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アイリストとアイコーディネーターとの違い

メイクをしている目
「目元(まつ毛)のプロフェッショナル」ことアイリスト。2013年からは新しい美容検定資格「アイコーディネーター」が始まりました。従来のアイリストと、資格取得者であるアイコーディネーターでは、どんなところに違いがあるのでしょうか?

アイリストはまつ毛のプロフェッショナル

くるりと上に巻いた美しいまつ毛。この、整えられたまつ毛をお客様のために作り出すのが、アイリストです。アイリストは、いわば「まつ毛メイクのプロフェッショナル」。ヘアサロンなどで、お客様の目元に関するお悩みと要望をカウンセリングしてから実際の施術までを行います。専用の道具や薬剤などを使って人工のまつ毛を植毛する「まつ毛エクステンション(エクステ)」や、まつ毛をカールさせる「まつ毛パーマ」などにより、なりたい目元を作り出します。
 
かつてまつ毛メイクと言えば、ビューラーやマスカラなどを使って自分でメイクを施すしかなく、そのわりには上手く仕上がらなかったということが多かったものです。現在は「夜まで落ちない」「忙しくても楽に目元がキマる」という利点もあって、まつ毛エクステやまつ毛パーマなどが巷に浸透してきました。それに伴って、これらの施術を行う「まつ毛の専門家」ことアイリストの需要も高まってきたのです。そのため、若い女性を中心に人気を集め始めている職業でもあります。
 
アイリストは、現在は主にヘアサロンをはじめとする美容系サロンで活躍しています。アイリストは、美容師免許がなければ施術してはいけないことになっていますが、アイリストそのものには特別な資格・免許制度はありません。が、ヘアメイクとまつ毛メイクの技術は根本的に違います。
 
アイリストを目指すなら、美容師免許を取得した上で、まつ毛メイクに関する知識と技術をイチから学ぶ必要があります。ヘアメイクの技術に加えて、しっかりとしたまつ毛メイクの知識と技術を身につけ、お客様ひとりひとりの要望に応えられる有能なアイリストになれば、就職・転職の選択肢も広がります。

アイコーディネーターは目元全体のプロフェッショナル


アイリストとは別に、「アイコーディネーター」という仕事もあります。アイリストとの違いは、美容師の可能性を更に広げることを目指して定められた、新しい美容資格であるという点です。2013年に、美容師と美容院の価値向上のために活動しているNPO法人日本ビューティ・コーディネーター協会(JBCA)が定めました。
 
認定アイコーディネーター資格の取得は、美容師免許を持つ人に限られます。アイブロウやアイラインなどアイメイクの基礎・応用から、カウンセリングの方法、アレルギーなどの皮膚医学まで多岐にわたります。
お客様の目元の魅力を最大限に引き出すための知識と技術を幅広く、専門的に身に付けることが求められます。
 
アイリストがまつ毛メイクの専門家とすれば、アイコーディネーターはお客様の骨格や肌質など、目元をトータルに分析し、まつ毛メイクも含めてなりたい目元をコーディネートする「目元の専門家」と言えるでしょう。

目元のプロフェッショナルを目指そう!


目元の印象は、まつ毛だけでも大きく変わりますが、骨格やお客様ごとの目の形の違いなども影響します。目元についてもっと知り、メイクまでコーディネートできれば、更にその魅力が深まります。
 
目元について豊富な知識と技術を持つ目元のプロフェッショナル、アイコーディネーターは、お客様の目元に潜んだ魅力を最大限に引き出すことが出来る存在と言えるでしょう。アイリストを目指すなら、更に一歩進めて、アイコーディネーターを目指してみるのも良いですね。

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