言ってしまうと、「なんで美容師にそんなこと言われなければいけないの。」と思われてしまいます。言い方としては、「フェイスパウダーを少し多めにつけると、髪の毛が付きにくくなるので、もし今後カットすることがあったら試してみてくださいね。」と強制的ではなく、柔らかく言うことで、美容師に対してのイメージがグッと変わります。

気持ちよく美容室をあとにしてもらう


 

今回は、美容室でカットした後の髪の毛が顔についてしまった場合の払う方法や、髪の毛が付きにくくなる方法をご紹介しました。

 

言い方や態度で、美容師に対しての印象も変わってきます。なので、最後まで気持ちよく過ごしてもらえるように、最善を尽くしましょう。お客様への伝え方が一番大事なので、「ここの美容室で髪を切って正解だった!」「また来たい!」と思ってもらえるような対応を心がけましょう。

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