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二枚爪とは?原因や整え方を調査

二枚爪とは?

爪の先端部分が薄く剥がれている状態のことを「二枚爪」といいます。爪はトッププレートの背爪(はいそう)、ミドルプレートの中爪(ちゅうそう)、アンダープレートの腹爪(ふくそう)の3層で構成。この層が2枚に分かれて剥がれることで二枚爪になってしまいます。

二枚爪の原因

二枚爪になってしまう原因はいくつかあります。内部要因と外部要因に分けてまとめていますので、普段の生活を振り返りながら、当てはまるものがあるかどうか確認してみてください。

外部要因

乾燥

乾燥により爪の水分や油分が失われると、爪が割れやすくなったりもろくなったりします。保湿不足なのも原因ですが、日頃の水仕事による乾燥やお風呂掃除や洗濯などで使用する洗剤の影響も考えられます。ネイルアートを落とす際に使用するリムーバーによっても乾燥しやすくなることも。

乾燥を防ぐためは、日頃からハンドクリームを爪の根元、爪にも塗ることがポイントです。

爪への衝撃

爪に負担がかかる爪の切り方をしてしまったり、主に指先を使う仕事が多かったりした場合、爪に衝撃が加わって二枚爪になってしまう恐れがあります。

「自分はデスクワークだから大丈夫!」と思っていても、実はキーボードをたたく小さな衝撃でさえ蓄積されると爪にダメージを与える原因になってしまうのです。

 

内部要因

栄養不足

食事から得られるケラチンという繊維状のタンパク質が不足すると、二枚爪になってしまう可能性があります。ケラチンは爪の主成分にあたる栄養素なので、健康的な爪を作るためにも意識して摂取するようにしましょう。牛もも肉・豚ロース肉・鶏ささみ・カツオ・マグロ・チーズ・納豆など、タンパク質の多い食材がおすすめです。

血行不良

血液が上手く循環していないと指先にまでしっかり栄養が行き届かず、爪がもろくなり二枚爪になってしまうことも。爪の根本には爪母(そうぼ)と呼ばれる爪の工場があり、爪はそこで徐々に伸びていきます。そこに栄養がしっかり届かないと健康的な爪が作られないので、血行が悪い人は要注意です。

手を開いたり閉じたりする簡単な手の体操は、指先の血行促進に効果的。また、爪の側面を10秒ほどぎゅっと挟むこと、血行を促進します。

病気

爪は健康のバロメーター。上記で紹介した原因にあてはまらず、何かしら異常が見られた場合は病気が疑われます。軽視せずに病院で診察を受けるようにしましょう。

二枚爪の整え方

二枚爪を悪化させないために、爪の整え方をご紹介いたします。

やすり

爪切りで爪を切る時、バチンと音が鳴りますよね。実はあの時にも爪にダメージを与えているのです。なので爪の長さを整える時には爪にかかる負担をなるべく抑えるように、やすりで削るのがおすすめです。爪切りについているやすりは面が荒いので、爪に負担がかかります。なるべく爪の長さを整える用のやすりを使用、横から見て45度の角度であてると綺麗に削れますよ。

爪切り

爪を削るのに抵抗がある人は爪切りを使ってみてください。その際、注意するべきポイントは爪を柔らかくしてから切りましょう。オススメは、お風呂に入った後。爪は水分を含むと柔らかくなり切りやすくなるので、爪に大きな負担をかけずに済みます。

切る順番は、端から徐々に真ん中に向かって切ること。広い面積を一度に切ろうとすると、爪圧がかかってしまうので、少しずつ切るのがポイントです。切れ味が悪い爪切りも爪に負担がかかりやすいため、新しいものに替えてみると良いでしょう。

 

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