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ネイリスト検定1級は必要?資格取得をするメリットとは


 

ネイリストという職業はいったいどのようなものなのでしょうか。可愛いデザインや個性的なデザインなど、ネイリストさんそれぞれの技術やセンスであり羨ましいほど素晴らしい才能ですよね。

 

ですが、ネイリストという職業は一見華やかに見えて地道な努力の末、ネイルサロンで活躍されているのはご存知でしょうか?華やかに見える職業は、人を綺麗にする職業でもあり実はネイリストとして働くために沢山の試練を乗り越えてきているのです。

 

美容師やエステティシャンにも様々な資格や検定があるように、ネイリストにも技術レベルを表す「ネイリスト技能検定」や「ジェルネイル技能検定」があります。サロンによっては求人を出す際に、検定○級以上などといった応募資格を掲げているところも少なくありません。ネイリストの職業に就くには、資格は必要なのでしょうか。それでは、ネイリストという職業と技能検定の関係性をじっくりと見ていきましょう。

ネイリストの主な仕事内容

ネイリストの仕事は、おおまかに言うとお客様の爪に対してお手入れ(ケア)をしたりデザインを施したりして、美しく見せることです。では、その詳しい仕事内容はどのようなものなのでしょうか?

 

ネイルケア

手指の消毒からスタートし、爪の長さを整えて、表面を磨いたり根元の甘皮を処理したりして、地爪を美しく健康に保ちネイルアートのモチを良くするためにおこないます。

 

ネイルケアでよく使用する道具は以下の通りです。

 

  • エタノール(消毒液)
  • ウェットステリライザー(消毒液を入れる)
  • ニッパー、ヤスリ(爪の整形を行う)
  • コットン、クリーム(爪を磨いてカラーを入れる)
  • ブラシ
  • ガーゼ
  • タオル
  • アームレスト(手首を固定する)
  •  

    爪の修正や補強

    爪の装飾や色を塗る下準備をするために、長さが足りない部分への長さ出しや爪に亀裂が入っていたりする場合にアクリルなどで補強します。

     

    補強などでよく使用する道具は以下の通りです。

     

  • 付け爪
  • ニッパー
  • プライマー(アクリルをつきやすくするための液体)
  • シャイニングバッファー(爪の表面を磨く)
  • ブラシ、ペーパー(スカルプチュア用)
  • アクリル樹脂の粉、液体
  • グルー、レジン(接着剤)
  •  

    ネイルカラー

    爪にマニキュアやジェルネイルを塗布し、美しくカラーリングしながら補強します。

     

    ネイルカラーでよく使用する道具は以下の通りです。

     

  • 練習用チップ(ポリッシュやジェルを塗る練習で使用)
  • ベースコート、トップコート(ポリッシュの定着を良くするため)
  • ネイルポリッシュ
  • トップジェル、ベースジェル(カラージェルの定着を良くするため)
  • カラージェル
  • ジェル筆(クリアジェル、カラージェルの施術用)
  • 筆置き(ジェルネイルの施術中の筆置き場)
  • ライト(ジェルを硬化させるためのライト)
  • プレプライマー(爪表面の油分や水分を取り除きジェルを浮きにくくするため)
  • キューティクルオイル(爪の根元部分の保湿のため)
  •  

    ネイルアート

    カラーリングした爪にアクリルカラーやジェル、ラインストーンやシールなどで美しくデザインを施します。
     
    ネイルアートでよく使用する道具は以下の通りです。
     

  • ジェル筆(ネイルアートの施術用)
  • スポンジ(チークネイルの施術用)
  • ウッドスティック(パーツ位置の微調整など)
  • ストーン、パーツ
  • ネイルシール
  • ラメ、ホログラム
  • シェル
  •  

     

    ネイリストのお仕事はこの他にも、サロンでの事務作業や予約の管理、サロン内清掃、ネイルチップを用いたデザインサンプル作成など、直接、お客様へ施すものではない業務もあります。

     

    爪にデザインを施すネイルカラーやネイルアートの業務がクローズアップされることがほとんどですが、地爪を美しくお手入れするネイルケアは特に重要なお仕事と言えるでしょう。

     

    実際にネイリスト検定の試験内容でも、ネイルケアの項目が重要視されていますので、検定試験に合格するのは、避けて通れない項目なのです。ネイルケアがしっかり出来ていないと、せっかく綺麗にネイルアートを施しても、モチが悪くお客様も離れてしまうのです。

    そもそもネイリストになるには資格が必要なの?


     

    資格取得後のネイリストの就職先

    ネイリストの資格取得者の就職先は民間経営のネイルサロンが中心となりますが、結婚などにより家事・育児と仕事を両立させたいという女性が増えており、個人事業主として自宅でネイルサロンを開業する「ホームサロン」が多く見られます。

     

    とは言っても、ネイルサロン自体こぢんまりとマンションの一室を使う事も多く、施術を受けに行くお客様からすると民間企業か個人経営か見分けがつかないかもしれませんね。

     

    また、ネイルサロンや自宅開業のホームサロンだけではなく、ネイルメニューを取り入れている美容院やエステティックサロン、結婚式場なども就職先として挙げられます。ネイリストとしての経験を積み、さらに講師の資格を取得すると、ネイルスクールの先生になる事も可能です。

     

    どのようなネイリストになりたいかによって、保持しておくべき資格が変わってくるので、それに合わせて資格取得を目指すのも良いでしょう。

    ネイルの検定はどんなものがあるの?

    ネイルの資格にはいくつか種類がありますが、どれも民間資格に分類されます。主催協会は次の3つに分かれており、実施している検定は以下のとおりです。

     

    JNEC(公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター)

  • ネイリスト技能検定試験(3級・2級・1級)
  •  

    JNA(NPO法人 日本ネイリスト協会)

  • JNAジェルネイル技能検定試験(初級・中級・上級)
  • JNA国際ネイリスト技能検定試験(3級)
  • JNA認定ネイルサロン衛生管理士
  • JNA認定ネイルサロン技術管理者
  •  

    INA(NPO法人 インターナショナル ネイル アソシエーション)

  • ネイルスペシャリスト技能検定試験(A級/SA級 PA/AA/AAA級)
  • ジェルネイル技能検定試験(3級・2級・1級)
  •  

    ネイル検定の中でも特に、“持っていると就職に有利”と言われるのがJNEC主催の「ネイリスト技能検定試験1級」です。ですが、1級を取りたいからといってすぐに取れるものではなく3級から順に合格していく必要があります。

     

    要するに、2級を受けるにも3級取得が必要ですし1級を受けるにも2級取得が必要となります。一番はじめに受ける3級も義務教育を修了していることが受験資格となります。

     

    また、JNEC主催の「ネイリスト技能検定試験」は春期、夏期、秋期、冬期と年に4回実施されていますので、就職に間に合わせるなど計画的に受験していくと良いかもしれませんね。

    JNECネイリスト検定1級とは?

    それでは、就職する上で一番有利とされている「ネイリスト技能検定1級」とはどんなものなのでしょう。試験の概要など詳しく見ていきましょう。

    概要

    試験を受ける際には試験当日、爪を貸してくれるモデルも必要となります。仲が良いからといって誰でも良いわけではありません。練習などにも付き合ってもらう事になるためモデル選びも重要です。

    実技試験の採点項目

  • スタイリング(スクエア・オフ)
  • ハイポイントの位置
  • フリーエッジの長さや厚みの均一性
  • 強度と耐久性
  • Cカーブ20%~30%
  • キューティクルラインのスムーズさ
  • 表面の仕上がり(光沢・気泡の状態)
  • チップの装着状態
  • イクステンションTOTAL
  • ミックスメディアアート
  •  

    このように大きく分けて10項目を細かく細分化してチェックしていきます。その他、筆記試験もあり、実技、筆記どちらにしても試験における「減点対象」と「失格対象」が存在します。受験前には、その点もしっかり確認しておきましょう。

    ⇒日本ネイリスト検定試験センターHP(実技採点基準)

    本当に就職に有利なの?


     

    ネイリスト検定1級の取得は簡単なことではないという事はわかって頂けたと思いますが、実際に取得したところで、就職に有利になるのか気になるところですよね。

    ネイリストの募集の条件には、およそ4つのパターンに分かれることがわかりました。

     

  • 実務経験(1~2年以上または年数不問)と資格保持のどちらも求められる場合
  • 実務経験(1~2年以上または年数不問)を求められる場合
  • 資格保持またはスクール卒を求められる場合
  • 実務経験、資格どちらも不問の場合
  •  

    ネイリスト検定1級などの資格を特に取得していなくても、就職はできるようですが、応募できる求人の幅が狭くなってしまいます。資格を保有していることによって時給や給料などの採用条件が有利なことも多いので、その点では資格を持っていると有利と言えます。

     

    また、ネイリスト検定1級を保持していれば一定以上の技術が備わっているため、お客様としても指名料を払ってでも「この人にネイルしてもらいたい」と指名されることも少なくありません。指名手当のつくネイルサロンなら特に、自分の固定客を獲得できるので手当でのお給料アップも見込めます。

     

    ただ、資格不要で働けるネイルサロンや未経験で働けるネイルサロンがあるのも事実です。経験を積みながら先輩スタッフの技術を間近で習得でき、ネイルサロンに就職してからサロンで研修をしてくれる場合もあるので、研修制度ありのネイルサロンを探してみると良いでしょう。

     

    資格取得を目指す方も働きながら技術を身に付けていくのもひとつの手です。サロンで働いていれば技術だけでなく、接客なども身に付くので、同時進行でネイリストの業務を学べて効率的ですね。

     

    このように資格の有無を問わず働くチャンスはあるので、自身が「どのようなネイリストになりたいか」によって資格取得の重要度は変わってくると言えます。まずは自身のネイリスト像を想像して、資格取得と就職を検討してみましょう。

    まとめ


     

    いかがでしたか?資格を持っていなくても未経験からスタートできるネイルサロンや、資格保持が必須のネイルサロンもあり、色々なルートがあるがゆえに迷ってしまうのではないかと思います。

     

    しかし、スキルアップしたい人、お給料アップを望む人、独立を考えている人などは、1級ネイリストを取得しておくと必ず有利にはたらくことでしょう。

    資格の取得は、就職する上での技術のレベルを表すもので持っていると良いですが、施術してもらうお客様からしても信頼が厚いようですね。ネイリストとして活躍していく上で、資格取得は大きな武器となるでしょう。

     

    まずは3級から取得し、地道な努力を重ね1級取得まで目指しましょう。

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