独学でネイリストになる!資格取得に必要な時間と費用、揃えたい道具

独学でネイリストになる!資格取得に必要な時間と費用、揃えたい道具

女性が憧れる職業の1つである、ネイリスト。短い時間の中でお客様の爪を可愛く美しく変身させる、魔法のような仕事ですよね。そんなネイリストの仕事には、専門学校に通わないと挑戦できない?いえいえ、実はそんなことはないのです。やる気次第では独学でネイリストになることも十分に可能!今回は、独学でネイリストになるための方法や必要な勉強時間や費用、揃えていきたい道具一覧までご紹介します。この記事を読んで、未経験から憧れのネイリストの世界に飛び込んでみましょう!

INDEX
■独学で取得するのは難しい?
■独学でネイリストを目指すメリット
■検定別!取得するのに必要な費用はいくら?
■検定別!取得までに必要な時間や勉強方法
■技能検定を受験するために必要な道具
■ネイルサロンを開業することもできる?

まずはネイルの資格取得。独学で取得するのは難しい?

ネイリストの仕事がまったくの未経験という状況で、独学でネイルの資格を取得することはもちろん簡単ではありません。では一体どのような点が「独学で資格を取得するのは難しい」と言われる理由なのでしょうか。

何からはじめたら良いのか分からない

ある程度ネイリストとしての経験がある人ならば、テキストを開けばすぐに勉強を開始することができるはず。ですが、未経験者の場合にはテキストを見ても初めて見る言葉ばかりで、資格を取得するために何から始めたら良いのかが分かりません。ましてや、周囲にネイルの試験に合格した先輩がまったくいないという状況では誰かに勉強方法を聞くこともできないため、手探りで少しずつ試験対策をしていくしかないのです。

分からないことがあっても、すぐに質問できない

これは、独学で最大の不安となる点でしょう。テキストを開いて勉強をはじめたり、自分でキットを購入して練習をはじめても、分からないことは必ず出てきます。そんな時、ネイルの学校に通う場合には授業の時間に講師に質問して解決することができますし、通信の場合には添削をしてくれる講師に質問をすることができますよね。ですが、独学の場合にはすぐに質問ができて解決をしてくれる相手がいないのです。分からないことを分からないまま放置したり、間違えたことを間違えたまま覚えてしまったり。

モチベーションを保てず、途中で挫折しやすい

ネイリスト未経験の場合、テキストを開いても最初は分からない言葉ばかり…。ネイリストになるためにいざ勉強をしよう!と気合を入れても、心が折れてしまうことも多いのです。周囲に応援してくれる先輩や一緒に受験をする同期がいればくじけそうな気持ちも持ち直すことができますが、たった1人で受験をするとなるとどうしても一度つまずいたらそのまま断念してしまうことが多々。

これらが、「独学でネイルの資格を取得するのは難しい」と言われている主な理由。ただし、幸いなことにネイリストという仕事には国家資格が存在しません。つまり、資格を持ってなくてもネイルサロンで働くことができるということ。そのため、資格を取得していない全くの未経験者でも採用してくれるというサロンも多々あるのです。自分一人で勉強をするのは不安…という人は、まずはサロンでアルバイトとして働きつつ、時間をかけて資格取得を目指してみても良いかもしれませんね。

独学でネイリストを目指すメリット

独学で勉強をすることは、心細くて不安なこともたくさん。ですが、実はメリットもあるのです。

費用の節約が出来る

なんといっても費用面でのメリットが大きいでしょう。ネイルの学校に通うとなると数十万から数百万、通信講座を受講する場合でも平均して10万円程の費用がかかります。その点、独学で勉強する場合にはテキスト代と材料費のみなので5万円程で済ませることができるのです。

働きながらでも勉強ができる

今は別の仕事をしているという場合、学校に通うとなると両立するのがとても難しいはず。また、学校に通うために今の仕事を退職すると言っても、しばらくは収入がないため生活が厳しくなってしまいます。その点独学であれば自分のペースで勉強ができるので、平日の夜や土日にまとめて勉強することが可能。試験に合格するまでは今の仕事を続けて、合格後に退職してネイルサロンに転職するという流れがスムーズにできます。


自由度高く勉強を進められるという点が独学の魅力ですね。学校に通う場合には「必ず〇月のネイル検定を受験しましょう!」と短期集中で授業を受けることが多く、通信の場合にも添削保証サポート期間が設けられていることが多々。 高いお金を支払っている分、やはり決められた期間内で合格をしたいですよね。 「1年くらいゆっくり勉強して、自分のペースで受験をしたいなあ」というのんびり屋さんには、独学での学び方が合っているかもしれません。

検定別!取得するのに必要な費用はいくら?

いくら独学とはいえ、勉強をするためのテキスト代と受験をするための受験料は必ず必要になってきます。また、以下でまとめた費用以外にも、実技試験で使用するためのネイル用具一式も購入が必要になるため注意して下さいね。

受験料

JNECネイリスト技能検定3級
6,800円(税込)
JNECネイリスト技能検定2級
9,800円(税込)
JNECネイリスト技能検定1級
12,500円(税込)
JNAジェルネイル技能検定初級
9,900円(税込)
JNAジェルネイル技能検定中級
13,200円(税込)
JNAジェルネイル技能検定上級
16,500円(税込)

テキスト代

JNAテクニカルシステム ベーシック
4,500円(税込)
JNAテクニカルシステム アドバンス
5,000円(税込)
JNAテクニカルシステム ジェルネイル
3,600円(税込)
ネイリスト技能検定試験公式問題集
4,000円(税込)
ネイリスト技能検定1級・2級・3級完全対策バイブル
1,800円(税込)

検定別!取得までに必要な勉強時間や勉強方法

独学で資格を取得するまでの学習期間については、どのレベルの資格を取得するかによっても変わってきます。ここでは、最も受験者数の多いJNECネイリスト技能検定の受験に必要な勉強時間や勉強方法について、詳しく見ていきましょう。

ネイリスト技能検定3級

3級の勉強時間と勉強方法

最も基礎的な内容の学習であるネイリスト技能検定3級に関しては、大体3か月の勉強時間を見ておくと良いでしょう。 ネイルケアやアートに関する基本的な技能・知識が問われます。既にネイリストとしてサロンワークをしている人だとしても、試験に出題されるような内容に関してはやはり同じくらいの勉強時間が必要になります。 つづいて、勉強方法としてはまず初めに爪に関する基礎知識を身に付けましょう。爪や指の部位名前や爪の勉強、カットの方法や爪の形の特徴など、ネイリストとして働いてなければ意識しないような知識がたくさんありますよ。 2級・1級の出題範囲にも爪に関する基礎知識の内容は含まれているため、最初にしっかり頭に入れておくことが求められます。

3級の試験内容

3級の筆記試験は30分間で、択一のマークシート形式。100点満点中80点以上取ることが出来れば合格となります。 爪の構造や名称、病気や症状といった爪の基礎知識を問われる問題が多数出題されます。毎回そこまで大きく出題傾向が変わることはないため、過去に出題された問題を解き直すことも大切でしょう。 また、それとは別に実技試験もあり、正しくテーブルセッティングがされているか、器具は清潔に保たれているか、規定通りの流れで施術ができているかなどをチェックされます。 50点満点中38点以上の評価で合格することができます。 3級の実技試験で審査されるのは、「ネイルケア」「カラーリング」「ネイルアート」の3つ。 アートの課題は毎回要項で指定されますが、「フラワー」というテーマが数年続いています。

ネイリスト技能検定2級

2級の勉強時間と勉強方法

ネイリスト技能検定2級に関しては、3級の内容に加えてサロンワークで実際に通用するようなネイルケアやチップ&ラップに関する技能・知識が問われます。 より実践的な内容が問われるため、勉強時間は6か月程度を見ておくと良いでしょう。ネイルの経験が0という方は、筆記よりも実技の練習に多く時間を割くべきですね。 つづいて勉強方法ですが、筆記に関しては3級の内容に加えてネイルの歴史やチップ&ラップの手順といった内容が追加になります。 3級で勉強した基礎知識がある程度頭に入っている人は、筆記ではなく実技の練習を重点的に進めましょう。 初心者向けの3級の試験よりも難易度の高い課題が出題されるので、3級と同じ練習時間では合格することが出来ません。

2級の試験内容

2級の筆記試験は35分間で、3級と同様択一のマークシート形式。 100点満点中80点以上取ることが出来れば合格となります。基本的な爪の構造や爪のトラブルだけでなく、ネイルの歴史やリペアの種類などの内容も出題されるようになります。 実技試験に関しては、3級の内容に加えて「フリーエッジまたはネイルプレートの上にチップを装着し、ラップで補強する」チップ&ラップという作業も追加されます。 50点満点中38点以上の評価で合格することができます。 アートのテーマは毎回試験要項上で発表されており、これまでの傾向からして同じテーマが出題されることはありません。 松竹梅、イチゴ、クリスマス、ビーチといった季節に沿ったテーマのアートを、フラットアートを用いて完成させます。 基本的なネイルの作業ができれば問題ない3級に比べて、アートのセンスも問われるようになるのが2級の試験。ネイリストとしての経験が一切ない方だと、少し難しく感じるかもしれません。

ネイリスト技能検定1級

1級の勉強時間と勉強方法

2級よりもさらに難易度が高く、トップレベルのネイリストとしての技能・知識が問われるのがネイリスト技能検定1級の試験。 勉強時間としては約1年間備えた後に受験をする人が多く、1度きりでなく2回、3回と挑戦した上で合格する人が多いのも特徴的です。 1級となるとネイリストの経験が0の状態で受験をする人の割合は低く、何年かネイリストとしての経験を積んだ上で受験をする人が多数。 勉強方法としては、とにかく実践を積むこと。筆記の出題範囲は2級のものとそこまで大きく異ならず、どちらかと言うと知識よりもアートやスカルプ装着の技術面を重点的に見られます。

1級の試験内容

1級の筆記試験は40分間で、3級・2級と同様に択一のマークシート形式です。問題数は全部で100問出題され、100点満点中80点以上で合格となります。 マークシートとは言えより難易度の高い問題が出題されるため、公式テキストや問題集によって勉強をするようにしましょう。 実技試験に関しては150分の制限時間で「スカルプチュアネイル」「チップ&オーバーレイ」「ミックスメディアアート」の施術を定められた指に行います。 アートのテーマに関しては2級と同様であるものの、1級ではより難易度の高いミックスメディアアートを行う必要があります。 フラットアートだけでなく3Dアートやエンボスの技術が問われるため、念入りな練習が必要になりますよ。見た目の華やかさだけではなく、全体のバランスも考えた上でデザインを考えるようにしましょう。 150分という長い試験時間のため、時間配分を間違えることのないように確認しながら進める必要があります。

ネイリスト技能検定を受験するために必要な道具

前述した通り、ネイリスト技能検定ではテーブルセッティングもチェックされるのです。もちろん試験会場で借りることは出来ないので、試験当日までに自分で試験要項を読んですべて揃えておく必要がありますよ。ここでは、検定を受けるまでに絶対揃えておきたいネイル道具一式と、それらの大体の値段をご紹介します!

ネイリスト技能検定の受験に必要な道具と価格一覧

練習の際には、ネイリストの友達に借りた道具を使ってももちろんOK。ですが、検定当日までには必ず自分の道具を揃えましょう。テーブルセッティングでは、以下に挙げた道具が正しい配置で置かれているかという点だけでなく、衛生的に処理されているかどうかという点もチェックされます。あまりにも古い道具や汚れてしまっている道具があれば、検定前に新しいものを買い揃えておくと良いですね。

消毒剤
エタノールをはじめ、手指や道具の消毒ができる液体。約1,500円
ウェットステリライザー
金属器具を衛生的に保つためのコップのようなもの。底には、消毒用のエタノールをしみ込ませたコットンやガーゼを敷いて使用。100円ショップで購入が可能
ウッドスティック
はみ出たジェルやポリッシュを修正する時などに使用する、木でできて細い棒のこと。100円ショップで購入が可能
ピンセット
アートの際に、パーツやラメを乗せるために使用する金属の器具。100円ショップで購入が可能
キューティクルニッパー
甘皮やささくれをカットする際に使用する金属の器具。約2500~3000円で購入が可能
メタルプッシャー
甘皮を押し上げたり削ったりする際に使用する、金属の器具。約1000円で購入が可能
ファイル立て
ファイル(爪ヤスリ)を収納しておくためのケース。プラスチックケースであれば、100円ショップで購入することが可能
コットン
ポリッシュのオフをする際などに使用する木綿の布。ドラッグストアにて100円未満で購入可能
蓋つきの容器
コットンを入れておくためのもの。100円ショップで購入が可能
ポリッシュリムーバー
ポリッシュを落とすことのできる除光液のこと。約1,000円
液体ソープ
水で薄めるタイプの液体せっけんのこと。約500円
キューティクルリムーバー
硬くなった甘皮を柔らかくし、甘皮処理をしやすくするための液体。約1,000円
ポリッシュ類
爪に色をつけるマニキュアのこと。赤ポリッシュが約1,500円トップコート、ベースコートがそれぞれ約1,000円。合計約3,500円
フィンガーボール
指先を洗うためのボールのこと。約500円
トレイ
ポリッシュやその他の器具を入れて置くための箱。100円ショップで購入が可能
水を入れた容器
ガーゼを湿らせる際に使用。100円ショップで購入が可能
水入れ(アート用)
アートで使用する水をためておくための容器。100円ショップで購入が可能
ネイルブラシ
ジェルやポリッシュを爪に塗る時に使用するブラシ。10本セットが約2,000円
ゴミ袋
検定中に出たゴミを入れるための袋。100円ショップで購入が可能
アームレスト
モデルが疲れないように両手の下に置いておくクッション材。約500円
ペーパータオル
汚れた手指を拭いたり、テーブルに敷いて汚れを防ぐための紙製のタオル。100円ショップで購入が可能
ガーゼ
甘皮処理で爪の表面を拭き取ったり、はみ出たポリッシュを拭き取ったりするのに使用する布。100円ショップで購入が可能
タオル
テーブルの上に敷いておくためのもの、100円ショップで購入が可能
水筒
フィンガーボールに入れるお湯を入れておくためのもの。約2,000円

全てをネイル用品専門店で購入しようとすると、費用の負担が大きくなってしまいます。100円ショップで購入できるものも多いので、専門店で購入するものは必要最低限にし、その他はなるべく低価格で購入できると良いですね。

100円ショップで代用できるものは代用して揃えると、上記の道具すべて購入したとしても「約18,000円」に抑えることができます。もちろん既に自宅にあるものを使用しても問題ないので、そうするともっと安く揃えることも可能ですよ。

独学で、ネイルサロンを開業することもできる?

独学からネイリストになることが可能なように、独学からネイルサロンを開業することも可能です。ただし、サロンを開業するとなるとただネイリストになることよりも格段にハードルは上がっていきます。

独学からサロン開業をする時、気を付けたい3つのこと

1、資格は必ず取得しておく

サロンの宣伝をする時に、「検定保持者在勤」と書いてあるとお客様にも信頼感を与えることができます。また、ネイリスト技能検定1級やジェルネイル検定上級といった上級者向け資格を取得しておくことが大切。同じエリア・同じ価格帯のサロンであれば、お客様は検定保持者のネイリストが所属しているかどうかでサロンを決めることも多々あります。

2、固定客がつくまでは独立しない

いざサロンを開業しても、定期的に予約をしてくれるお客様がいないと運営が成り立ちませんよね。独学でネイリストになったら、まずはサロンで働きつつ自分を指名してくれるお客様をたくさんつくりましょう。「自分を指名してくれるお客様だけでも、十分サロンがまわりそう」という状態になってから独立開業をするのが正しい流れです。

3、いざという時に頼れる相手を近くにつくる

サロンで働いていれば、何かに困った時にもすぐに他のスタッフや店長が助けてくれます。ですが、開業して自分でサロンを運営する場合には自分1人で問題解決をしなくてはいけないことが多々。独学でネイリストになった分、お客様に質問をされたけれど答えられない…!という場面も十分想定できるので、そんな時に頼れる存在を近くにつくっておきましょう。

独学から開業する際に、取得しておきたい資格

・ネイルサロン衛生管理士

サロンの衛生管理に関する知識を習得した人に与えられる資格です。 JNA認定校(日本ネイリスト協会)で実施される講習会に参加した後、筆記試験の合格を経て資格取得となります。 18歳以上の人であればサロン実務経験がなくても受験をすることができるので、独学で十分取得が可能です。 開業を考えている人は早めに取得をしておきたいですね。

・JNAジェルネイル技能検定

今やほとんどのサロンがメニューとして取り入れているジェルネイル。 そんなジェルネイルを施術するために必要な知識と技術を持っていることが証明できるのが、このJNAジェルネイル技能検定です。 初級の資格は義務教育を修了している人であればだれでも受験することができるので、こちらも独学で取得をすることが可能です。 JNECネイリスト技能検定と並んで知名度の高い資格なので、ジェルネイルのサロンを開業予定なのであればぜひ取得しておきましょう。

ネイリストとして独立して活躍している先輩の中には、独学で勉強をした人もたくさんいます。「ネイリストになりたい!」という気持ちを持ってあきらめずに勉強と練習を続ければ必ずその努力が報われる日が来るはず。もちろんネイルの学校に通っている人よりも時間はかかりますが、その分自分のペースで憧れのネイリストを目指すことができますよ。独学でネイリストを目指すかどうか迷っている人は、ぜひ挑戦してみては。

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