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ネイリストの資格の代表格! 日本ネイリスト検定試験センターの「ネイリスト技能検定試験」に迫る!


 

多くの女性が憧れるネイリスト。もちろん資格が必要でしょ? と思っている人が多いかもしれませんが、実は資格が何もなくてもネイリストになれるのです。 しかし、ネイルサロンなどへ就職する時には、採用条件に「資格取得者」と掲げているところがほとんど。そのため、ネイリストの勉強をすると同時に、資格取得に挑戦する人が多いようです。

 

では資格を取れば良いのでは?と思いますが、資格と言っても一つや二つではありません。数多く存在するネイリスト技能検定は、様々な団体が主催し、特化している技術が異なるため、目的により検定を選ぶことができるのです。今回はその中のひとつ、公共財団法人日本ネイリスト検定試験センターが主催する「ネイリスト技能検定試験」にスポットを当てていきましょう。

 

INDEX
■日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)とは!?
■ネイリスト技能検定試験について
■それぞれの級ってどう違うの?
■検定試験で必須となる「モデル」について
■試験当日の「服装」「髪型」はどうしたらいいの?
■試験を受けるなら知っておきたい、ネイルのアイテム一覧
■品名ラベルが必要な用具・用剤
■テーブルセッティング規定について
■ネイリスト検定・3級の試験内容
■ネイリスト検定・2級の試験内容
■ネイリスト検定・1級の試験内容
■2012年から導入!実技試験の「パターン」って?
■実技試験のアートって、一体どんなアート?
■3級で知っておくべき用語
■2級で知っておくべき用語
■1級で知っておくべき用語
■ネイリスト検定の結果発表はいつ頃?

日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)とは!?

公共財団法人日本ネイリスト検定試験センターとは、ネイリストに関する検定試験の主催と資格認証などを専門に行う機関のこと。かつては、NPO法人日本ネイリスト協会という団体が検定試験事業を実施していましたが、2008年からは公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターがこれを継承してきました。

具体的にどんな活動をしているの?

同団体の主催する検定試験は、1997年にスタート。受験者数が2018年12月時点で累計で80万人を突破、有資格者も約48万人を超えて、ネイルの検定試験としては最多の実績を誇っています。そして、2012には内閣総理大臣より公益財団法人として認定され、組織名を「公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター」に改名。そのため、この検定試験資格は内閣総理大臣が認めた資格ということ。これから資格を取ろうと思っている人にとっては、嬉しいポイントですね。

 

日本ネイリスト検定試験センターが主催する「ネイリスト技能検定試験」について

ネイリスト技能検定試験とは、国際的に通用するネイリストの育成を目指した試験です。正しい技術と知識の向上を目的とした、実践に役立つ検定試験。1~3級の3段階の検定試験が設定されており、すべての級において実技試験と筆記試験が行われます。試験が開催されるのは年4回で、北は北海道、南は沖縄まで日本各地の会場で行われており、住んでいる場所の近くで試験会場を選ぶことができるので安心ですね。

また、試験はいつも平日ではなく土日に実施されるため、仕事をしている人でも休まずに受験することが出来る点も嬉しいポイント。

 

ただし、2級と3級は年に4回開催ですが、1級は年に2回、4月の春季と10月の秋季にしか開催されないため注意が必要です!

ネイリスト技能検定を受けられる試験会場

ネイリスト技能検定の試験会場に関しては、申込人数を集計し、人数が確定した後に決定します。そのため、毎回同じ会場とは限りません。以下が既に開示されている2020年冬季の2級・3級の試験会場ですが、受験する際には試験前に届く受験票で確認しましょう。

東京会場
池袋サンシャインシティ文化会館2F 展示ホール
仙台会場
SENDAI中央理容美容専門学校
盛岡会場
北日本ヘア・スタイリストカレッジ
大阪会場
ATCコンベンションルーム
札幌会場
北海道美容専門学校
福岡会場
FFBホール福岡ファッションビル
名古屋会場
中日美容専門学校1号館
金沢会場
金沢ウエディング・ビューティー専門学校
新潟会場
新潟理容美容専門学校
広島会場
広島県JAビル
高松会場
専門学校穴吹ビューティカレッジ
沖縄会場
琉美インターナショナルビューティカレッジ

 

ネイリスト技能検定の受験料

検定の受験料は、級によって異なります。2020年1月時点では以下の税込み金額ですが、変更の可能性もあるため、受験前には必ず公式HPで確認をするようにしましょう。

1級
11,000円(税込み)
2級
8,800円(税込み)
3級
6,600円(税込み)

 

尚、2つの級を同時に受験するということはできません。必ず1つの級ごとに申し込み、受験をする必要があるので注意してくださいね。

⇒JNEC日本ネイリスト検定試験センター公式HP

ネイリスト技能検定の受験資格、何歳から何歳まで?

受験資格に関しては3級なら義務教育を修了していれば誰でも受験することができます。ただし、2級の受験資格はネイリスト技能検定3級を取得した者のみ、1級の受験資格はネイリスト技能検定2級を取得した者のみとなっています。

 

特に何歳から何歳までという規定はなく、中学校を卒業した15歳以上の人であれば何歳でも受験をすることができます。10代後半~30代の女性が多く受験していますが、年齢制限がないため、60代で検定受験をするという人も!

また、試験の実施は必ず土日のため、仕事をしながらネイルの勉強をしている方でも受験をすることができますよ。そのため、ネイルに関する検定だからといって、受験する人が必ずネイリストというわけではないのです。

 

申し込みをした後に検定級や受験地の変更をすることはできないので、受験を希望するエリアと級を間違わないように申し込みましょう。

申し込み後、キャンセルや変更はできる?

結論から言うと前述したように、いかなる場合にもキャンセルや変更はできません。一度支払いをした受験料に関しては、検定試験が中止にならない限り返金がされることもないので、「間違えて申し込んでしまった!」ということのないようにしっかり確認をしてくださいね。

それぞれの級ってどう違うの?


 

3級は簡単そうだから手っ取り早く上の級を受けてしまおう、と思っていてもそうはいきません。3級は義務教育を修了していれば、誰でも受験OK。しかし、2級は3級取得者のみ、1級は2級取得者のみ、となっています。ひとつずつ段階を経なければならないので、まずは3級合格を目指しましょう。

最初の登竜門 ネイル検定3級

級ごとに審査の基準は異なります。実技試験のチェックポイントが10個設けられていることは共通していますが、級に応じて項目の内容も変化。3級で必要とされるのは、ネイルケアやネイルアートに関する基本的な技術及び知識です。実技では、器具の基本的な使用方法や、正しい工程で出来ているかなどが審査の対象に。

就職に役立つ ネイル検定2級

2級で求められるのは、サロンワークで働く場合でも通用する知識と技術。3級でチェックされたポイントもより細かく審査されるので、高い技術が必要です。また、ネイルサロンの求人条件として2級以上を掲げていることが多いので、ここはぜひ合格しておきたいですね。

さらに上を目指せる ネイル検定1級

1級に合格できれば、ネイリストとしてトップレベルの実力があることの証明に! しかしそこは1級、簡単には合格できません。完成品がキレイに出来ているかどうかだけでなく、均一に仕上がっているか、色彩やデザインなどが優れているかという点などを重視した基準となっており、技術だけでなくアート性も必要に。1級取得は大変ですが、自分の技術を上げるためにも、挑戦したいですね。

級ごとの難易度

全体の合格率は約6割。しかし、級ごとに見てみると、3級の合格率が約8割なのに対して、2級と1級は4割程度の合格率しかありません。専門的な知識や技術が必要になると、合格も難しいようですね。

検定試験で必須となる「モデル」について

ネイリスト検定を受けるときに大切になるのが、実技試験で協力してくれるモデルさんです。ネイリスト検定ではネイルアートの実技試験が課されるため、1級から3級まですべてにモデルの用意が必要です。しかもモデルは誰でもいいわけではなく、条件や注意事項が設けられています。

ネイリスト検定、モデルの条件

募集要項の中にも、モデルに関して以下のような条件が記載されています。

モデルは15歳以上であり、爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められないこと。

性別はどちらでも大丈夫ですが、15歳以上で爪や爪周りの皮膚が健康であることが必須。そしてモデルとなる人には、実技試験の1週間前からファイリングなどで爪のお手入れをしないように頼んでおかなくてはいけません。

 

その上、できれば爪の形が指と平行だったりと、ネイルを施しやすい形状をしている爪の人を選びたいもの。実技試験の合否に関わってくる部分なので、モデル選びは慎重に行いましょう。

検定モデル、どうやって探せばいい?

検定モデルと言っても、検定の日の数時間だけ付き合ってもらえば誰でも良い、というものではありません。検定の前にも何度か練習に付き合ってくれて、検定当日まで爪の長さをある程度伸ばしていても問題ない環境にいて、なおかつ爪を綺麗に保ってくれる人…。そう考えると、なかなか身の回りにはぴったりのモデルがいないという場合も。

恋人・旦那・兄弟に頼む

前述したように、検定のモデルは男性でも女性でも問題ありません。逆に、男性の方が爪のサイズが大きくて平たいためモデルに向いているという場合も。

最も身近な男性である恋人や旦那さん、同居している兄や弟にモデルをお願いすれば、自宅で練習をすることができますよね。爪が健康で、爪の長さが自由な環境にいて、爪の形がモデル向きの男性が近くにいるのなら、まずは一度頼んでみては?

SNSなどで募集する

身近にモデルに適した人がいない場合は、TwitterやInstagramといったSNSでモデル募集をかけることも1つの方法です。全く知らない相手にモデルを頼むとなると少し不安もありますが、何度も検定のモデルを経験しているという人と出会うことができるのもSNSのメリット。

試験当日、モデルに気を付けてもらうことは?

残念ながら、あまりにもモデルの態度が悪いとそれが原因で試験に不合格となってしまうことも…。検定モデルをお願いする場合は、最低限以下のことは気を付けてもらうように伝えましょう!

居眠りはしない!

モデルの居眠りは、試験の減点対象になります。検定当日は2時間を超える長時間の施術になるため、前日はしっかり睡眠をとって臨んでもらうことが大切。検定の間はスマホを触ることもできずにじっと座っている必要があるため、ついつい眠気が襲ってくるもの。眠くならないように、検定が始まる前に栄養ドリンクやコーヒーなどを差し入れても良いかもしれませんね。

あまり柄のない、シンプルな服装で

当日のアートのテーマが花柄だった場合、ネイリスト本人やモデルが花柄の服を着ているとカンニングとみなされることも。テーマとは関係ない柄だったとしても、あまり派手なデザインの洋服は避けた方が無難です。また、毛が抜けやすいニットもNG。抜けた毛が乾く前の爪にくっついてしまうと、塗り直しになってしまうこともあります。

モデルの洋服の指定はありませんが、なるべくシンプルな無地の服装で来るようにお願いしておきましょう。

髪が長い場合はまとめる

髪が長いと、ネイルを塗っている時に爪の上に髪が落ちてきたりアートをしている間に髪が動くのが気になったりすることも。また、試験の前にはモデルとネイリストの手を両方消毒します。その後にモデルが手で髪をかき上げたりすると、せっかくの消毒が台無しに。

男性モデルの場合は問題ありませんが、女性にモデルをお願いする場合には長い髪をまとめてもらうようにお願いしておきたいですね。当日、髪をまとめずに来てしまった時のためにヘアゴムも準備しておきましょう。

試験当日の「服装」「髪型」はどうしたらいいの?

ネイリスト検定では、服装や髪型などの身なりも審査のポイントになります。露出が多い服や派手な服、また、アート課題の参考になるような柄の服は避け、清潔感があってネイリストとしてふさわしい服装をしましょう!

 

髪型は、長い人は後ろに束ねるかおだんごにして纏め、前に垂れてこないように気を付けてください。前髪も同様にピンなどで留めることをおすすめします。手まわりのアクセサリー類は、時計のみにして衛生的配慮に気を配りましょう。

 

ネイリストだけでなくモデルも採点の対象になるため、当日お願いするモデルにも注意点をしっかり守るよう伝えておきましょう。減点されやすい服装や髪型のポイントをおさえ無駄な減点をなくして、一発合格を目指しましょう!

試験を受けるなら知っておきたい、ネイルのアイテム一覧

これまでネイリストとして働いていた人ならばある程度の知識はありますが、別の仕事をしながらネイリスト技能検定を受験する場合にはそれぞれのアイテムの名称や特徴も分からないはず。ここでは、検定を受ける前に知っておきたい、ネイルに関するアイテム一覧をご紹介します!

これらのアイテムを一通り学んで揃えておけば、検定試験当日も、試験に合格してネイリストとして働き始める時も安心のはず。

アームレスト(タオル)
お客様(検定の時はモデル)が長時間両手を差し出していても疲れないように、腕の下に敷いておくクッションのこと。クッションがなければ、フェイスタオルやバスタオルを丸めたものでもOK!
ウェットステリライザー
施術の時に使用するツイーザーやピンセットを入れておく器のこと。検定では、底にコットンまたはガーゼを敷き、ニッパーの刃先が浸る程度の消毒液を入れると決められています。中には、ウッドスティック、ピンセット、ニッパー類、メタルプッシャーを必ず入れることが条件。
ウェットティッシュ
爪の表面にチップを貼り付けるチップ&ラップを終えた後、爪の表面を拭き取る際にも使用します。アルコールが入っていると爪の表面が曇ってしまうので、ノンアルコールのものを用意。
ウォーターパレット
アートをする際に使用するパレット。ペーパーパレットとも呼ばれます。通常のプラスチックのパレットとは異なり、水を含んだスポンジの上に吸水性のある紙が敷かれているような仕様のもの。ウォーターパレットを使用することで、絵の具が乾燥してしまうのを防ぐことができます。
うすめ液
ポリッシュが固まるのを防ぐための液体。別名・ソルベントとも言います。ネイルポリッシュのボトルの中に数滴入れるだけで、サラサラの液体に戻してくれます。
ウッドスティック
その名の通り、木で作られた小さな棒。塗りすぎてはみ出したポリッシュ・ジェルを修正したり、ラメやストーンを爪に乗せたりするのに使用します。
エタノール
消毒に使用する液体。試験前に手指を消毒するために使用します。また、爪の上の油分の拭き取りや、硬化しきれないジェルの拭き取りにも使用します。
エプロン
私服の上に着用するエプロン。ポリッシュやジェルが服に付いたり、反対に服の繊維が爪に付いたりしないようにエプロンを着用するのが好ましいでしょう。
マスク
サロンワーク時にも、検定時にもマスクを着用します。デザインや色に指定はないため、自分の使いやすいものを選んでOK。
エメリーボード
爪やすりのこと。自爪の長さを整えたり、はみ出たジェルを削る際にも使用します。
ポリッシュ
通称、マニキュア。爪に色を付けるための液体のこと。
ガーゼ
木綿糸でできた柔らかい布のこと。エタノールで爪の表面を拭き取る際などに使用します。
キッチンペーパー
筆の拭き取りに使用したり、汚れを防ぐためにアームレストの上に敷いたりして使用します。ペーパータオルでもOK。
お湯
適温のお湯に液体ソープを入れておくことが、検定のテーブルセッティングで規定されています。必ず携帯用のポットに入れて持参するようにしましょう。
キャリーバッグ
必要なアイテムを全て入れて、検定会場まで持ち歩くためのバッグ。
レジン
液体の合成樹脂のこと。アクティベーターとも言われ、ネイルアートをする際に、接着剤として使用します。
コットンケース
コットンをしまっておくためのケース。検定では、蓋つきの容器を使用することが定められています。
ゴミ袋
検定中に出たキッチンペーパーやコットンなどのゴミは、必ずゴミ袋に入れて持ち帰ります。ゴミ袋をテーブルに貼るテープも忘れないように。
コットンスティック
ウッドスティックの先端にコットンを巻き付けて作ったもの。甘皮の処理やはみ出したポリッシュの拭き取りなどに使用します。
キューティクルリムーバー
甘皮処理の際に使用するもの。甘皮を瞬時に柔らかくすることができる薬品。
ダストブラシ
爪を削った時に出た粉や繊維を払うためのもの。チークブラシのような形状をしています。
ディフェンダー
ジェルやポリッシュを塗る前にディフェンダーを塗ることで爪の表面に層ができ、簡単にはがせるようになります。自宅で練習をする時などに使用する液体。検定時には持参不要。
トップコート
ポリッシュやジェルを塗った上から塗り、表面にツヤを出す液体です。
ニッパー
甘皮処理の際に使用する器具のこと。プッシャーでのプッシュアップが終わったら、ニッパーを使って甘皮をカットしていきます。
パウダー
アートをする際に使用するもの。爪の表面に光沢を出したり、ミラーネイルのように加工することもできます。
ハサミ
アートをする際に使用するもの。パーツやラメシートをカットするため、通常のハサミよりも小さいサイズを用意します。
ハンドソープ
お湯と一緒に溶かして、フィンガーボールに入れて置くためのもの。特に指定はないので、どのメーカーのものでもOK!
ピンセット
アートの際に、パーツやラメを乗せるために使用するもの。検定時には、必ずピンセットをウェットステリライザーに入れて置くことが定められています。
ブラシ
テーブルの上に直置きはNG!検定では、消毒済みのものをトレイなどにセットすることが定められています。
プレスオンチップ
カットしたりせず、そのままのサイズで爪に装着するチップのこと。1級検定のアートで使用します。
プレプライマー
爪の表面の油分を除去するための液体。プレパレーションの最後に仕上げとして使用します。
マニキュア
別名・ボリッシュとも言います。爪に色をつけるための液体のこと。
ポリッシュリムーバー
除光液のこと。ポリッシュをオフする際に使用します。

品名ラベルが必要な用具・用剤

検定試験で使用する用具・用材のメーカー・ブランド指定は一切ありませんが、内容物を明確にするために以下の用具に「品名ラベル」を貼る必要があり、ラベルは見やすい位置に貼ること。アルファベット表記は禁止です。また、容器に商品名が書いてあったとしても、ラベルは別にきちんと貼りましょう。検定級によってそれぞれ貼る必要がある用具・用剤が違うのでここでしっかり確認しましょう。

3 級 の場合

  • ウェットステリライザー
  • コットン
  • 消毒剤
  • ポリッシュリムーバー
  • 液体ソープ
  • キューティクルクリーム or キューティクルリムーバー
  • ベースコート
  • カラーポリッシュ
  • トップコート
  • (注)プレプライマーを使用する場合には、品名ラベルを貼ること。

    2 級 の場合

  • シルク
  • グラスファイバー
  • グルー
  • フィラー
  • レジン
  • アクティベーター
  • プレプライマー
  • (注)上記に記載した用材の選択は自由。 ※ネイルケア用品の表記の仕方は3級に準じる。

    1 級 の場合

  • アクリルパウダー
  • アクリルリキッド
  • プレプライマー
  • プライマー
  • グルー or レジン
  • (注)その他アセトン、ブラシクリーナーなどを使用する場合は、品名ラベルを貼ること。※ネイルケア用品の表記の仕方は3級に準じる。

    テーブルセッティング規定について

    ここでは、検定試験で事前審査の対象となるテーブルセッティングについて見ていきましょう。基本なのですが、用具・用材は規定に従い作業しやすいように整理整頓して衛生面に配慮して配置し、指定された用具・用材には必ず品名ラベルを貼ること。

     

    実は、ネイリスト技能検定の審査はこのテーブルセッティングから始まっているのです。どれだけしっかりと正しい手順で施術ができていても、テーブルセッティングに不備があるとそれだけで不合格になってしまうことも。

    試験開始前の事前審査のチェックポイントとして以下の3つが挙げられているので、特に注意してセッティングをしてくださいね。

    1、用具、用材のセッティングと品名ラベルの表示

    品名ラベルを貼らなくてはいけない用具に関しては上でも述べていますが、それらの用具全てしっかりと品名ラベルが貼られているかどうかを見られます。

    2、衛生面における配慮

    使用する用具が清潔に保たれており、きちんと整理整頓されているか。もちろん全て新しいものを購入する必要はありませんが、あまりにも使い古していて汚れてしまっている用具に関しては試験の前に買い替えておくと良いですね。
    トレイやフィンガーボールなどの容器は、消毒が可能なプラスチック製や金属製のものを使用することも定められています。

    3、ウェットステリライザーの状態

    ピンセットやニッパーの先が浸るくらいの消毒液を入れて置くことが定められています。ウェットステリライザーの中に入れておく用具も決まっているので、たとえ使用しないとしても必ず用意して入れておきましょう。

     

    ではまず、写真1~6までの正解例を見てください。ポイントとしては、アームレストにもタオルを巻いてきちんとタオルを敷いた上にペーパーを敷くことです。ペーパーがタオルの幅より大きくても問題ありません。用具・用材は直置きせずにトレイの上に置くか、既定のタオルの下にバスタオルやマット等を敷いて、その上に置いてください。直置きがOKなのは、アート用水入れ・ケア用の水入れ・フィンガーボウル・携帯用ポットのみです。

     







    次に写真7~9までの不正解例を見ていきましょう。

    テーブルマットやバスタオルをテーブルに敷き詰めていても、既定のタオルやペーパーが置いていなければこれは減点になります。頭ではわかっているつもりでも意外とここで減点になってしまう方が多いようですので、しっかりと確認していきましょう!

     


     

    もう一つ気を付けておかなくてはならないのが、ウェットステリライザーの状態です。ウェットステリライザーには、底にコットンまたはガーゼを敷きつめニッパーの刃先が浸る程度を目安に消毒用のエタノールを入れ、中にニッパー類・ウッドスティック・メタルプッシャーなどをセットしますが、消毒用のエタノールは試験中も蒸発してしまいますので気持ち多めにいれておくと良いでしょう。

     

    皮膚に接する用具なので衛生管理には十分に気を配りセッティングしましょう。また、エメリーボードやファイル類は落としやすいので多めに持っていくと安心です。

    検定3級の試験内容について

    ここからはネイリスト検定の実技試験について、具体的な内容を見ていきましょう。まず最初に受験することになる3級では、ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技能と知識が問われます。合格ラインは、実技試験で50点満点のうち35点以上、筆記試験は100点満点のうち80点以上です。

    タイムテーブル

    試験会場では、試験官の指示に従うことが絶対条件になります。マナー違反は減点対象になりますので、気を付けましょう。また、事前審査開始までに、モデルと共に着席していないとそもそも受験出来ません。自分の着席位置は必ず確認し、時間までに着席してくださいね。

     

    それぞれの作業に制限時間が設けられているので、手元に集中しすぎて時間を見ておらず、タイムオーバー…なんてことにならないように十分気を付けましょう。ストップウォッチ(タイマー)付きの時計を持ち込むことは問題ないので、タイムスケジュールを見ながら自分で時間調整をしたいですね。

    ただし、携帯電話・タブレット・スマートウォッチなどの会場への持ち込みはNG!時計としても使用しないことが定められているので、スマホの時計機能ではなく必ず腕時計などを持参するようにしましょう。

     
    【午前の部】

    9:30
    開場
    10:05-10:15
    出欠確認・事前審査(10分)
    10:15-11:25
    実技試験(70分)
    11:25-12:05
    実技審査(40分)
    12:05-12:20
    筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(15分)
    12:20-12:50
    筆記試験(30分)
    12:50
    終了

     
    【午後の部】

    13:10
    開場
    13:45-13:55
    出欠確認・事前審査(10分)
    13:55-15:05
    実技試験(70分)
    15:05-15:45
    実技審査(40分)
    15:45-16:00
    筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(15分)
    16:00-16:30
    筆記試験(30分)
    16:30
    終了

     

    ※時間は変わる場合がございます。

    実技の採点基準

    採点は事前の手入れからネイルポリッシュがきちんと塗れているかどうか、カラーの色ムラがないかといった下記10項目についてそれぞれ5点満点で審査されます。

     

    1 .事前手入れ(テーブルセッティング&消毒管理、モデルの爪の状態

    2 .ファイル・エメリ―ボードの扱い方

    3 .ラウンド 仕上がり

    4 .プッシャーの使用方法

    5 .ニッパーハンドリング

    6 .クリーンナップ仕上がり

    7 .カラー表面 色ムラ

    8 .カラー ラインどり

    9 .ネイルアート

    10.全体の仕上がり

    (合格ライン:50点満点のうち35点以上)

     

    爪の形を整える「エメリーボード」や「プッシャー」が上手く扱えているかといった基本的な技術も審査の対象です。ネイリスト検定では1級から3級まで、習熟度に応じて異なったネイルアートの課題が出されますが、3級では最も簡単な「フラワー」のフラットアートが課題に。テーマに合ったデザインになっていることや、ネイルアートの完成度について審査されます。

    3級筆記試験

    3級の筆記試験では、ネイリストに必要な衛生と消毒、爪の構造や病気のこと、ネイルケアについての基本的な知識が問われます。出題される問題は毎回ほとんど変わらないので難易度はそれほど高くありません。テキストを覚えて落ち着いて答えれば大丈夫!

     

    持 ち 物:鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)、消しゴム(よく消える物)

    所要時間:30分

    出題形式:択一問題・マークシート

    出題内容:衛生と消毒 / 爪の構造(皮膚科学)/ 爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)/ ネイルケアの手順 等

    合格ライン:100点満点のうち80点以上

    3級 減点対象事項

    ○受験票、写真貼付、筆記用具忘れの場合

    ○受験票に貼る証明写真がスナップ写真やコピー等の場合

    ○モデルとして不適切な場合(爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められる場合や14歳以下の場合)

    ○用具、用材が衛生的に処理されていない場合や、整理整頓されていない場合

    ○テーブルセッティングに不備があった場合

    ○品名ラベルを必ず貼る用具、用材にラベルを貼っていない場合や、アルファベット表記の場合

    ○消毒が不適切と認められる場合(手指及び用具消毒) ※下記参照

    ○私語の多い場合やマナーが悪い場合(受験生・モデルともに)

    ○手指へのダメージ(ファイルなどで赤みを帯びる等)を与えた場合(受験生・モデルともに)

    ○ゴミを持ち帰らない場合

    ○イクステンション(バーチャルを含む)とリペア(グルーオンを含む)を合わせて3本施している場合

    ○ネイルアートの仕上げにトップコートを塗布していない場合

    ○モデルの爪が明らかに手入れされている場合

    ○事前のポリッシュ塗布が手抜きである場合

    ○イクステンションとリペアを施した爪がナチュラルネイルの色と形に合わせて対応していない場合

    ○イクステンション、リペア以外のナチュラルネイルにウォッシャブルファイルを使用した場合

    ○ブラシダウンを行わない場合

    ○カラーリングの際、赤ポリッシュを1度塗りしかしていない場合

    3級 失格対象事項

    ○遅刻(事前審査開始迄にモデルと共に着席していない場合)

    ○カンニング等の不正行為・禁止行為

    ○事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えた場合(受験生・モデルともに)

    ○用具、用材を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合、試験管の許可を得ず黙って取り出した場合

    ○試験官の指示に従わない場合(受験生・モデルともに)

    ○実技試験におけるタイムオーバー

    ○手指への出血を伴う損傷を与えた場合(受験生・モデルともに)

    ○使用を禁止している用具、用材などをセッティングした場合

    ○モデルが試験会場において受験生にアドバイスや手助けを行った場合や午前・午後のモデルが同一の場合

    ○ウェットステリライザーを用意していない場合

    ○アート用にステッカー(アートシール)、ドットペン(マーブルツール)を使用した場合

    ○ネイルアートの図案などを持ち込んだ場合(受験生自身の爪に試験のアートと同一のアートを施している場合を含む)

    ○手指間違い

    ○その他規定違反(アートにエンボスor3Dアートを行った場合、アートを筆以外で描いた場合、事前にモデルの爪にアートが施されている場合等)

    ○イクステンション(バーチャルを含む)とリペア(グルーオンを含む)を合わせて4本以上施している場合

    ○事前に赤ポリッシュをモデルの爪に塗布していない場合

    ○キューティクルニッパーを10本の爪に使用していない場合やウォーターネイルケアを行っていない場合

    3級の合格率

    ネイリストを目指す際の登竜門となる3級は、ネイリスト検定のなかで一番合格率が高くなっています。その合格率は2018年の秋期試験までの累計で83.82%と約8割。ネイルを施す指を間違えてしまうなど、失格となる行為もあるので、ケアレスミスで落とされることのないよう試験前に採点基準を見直しておくことをオススメします。

     

    ネイリスト検定・2級の試験内容

    2級の試験では、実際にネイルサロンで働けるレベルの技術や知識が求められます。ネイルケア、リペア、チップ&ラップ、ネイルアートに関する技能と知識が要求されます。合格ラインは、実技試験は50点満点のうち38点以上。筆記試験は100点満点のうち80点以上です。

    タイムテーブル

    【午前の部】

    9:10
    開場
    9:45-9:55
    出欠確認・事前審査(10分)
    9:55-10:30
    実技試験・前半(35分)
    10:31-11:26
    実技試験・後半(55分)
    11:26-12:15
    実技審査(49分)
    12:15-12:35
    筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(20分)
    12:35-13:10
    筆記試験(35分)
    13:10
    終了

     
    【午後の部】

    13:30
    開場
    14:05-14:15
    出欠確認・事前審査(10分)
    14:15-14:50
    実技試験・前半(35分)
    14:51-15:46
    実技試験・後半(55分)
    15:46-16:35
    実技審査(49分)
    16:35-16:55
    筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(20分)
    16:55-17:30
    筆記試験(35分)
    17:30
    終了

     

    ※時間は変わる場合がございます。

    実技の採点基準

    <事前審査のチェックポイント>

    1 .テーブルセッティング&消毒管理

    2 .モデルの爪

    <実技試験のチェックポイント>

    1 .ファイルストローク

    2 .ラウンド 仕上がり

    3 .メタルプッシャーの使用方法

    4 .ニッパーハンドリング

    5 .クリーンナップ仕上がり

    6 .カラーリング(ラインどり、表面、色ムラ)

    7 .チップ&ラップ(チップ及びラップの装着)

    8 .チップ&ラップ 仕上がり

    9 .ネイルアート

    10.全体の仕上がりとサロンワーク

    (合格ライン:50点満点のうち38点以上)

     

    チップで爪を補強する「チップ&ラップ」の技術が審査されたり、実際にサロンで通用するレベルで施術を行えているかどうかまで問われます。また、実技試験の前に「テーブルセッティング&消毒管理」と「モデルの爪」の2項目について事前審査が行われ、ネイルを施す前の準備がきちんと行えているかチェックされるのも特徴。この段階で減点されたり失格になることもあるので、事前審査についても準備を怠らないようにしましょう。

     

    2級の実技試験では、ネイルアートについての要求も高くなるようです。試験ごとに異なったアートテーマが指定され、たとえば春期には「鯉のぼり」、秋期には「紅葉」と季節感のあるものが選ばれたりしています。3級で課されるアートテーマよりも具体的なので、表現するためには高度な技術が必要。また、2級の実技試験ではどの色を使って、アートとチップラップをそれぞれどの指に施すのかという内容も毎回異なってきます。4つのパターンからランダムに決定され、このパターン表自体も2期ごとに変更されるので、自分が受験する回の対策を練っておく必要があるんですね。

    2級筆記試験

    2級の筆記試験では、サロンでプロのネイリストとして働く上での必要最低限の知識が問われます。その内容のほとんどが3級の時と同じ範囲ですが、3級にはなかったリペア、チップ&ラップ、ネイルアートに関する知識も問われるのでしっかりと勉強しておきましょう。

     

    持 ち 物:鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)、消しゴム(よく消える物)

    所要時間:35分

    出題形式:択一問題・マークシート

    出題内容:ネイルの歴史 / 衛生と消毒 / 爪の構造(皮膚科学)/ 爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)/ ネイルケアの手順 /リペアの種類及びチップ & ラップの手順 / その他実践的施術全般 / プロフェッショナリズム 等

    合格ライン:100点満点のうち80点以上

    2級 減点対象事項

    ○受験票、写真貼付、筆記用具忘れの場合(筆記用具が壊れている、芯が折れている等で、筆記用具を受付で借りた場合含む)

    ○受験票に貼る証明写真がスナップ写真やコピー等の場合

    ○モデルとして不適切な場合 (爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められる場合や14歳以下の場合)

    ○用具、用材が衛生的に処理されていない場合や、 整理整頓されていない場合

    ○テーブルセッティングに不備があった場合

    ○品名ラベルを必ず貼る用具、用材にラベルを貼っていない場合やアルファベット表記の場合

    ○消毒が不適切と認められる場合 (手指及び用具消毒) ※下記参照

    ○私語の多い場合やマナーが悪い場合 (受験生・モデルともに)

    ○手指へのダメージ(ファイルで赤みを帯びる場合等)を与えた場合(受験生・モデルともに)

    ○ゴミを持ち帰らない場合

    ○イクステンション及びチップ&ラップのサンディングを行わない場合

    ○2 級後半試験を手指消毒から行わない場合

    ○2 級後半試験で前半試験と同じ工程を繰り返し行った場合

    ○イクステンション(バーチャルを含む)とリペア(グルーオンを含む)を合わせて3本施している場合

    ○カラーリング、ネイルアートの仕上げにトップコートを塗布していない場合、艶が出ていない場合

    ○モデルの爪が明らかに手入れされている場合

    ○事前のポリッシュ塗布が手抜きである場合、2級の事前ポリッシュが指定色以外の場合

    ○イクステンションとリペアを施した爪がナチュラルネイルの色と形に合せて対応していない場合

    ○イクステンション、リペア以外のナチュラルネイルにウォッシャブルファイルを使用した場合

    ○ブラシダウンを行わない場合

    ※試験中に用具類を落とした場合は、試験官に手を挙げて連絡し、自分で拾い、手指及び用具の消毒を行った後、「消毒しました」 と挙手をして申告すること。(再使用しない物は、消毒を行わなくてもよいが、落とした物を拾う行為に対して手指消毒を行うこと)※手指消毒は受験生自身の手から行うこと。(モデルの手から行った場合は減点)

    2級 失格対象事項

    ○遅刻(事前審査開始迄にモデルと共に着席していない場合)

    ○カンニング等の不正行為や禁止行為

    ○事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えた場合 (受験生・モデルともに)

    ○用具、用材を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合、試験官の許可を得ず、黙って取り出した場合

    ○試験官の指示に従わない場合(受験生・モデルともに)

    ○実技試験におけるタイムオーバー

    ○手指への著しい損傷を与えた場合(受験生・モデルともに)

    ○使用を禁止している用具、用材などをセッティングした場合

    ○モデルが試験会場において受験生にアドバイスや手助けを行った場合や午前・午後のモデルが同一の場合

    ○ウェトステリライザーを用意していない場合

    ○アート用にステッカー(アートシール)、ドットペン(マーブルツール)を使用した場合

    ○ネイルアートの図案などを持ち込んだ場合(受験生自身の爪に試験アートと同一のアートを施している場合を含む)

    ○手指間違い

    ○その他規定違反(アートにエンボスor3Dアートを行った場合、アートを筆以外で描いた場合、事前にモデルの爪にアートが施されている場合等)

    ○減点対象項目の事項が著しくひどい場合(減点項目が3項目以上ある場合や1項目の内容があまりにもひどい場合)

    ○2 級前半試験で後半試験の内容を行った場合

    ○カラーリングの際、ポリッシュを1度塗りしかしていない場合、指定色以外を使用した場合

    ○イクステンション (バーチャルを含む)とリペア(グルーオン)を合わせて4 本以上施している場合

    ○事前に赤ポリッシュをモデルの爪に塗布していない場合

    ○メタルプッシャーを10本の爪に使用していない場合やキューティクルニッパーを10本の爪に使用していない場合、ウォーターネイルケアを行っていない場合
    ※ 定期的に若干の修正がありますので必ず受験する期の内容を事前に確認しましょう。

    2級の合格率

    実践レベルの技術が求められる2級は、3級よりも合格率がグッと低くなります。具体的な数字としては2018年の秋期試験までの累計で40.49%と約4割。ネイルアートの実技が難しいというのもありますが、手指の消毒などの衛生面についてもしっかりチェックされるので、技術を磨くだけでなくネイルサロンで働くことを想定した準備を行っておきましょう。

     

    ネイリスト検定・1級の試験内容

    最難関とされる1級に合格するには、ネイリストとしてトップレベルの技量を身につけていることが求められます。

    タイムテーブル

    11:30
    開場
    12:15-12:25
    出欠確認・事前審査(10分)
    12:25-14:55
    実技試験(150分)
    14:55-15:55
    実技審査(60分)
    15:55-16:10
    筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(15分)
    16:10-16:50
    筆記試験(40分)
    16:50
    終了

     

    ※時間は変わる場合がございます。

    実技の採点基準

    <事前審査のチェックポイント>

    1 .テーブルセッティング&消毒管理

    2 .モデルの爪

    3 .チップの状態

    ※ハーフチップの仕込みはすべて自由⇒ 事前審査の対象外

    <実技試験のチェックポイント>

    1 .スタイリング(スクエア・オフ)

    2 .ラウンド 仕上がり

    3 .フリーエッジの長さ厚みの均一性

    4 .強度と耐久性

    5 .C カーブ20%~ 30%

    6 .キューティクルラインのスムーズさ

    7 .表面の仕上がり光沢・気泡の状態

    8 .チップの装着状態(チップオーバーレイ、ミックスメディアアート含)

    9 .イクステンションTOTAL

    10.ミックスメディアアート

    (合格ライン:50点満点のうち38点以上)

     

    1級でも事前審査が設けられていて、その項目は「テーブルセッティング&消毒管理」「モデルの爪」「チップの状態」の三つ。実技試験でもネイルの強度や耐久性、表面の仕上がりやチップの装着状態など確かな技術が要求されます。

     

    アートテーマが指定されるのは2級と同じですが、1級の場合には最も難度が高いミックスメディアアートが課する。アクリルを使って立体的な3Dアートを施す必要があり、その上で「鳥」や「鯉のぼり」といった具体的なデザインを求められるのでかなりの高難度と言えるでしょう。

    1級筆記試験

    1級の筆記試験では、今までよりも総合的に深い知識が求められます。3級、2級の時よりも長い文章が提示され、穴埋め問題も多くなるので、知識が曖昧なところは正確に理解しておく必要があります。

     

    持 ち 物:鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)、消しゴム(よく消える物)

    所要時間:40分

    出題形式:択一問題・マークシート

    出題内容:ネイルの歴史/衛生と消毒/化粧品学(材料、内容成分、効果等)/爪の構造(皮膚科学)/爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)/ ネイルケアの手順 / イクステンションの手順 / その他実践的施術全般 / プロフェッショナリズム 等

    合格ライン:100点満点のうち80点以上

    1級 減点対象事項

    ○受験票、写真貼付、筆記用具忘れの場合(筆記用具が壊れている、芯が折れている等で、筆記用具を受付で借りた場合含む)

    ○受験票に貼る証明写真がスナップ写真やコピー等の場合

    ○モデルとして不適切な場合(爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められる場合や14 歳以下の場合)

    ○用具、用材が衛生的に処理されていない場合や、 整理整頓されていない場合

    ○テーブルセッティングに不備があった場合

    ○品名ラベルを必ず貼る用具、用材にラベルを貼っていない場合やアルファベット表記の場合

    ○消毒が不適切と認められる場合(手指及び用具消毒) ※下記参照

    ○私語の多い場合やマナーが悪い場合(受験生・モデルともに)

    ○手指へのダメージ(ファイル傷で赤みを帯びる場合等)を与えた場合(受験生・モデルともに)

    ○ゴミを持ち帰らない場合

    ○イクステンションとリペアを施した爪をナチュラルネイルの色と形に合わせて対応していない場合

    ○カラーリング、装飾がされている場合

    ○1 級アートでワイヤー(針金)がミクスチュアで覆われていない場合

    ○イクステンションのプレパレーション(サンディング)を事前に行っている場合

    ○イクステンション及びチップ&ラップのサンディングを行わない場合

    ※試験中に用具類を落とした場合は、試験官に手を挙げて連絡し、自分で拾い、手指及び用具の消毒を行った後、「消毒しました」と挙手をして申告すること。(再使用しない物は、消毒を行わなくてもよいが、落とした物を拾う行為に対して手指消毒を行うこと)

    ※手指消毒は受験生自身の手から行うこと。(モデルの手から行った場合は減点)

    1級 失格対象事項

    ○遅刻(事前審査開始迄にモデルと共に着席してない場合)

    ○カンニング等の不正行為や禁止行為

    ○事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えた場合(受験生・モデルともに)

    ○用具、用材を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合、試験官の許可を得ず、黙って取り出した場合

    ○試験官の指示に従わない場合(受験生・モデルともに)

    ○実技試験におけるタイムオーバー

    ○手指への出血を伴う損傷を与えた場合(受験生・モデルともに)

    ○使用を禁止している用具、用材などをセッティングした場合

    ○モデルが試験会場において受験生にアドバイスや手助けを行った場合や午前・午後のモデルが同一の場合

    ○ウェトステリライザーを用意していない場合

    ○アート用にステッカー(アートシール)、ドットペン(マーブルツール)を使用した場合

    ○ネイルアートの図案などを持ち込んだ場合(受験生自身の爪に試験の課題と同じアートを施している場合を含む)

    ○手指間違い

    ○その他規定違反(事前にモデルの爪にアートが施されている場合等)

    ○事前に1 級アート用プレスオンチップにカラー塗布、装飾がある場合

    ○文具類を使用してネイルフォームを固定した場合

    ○ミックスメディアアートの製作にチップスタンドや治具を使用した場合

    ○イクステンションにラメ入りまたはカラーパウダーを使用した場合

    ○3D パーツを持ち込んだ場合

    ○1級アート用にカラーチップ、クリアチップを使用した場合

    ○減点対象項目の事項が著しくひどい場合(減点項目が3 項目以上ある場合や1 項目の内容があまりにもひどい場合)

    1級の合格率

    最難関となる1級の合格率は、2018年の秋期試験までの累計で37.06%。意外と2級との差が大きくないことに驚くひとがいるかもしれませんが、そもそも1級を受験するには2級を取得していることが必須条件ですし、ネイルサロンなどで経験を積んできたひとが受験する試験。苦手項目があれば事前につぶしておくなど、入念に準備をしてから受験するのがベストです。

     

    2012年から導入!実技試験の「パターン」って?

    ネイリスト検定センターによって、2012年春季の検定から実技試験の内容が一部改訂されました。そこで新たに導入されたのが、「パターン」という言葉。ネイルを施す指がパターン化され、どのパターンになるかは試験要項で発表されるというものです。

     

    3級では特にパターンが設けられていませんが、1級と2級を受験する場合には以下のパターンを抑えておくようにしましょう!その年ごとに選ばれるパターンが変わってくるので、誤って前回の要項を見て受験をすることのないように気を付けてくださいね。

    1級試験のパターン

    Aパターン
    スカルプチュアネイル=左手5本、チップ&オーバーレイ=右手中指と右手薬指、ミックスメディアアート=右手人差し指
    Bパターン
    スカルプチュアネイル=右手5本、チップ&オーバーレイ=左手中指と左手薬指、ミックスメディアアート=左手人差し指
    Cパターン
    スカルプチュアネイル=左手5本、チップ&オーバーレイ=右手中指と右手人差し指、ミックスメディアアート=右手薬指
    Dパターン
    スカルプチュアネイル=右手5本、チップ&オーバーレイ=左手中指と左手人差し指、ミックスメディアアート=左手薬指

    2級試験のパターン

    Aパターン
    チップ&ラップ=左手中指、ネイルアート=右手中指
    Bパターン
    チップ&ラップ=右手中指、ネイルアート=左手中指
    Cパターン
    チップ&ラップ=左手人差し指、ネイルアート=右手人差し指
    Dパターン
    チップ&ラップ=左手薬指、ネイルアート=右手薬指

     
    ⇒JNEC日本ネイリスト検定試験センター公式HP

    実技試験のアートって、一体どんなアート?

    3級の試験は、数年間「フラワー」という課題が続いています。ただし、1級と2級に関しては毎回異なるアートのテーマが出題されているのが特徴的。過去数年間の履歴を見てみても、同じテーマが2回出題されたことはありません。

    そのため、1級と2級に関しては過去のテーマのデザインを練習するのではなく、試験要項でテーマが発表されてから練習を開始した方が良いかもしれませんね。

    2020年冬季のネイルアートは、「松竹梅」

    2020年冬季のネイルアート、3級はやはり例年同様に「フラワー」でしたが、2級のアートのテーマは「松竹梅」!松・竹・梅の3つの中から2種類以上のフラットアートを描くというもの。指定の指は「左手中指」です。

    今回は以下6つが注意事項として挙げられているので、失格とならないようにしっかり頭に入れておきたいですね。

    3つ全てを描かなくても良いですが、見た目を華やかにするためには梅の花は入れたいところ。梅+竹もしくは梅+松の組み合わせでいくつか描いてみて、その中で自分が1番描きやすいデザインを選びましょう。

     

    実際にモデルの爪に描くとなると、チップに描くよりも一回り小さくなることが予想されます。サイズが小さくなってもバランスが崩れないようなデザインを考えられると良いですね。

    過去3年間に出題された1級・2級アート一覧

    過去には一体どんな種類のアート課題が出されてきたのでしょうか?同じテーマが出題されたことはないものの、ジャンルの近しいテーマが出題されることもありますよ。

    2020年冬季
    松竹梅
    2019年秋季
    薔薇
    2019年夏季
    七夕
    2019年春季
    気球
    2019年冬季
    クリスマス
    2018年秋季
    木の実
    2018年夏季
    ビーチ
    2018年春季
    いちご
    2018年冬季
    富士山
    2017年秋季
    リボン
    2017年夏季
    夏祭り
    2017年春季
    2017年冬季

     

    尚、1級と2級ではテーマ自体は同じですが、1級の場合には2級よりもさらに高度なミックスメディアアートが課題にされています。ミックスメディアアートとは、絵の具で描いただけのフラットアート、アクリルパウダーを使って爪の上に立体的なアートを行うエンボスアート、アクリルパウダーを使って作成したパーツを爪の上に乗せる3Dアートの3つのアートを組み合わせたもののことを言います。

     

    通常のフラットアートだけで仕上げることができる2級の試験よりも、格段にレベルが上がるのが1級の試験。筆を使って描く練習だけではなく、パウダーを使った立体的なデザインの練習も必要になりますよ。

    アートで使用するアイテム

    繊細なアートを爪に施すためには、まずは専用のアイテムを揃えるところから。以下のアイテムを揃えて、自分の手に馴染むくらいしっかりと練習をして臨みましょう。

    ・絵の具

    アートで使用するのは、アクリル絵の具が指定されています。誤って水彩の絵の具を購入しないように注意!同じアクリル絵の具だとしても着色や硬さがメーカーによって大きく異なるので、必ず検定を受ける前に何度か練習をして慣れましょう。

    ・絵の具筆

    アートを施すための筆。太いものと細いものと、最低でも2種類は用意しておきます。多くの色を使用する場合には、色が混ざって汚くならないよう、5本程用意しておくと安心。ワンカラーと違って繊細なアートをしていくので、あまり柔らかいものよりは少し毛先が硬いものの方が使いやすいですよ。

    ・水入れ

    絵の具を使った筆を洗う用の水入れ。筆を湿らせて着色を良くするためにも使用するので、いくつかに区切られたものを用意すると◎

    ・絵の具用パレット

    色を混ぜたり、絵の具を出したりするためのパレット。特にネイル用の物というわけではなく、画材店で購入できるものでOK!

    ・ラメやストーン

    検定を受ける年によって条件は異なりますが、ラメやストーンが使用できる場合には必ず用意をしておきましょう。元々は使用する予定がなかったとしても、少し時間が余ったり想像していたよりもデザインがシンプルになったりした場合に役立ちます。

    ・ピンセット

    ラメやストーンを乗せるために使用することはもちろん、デザインの細かい修正やはみ出した絵の具を取る時にもピンセットが役立ちます。

    ネイリスト技能検定試験・3級で知っておくべき用語

    ネイル業界には様々な専門用語があるもの。ネイリスト技能検定試験を受ける時、日常生活では見たこともない言葉ばかりで困惑してしまうかもしれません。そこで以下では、3級から1級の実技試験の「採点項目」に登場する用語について確認していきましょう。

     

    ネイリスト技能検定試験・3級は最も難易度の低い試験なので、登場する用語も基本的なものばかりです。まず「ファイル・エメリーボードの扱い方」ですが、ファイルとは要するに“爪やすり”のこと。ファイルを使って爪の形を整えることを「ファイリング」と呼び、ネイルを施すための下準備の段階に当たります。また「エメリーボード」とはファイルの一種で、爪を切るよりも優しく形を整えられるのが特徴。

     

    次に「プッシャーの使用方法」の「プッシャー」とは、爪の余分な甘皮を押し上げる際に使用するアイテムです。「メタルプッシャー」や「セラミックプッシャー」など、様々な材質の製品があるので用途によって使い分けるのがおススメ。

     

    ちなみにネイルの下準備では、プッシャーで押し上げた甘皮をキューティクルニッパーで除去していくことに。実技試験の「ニッパーハンドリング」という項目では、除去作業を正しい手際で行えているかどうか採点されます。

    ネイリスト技能検定試験・2級で知っておくべき用語

    2級の実技試験でまず押さえておきたいのは「ファイルストローク」。爪の形を整えるファイリングの手際を実際にチェックされます。エメリーボードの持ち方や使い方が正しいかどうか採点されるので、事前にやり方をしっかり確認しておきましょう。

     

    また、2級では「ラウンド 仕上がり」という採点項目も登場。ネイル業界では爪の形を整えるときの「スクエア」「オーバル」といった名称で呼び分けています。「ラウンド」はその内の一つで、長方形のような形を指す用語。爪の側面がまっすぐなラインを描き、先端はやや丸みを帯びたラインになっているのが特徴です。

     

    「チップ&ラップ(チップ及びラップの装着)」では、付け爪(ネイルチップ)を貼りラップ材によって補強する手際が審査されることになります。仕上がりがスムーズかどうかもチェックされるので、丁寧な施術を心掛けましょう。

    ネイリスト技能検定試験・1級で知っておくべき用語

    最高難易度となる1級の実技試験では、「Cカーブ20%~30%」という採点項目が設けられています。聞きなれない言葉かもしれませんが、Cカーブとは爪を正面から見たときの曲線を指す用語。試験ではカーブの角度を適切な範囲に調整できているか、審査が行われます。カーブの角度がフラットすぎても強すぎてもいけないんですね。

     

    またネイル用語で「ハイポイント」とは、爪を横から見たときに最も盛り上がっている箇所のこと。「ハイポイントの位置」という採点項目では、ハイポイントが正しい位置になっているか、高さが適切かどうか試されます。

     

    ネイリスト検定の結果発表はいつ頃?

    実際にネイリスト検定を受験したら、結果はどうだったのだろう…と毎日気になってしまいますよね。上でも触れていますが、そもそもネイリスト検定は1月の冬期、4月の春期、7月の夏期、10月の秋期と年四回行われるスケジュール。ただし1級だけは春期と秋期の年二回の開催となっています。その結果発表については試験から約1カ月後、郵送によって合否が通知されるようです。

    結果発表の時期と確認方法

    毎年、検定が実施される時期はそこまで大きく変動しません。そのため、合否が発表される日も大方決まっています。また、検定試験が開催される日は級によって異なりますが、合否が発表されるのは級を問わず同様となっています。

    2020年の場合は以下が検定日と合否発表予定日として開示されていますよ。

    試験開催日

    冬季試験
    2級=1月18日(土)、3級=1月19日(日)
    春季試験
    1級=4月18日(土)、2級=4月19日(日)、3級=4月26日(日)
    夏季試験
    2級=7月18日(土)、3級=7月19日(日)
    秋季試験
    1級=10月17日(土)、2級=10月18日(日)、3級=10月25日(日)

    合否発表予定日

    冬季試験
    2月13日(木)
    春季試験
    5月18日(月)
    夏季試験
    8月11日(火)
    秋季試験
    11月18日(水)

    合否の確認方法

    合否に関しては、前述した合否発表予定日(検定試験の約1か月後)頃に発送される合否通知によって確認することができます。また、JNEC日本ネイリスト検定試験センターの公式HPでも確認をすることができます。

     

    試験自体は不合格で、筆記試験が合格だった場合には、条件を満たせば次回の試験で筆記試験を免除してもらうこともできます。詳細に関しては公式HPで確認をするようにしましょう。

    合格したら合格証書(ディプロマ)を発行

    検定試験に合格すると、合格証書(ディプロマ)が発行されます。2級と3級は書面のみですが、1級に合格すると認定バッジも同封されてきます。バッジを付けていると、「ちゃんとした技術を持ったネイリストなんだな」とお客様に信頼をしてもらいやすくなるので、ぜひ3級、2級と取得した次は1級の取得を目指しましょう。

    紛失してしまったら

    ディプロマを紛失してしまった場合には、JNEC日本ネイリスト検定試験センターの公式サイトから再発行の手続きをする必要があります。名前や住所、作成希望氏名などを入力し、再発行手数料(1級は3000円、2級と3級は1000円)を入金すると、入金から2~3週間で新しいディプロマが発行して郵送されてきます。1級資格の再発行の場合にはバッジも一緒に送られてきます。

     

    ディプロマは、再発行の申請をした際に入力した住所宛に送られてくるもの。住所や名前に不備があると正しく届かないこともあるので、1か月以上経過しても届かないという場合には一度検定試験センターに問い合わせてみましょう。

    ネイリスト技能検定の合格率は?

    ネイリスト技能検定は、どの級の場合でも学科試験と実技試験の2つに分かれています。3級は比較的合格率が高いため、独学で勉強しても合格できる可能性が大きいと言えます。

    ただし、2級・1級と上がっていくと合格率もぐっと下がるのが特徴的。1度で合格ができず、何度目かの挑戦でやっと合格!という人も多いのです。

    3級合格率
    80~90%
    2級合格率
    50%前後
    1級合格率
    40%前後

     

    実技試験にばかり力を入れていると、学科試験の方で不合格となってしまうことももちろんあります。勉強と練習をバランスよく行い、試験に備えてくださいね。

     


     

    内閣総理大臣が認めた資格で、受験者数もトップクラス! ネイリストを目指している人は、まず同団体の検定試験を目標にして良いかも知れませんね。まずは3級合格を目指して、一段ずつ上の級を目指していきましょう。

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