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ジェルネイルとは?代表的なデザインからメリット・デメリットまで一挙公開!


 

ネイルにはネイルポリッシュ、ジェルネイル、スカルプチュアと様々な種類があります。その中でも、主流となっているのが「ジェルネイル」。ネイルサロンで、ネイルの種類を選ぶ時に迷ってしまったという経験もあるでしょう。それぞれのネイルに対し、メリットとデメリットを把握できていれば、どの施術方法が一番合っているのか選びやすくなりますよ。

 

ここでは、ジェルネイルが一体どんなものなのか、また、ジェルネイルで出来る人気のデザインなどをご紹介していきます。長持ちする、爪を保護する効果もあるジェルネイルは、メリットも多いですが、扱いが難しくトラブルが多いというデメリットもあります。ジェルネイルのメリットやデメリットまでしっかり理解した上でジェルネイルを楽しんでみてくださいね。

 

INDEX
■ジェルネイルとは
■ジェルネイルで出来る代表的なデザイン
■ジェルネイルのメリット
■ジェルネイルのデメリット
■ジェルネイルの健康被害と対処法
■爪の状態を確認しながらジェルを楽しんで

ジェルネイルとは


 

ジェルネイルとは、ゲル状の樹脂を硬化させて形成したネイルの事を指します。硬化させるためにはUVライトLEDライトを使用するのが一般的。もともと、UVライトで硬化していたジェルネイルですが、近年ではLEDライトを使うサロンが増えているようです。

 

また、ジェルネイルは従来のマニキュアに比べ非常に透明度が高く、見た目が綺麗なのが人気の秘訣。そして、丈夫なので自爪が割れやすいという人もジェルネイルをする事で「割れなくなった!」という人も多いのです。では、ジェルネイルとはどんな物なのかを細かく見ていきましょう。

ジェルネイルの種類

ジェルネイルの種類は大きく分けて2つあります。「ソフトジェル」と「ハードジェル」の2種類で、近年では爪に優しいソフトジェルを使うネイルサロンが増えています。2種類のジェルの特徴をご説明します。

 
【ソフトジェルの特徴】

 
【ハードジェルの特徴】

 

日本国内で特に人気の高いジェルメーカーは「カルジェル」「パラジェル」「バイオジェル」であり、多くのネイルサロンで使用されています。従来のハードジェルと比較しても、これらのソフトジェル(カルジェル・パラジェル・バイオジェル)は、自爪を削るサンディング処理の必要がないので、ダメージを最小限に抑えてジェルネイルを楽しめるのです。

ジェルネイルの施術の流れ

ジェルネイルとは、どのように付けていくのでしょうか。ジェルネイルが初めての人は、不安になってしまう事もあるのではないでしょうか。ネイルサロンに行くときは、2時間くらい滞在するイメージでいると良いですよ。ネイルサロンを予約している時は、あまり次の予定を詰め込まない方が良いかもしれませんね。

 
【ジェルネイルの施術の流れ】

  1. カウンセリング
  2. オフ(マニキュアやジェルが付いている場合)
  3. ネイルケア(甘皮処理、爪を整えるなど)
  4. カラーリング(ベース、アートなど)
  5. ハンドマッサージ(サロンによって異なる)
  6. お会計、次回予約

 

このような流れで行われるのが一般的ではないでしょうか。仕上がりの確認をした後に、ネイルの写真を撮ってくれる事も。気に入ったネイルはSNSなどで配信するというのも楽しみの一つですよね。

ジェルネイルの持ち

ジェルネイルの持ちには個人差がありますが、3~4週間くらいで付け替えが必要になると考えておきましょう。家事を毎日する人は水を使う事も多いので、持ちが悪くなる事もあります。お風呂に入る時は仕方ありませんが、長持ちさせたいという人は、食器洗いなどでゴム手袋をしてみるのも良いですよ。

 

しかし、長持ちさせたいからといって何カ月も同じジェルを付けておくというのはNG。長い時間つけっぱなしにしておくと、様々なネイルトラブルが発生する事もあります。ジェルネイルをしたら3~4週間でネイルサロンに行って、メンテナンスをするようにしましょう。

ジェルネイルのオフの方法

ジェルネイルは、市販の除光液では落とせないのも特徴。専用のリムーバーを使う必要があるので、ジェルネイルをオフする際はネイルサロンに行く必要があります。爪が伸びてきたからと言って、自宅にある爪切りで切ると自爪を傷つけてしまいます。ジェルネイルを付けていても爪は伸びますので、長い爪が気になるという人は、こまめにネイルサロンへ行く事になりますね。

 
【ソフトジェルのオフ方法】

  1. ジェルネイルの表面を軽く削る
  2. 専用のリムーバー(アセトン)を浸透させたコットンを爪に乗せる
  3. 蒸発しないようにコットンと爪をアルミホイルで巻く
  4. ふやけてきたジェルをプッシャーで取り除く

 
【ハードジェルのオフ方法】

  1. アクリルニッパーで長い部分を切り落とす
  2. ファイルでジェルネイルを削る
  3. 自爪が見えてきたらバッファーで薄く残ったジェルを削る

 

ソフトジェルはアセトンが成分の専用リムーバーで溶かして落とす事ができますが、ハードジェルはリムーバーでは落とせません。もともと、リムーバーを仕事で使うネイリストが、ネイルをしても取れないようにと作られたジェルと言われています。ソフトジェルとハードジェルとでは、オフにかかる時間や金額も違ってくるので、今付いているジェルがどちらなのかを調べておくようにしましょう。

ジェルネイルの可愛さの秘訣

ジェルネイルと言えば、やはり見た目の可愛さも人気の理由です。従来のポリッシュネイル(マニキュア)に比べても一目瞭然。ジェルネイルの可愛さが際立ちます。

 
【ジェルネイルの特徴】

 

ジェルネイルには上記のような特徴があり、可愛いデザインを作りやすいのも特徴です。マニキュアでは表現しづらい立体やカラーを絶妙に混ぜるようなデザインも、自由自在に作れるのです。

 

ネイリストとして働いている人もデザインの幅が広がるので、仕事をしていて楽しいのではないでしょうか。ジェルネイルの技術を図るための検定もあるので、チャレンジを重ねられるものでもありますね。

 

ジェルネイルで出来る代表的なデザイン

ジェルネイルは、アートバリエーションが豊富で洋服などのおしゃれと組み合わせる事もできます。仕事場では控えめなネイルをしたいという場合にも、品のあるネイルをする人も。ここでは、ジェルネイルで出来る代表的なデザインをご紹介します。

ワンカラーネイル


 

1色で塗られたネイルを、ワンカラーネイルと呼ばれています。メニューの価格も一番安く抑えられます。しかし、マグネットネイルなど材料によってはアートをするのと同じくらい費用がかかる場合もあります。

フレンチネイル


 

ビジネスシーンなど、フォーマルな場所にしていくのにおすすめなのがフレンチネイル。簡単そうに見えて実はネイリストの腕が試されるデザインなのです。検定やコンテストでは、このフレンチネイルが題材とされることもある程。フレンジネイルを綺麗にできるネイリストは凄腕の持ち主と言えるでしょう。

グラデーションネイル


 

ジェルネイルは色味の微調整を可能にします。そのため、このようなグラデーションも簡単で出来ちゃうのです。グラデーションネイルは、爪全体に塗らないデザインのため透明感を演出。ナチュラルなデザインをしたい人は試してみてくださいね。

マーブルネイル


 

2色3色とカラーを織り交ぜて作るデザインをマーブルネイルと言います。唯一無二のデザインを作れるので人気があります。この他にも、どんどん新しいネイルデザインが開発されていくので、ネイルサロンを訪れる度にわくわくしますよね。また、季節やイベントごとに合わせてネイルを変えてみても良いのではないでしょうか。

 

ジェルネイルのメリット


 

自爪にジェルを塗ってコーティングすることで、美しくツヤのある爪を手に入れることのできるジェルネイル。現在主流となっている施術方法なだけあってメリットはたくさん!

 

まずは、ジェルネイルのメリットについて紹介していきます。

1、美しく、透明感の高い仕上がり

ジェルネイルはべースジェルで下地を作った上に色を乗せているので発色が良く、色ムラが出にくいことが特徴。

 

また、カラージェル以外はすべて透明のジェルを使用しているので、爪に美しい透明感が生まれます。元の爪の色を活かしながら、様々なカラーを楽しむことが出来るのがジェルネイル最大のメリットと言えるでしょう。

2、アートのレパートリーが多く、きれいに仕上がる

ジェルネイルは、ライトで硬化させるまで表面が固まらないので施術しやすく、ネイルアートのレパートリーも豊富です。また、硬化させてしまえばカラーが混ざることもないので、ポリッシュより短時間できれいに仕上げることができるのも魅力。

 

ポリッシュだとある程度固まるまで時間が掛かりますが、ジェルなら数十秒で固めることができるので時間の短縮にもなりますよ。ポリッシュでは固定できないような大きなパーツやシールでもジェルならしっかりと固定できるので、デザインの幅も格段に広がるはず。

3、長い間楽しむことができる

ポリッシュネイルに比べて長い期間ネイルを美しく保つことができるのも魅力の一つ。ジェルネイルの大きな特徴と言えますね。

 

目安としては 3~4週間と言われていますが、伸びてきたところをきれいに削ることで手直しすることも! また、耐久性も高いのでポリッシュネイルのようにネイルカラーが削れてしまったり、指先から剥がれてきてしまったりすることがなく、ずっと施術直後の美しさをキープできますよ。

 

しかし、あまりに長期間ジェルネイルをしたままだと根元から折れてしまったりグリーンネイルが発生したりとトラブルにつながることもあるので、3週間程度を目安にオフやリペアを行うようにしましょう。

4、爪のコーティング効果

ジェルには、短かったり割れやすかったりする爪をコーティングして補強する効果もあります。「爪が薄いからネイルをするのが怖い…」という方でも、逆にジェルネイルをすることで薄い爪を守ることができます。

 

仕事の都合でカラーが禁止されている場合でも、透明のジェルだけで施術することができるので、爪が折れやすかったり、柔らかくて困っているという人に向いています。

ジェルネイルのデメリット


 

爪を保護出来て長く楽しむことができるジェルネイルですが、もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。どんなデメリットが潜んでいるのか見てみましょう。

1、オフに時間が掛かる

ジェルネイルのオフは、ハードジェルの場合はジェルネイルを削っていく、ソフトジェルの場合はアセトン溶液で溶かしていくという方法をとることが必要。ポリッシュの場合はリムーバーとコットンを使って自宅で簡単にオフをすることができますが、ジェルネイルだと「短時間でさっとオフ」というわけにはいきません。

手間がかかり、またオフがうまくいかないと爪に大きなダメージを与えることになるのでサロンでのオフがオススメです。

 

2、爪自体へのダメージが大きい

施術前の下準備として爪を削ったり、アセトン溶液という強い溶剤を利用するので爪自体にダメージを与えてしまうことになります。

また、ジェルネイルをとってしばらくの間は爪が薄く不健康という状態が続いてしまう場合もあるので、きちんとネイリストに相談をしながら爪に極力負担を掛けないような施術をしてもらいましょう。

 

3、健康被害の可能性

アセトン溶液やジェルネイルの施術に使われる化学物質によるアレルギーや、ジェルを硬化させるためのライトに含まれる紫外線による健康被害の可能性は0%とは言い切れません。

 

また、肌にジェルがついたままライトを当てると、熱が生じてやけどにつながる恐れも。そのほかにも爪にカビが発生する「グリーンネイル」という症状が起きる可能性もあるので、もし異変を見つけた場合は放置せず、すぐに病院で診察を受けることが大切です。

ジェルネイルの健康被害と対処法

デメリットで紹介したジェルネイルの健康被害の可能性について、詳しく説明していきたいと思います。深刻なトラブルにつながらないように、きちんと把握して対処していきましょう。

アレルギー

皮膚の弱い人やアレルギーを持つ人の中には、ジェルネイルで使用される化学物質でアレルギーを起こす場合が。ひどくなると真っ赤にはれ上がり、水泡のようなものができる場合もあるので、少しでもおかしな点や痒さを感じたらすぐにオフしてネイルを控えるようにしましょう。

 

また、皮膚にジェルをつけたまま放置したり、傷があるのにネイルをしたりするとアレルギーの原因に。今までは平気だったとしても急に発症する人も多いので、アレルギーにならないための対策を怠らないよう注意しましょう。

 

グリーンネイル

自爪とジェルネイルの間に隙間ができ、そこに水が入ったことで緑膿菌が発生し、爪が緑色に染まる症状を「グリーンネイル」と呼びます。爪の表面のみであれば2週間ほどネイルをせず爪をケアすることで緑膿菌はなくなりますが、爪と肉の間に入ってしまった場合には皮膚科での治療が必要になり、完治まで1年近くの時間がかかることも。

 

グリーンネイルを引き起こさないためには、爪が浮かないように気をつけることや、もし浮いたらすぐにオフを行うこと、施術に使うネイル道具の清潔さを保つことなどが重要です。

 


 

爪の状態を確認しながらジェルを楽しんで


 

管理を怠っていると爪に悪い影響をもたらしてしまうこともあるものの、しっかりとケアをすれば基本的には問題なくジェルネイルを楽しめるはず。定期的にネイルサロンに行くことで爪を切り過ぎてしまうことや傷つけてしまうことも防げます。

 

何年もジェルネイルを続けているのでしばらく爪をお休みさせてあげたい!」という時には、ネイルサロンでケアだけでもしてくれるので、担当のネイリストに希望を伝えてケアやマッサージをしてもらうようにしましょう。爪を保護するためのオイルも扱っているサロンが多いので、爪の弱りが気になった場合にはオイルを購入して自宅でも継続的にケアをしてあげると良いですね。

 

爪を可愛く彩ってくれるだけではなく、保護の役割も担ってくれるジェルネイル。ネイリストと相談をしながら、自分の爪をずっと美しく健康に保ってくださいね。

 

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