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2016年4月30日更新

ネイリスト

ネイリストの資格の代表格! 日本ネイリスト検定試験センターの「ネイリスト技能検定試験」に迫る!


多くの女性が憧れるネイリスト。もちろんなるには資格が必要でしょ? と思っている人が多いかもしれませんが、実は資格が何もなくてもネイルアーティストにはなれるのです。 しかし、ネイルサロンなどへ就職する時には、条件に資格取得者を掲げているところがほとんど。そのため、ネイリストの勉強をするのと同時に、資格に挑戦する人が多いようです。
 
では「とっとと資格を受けちゃおう」と言っても、ネイリストの資格はひとつではありません。様々な団体から複数の資格や検定が出ているのです。今回はその中のひとつ、公共財団法人日本ネイリスト検定試験センターの運営する「ネイリスト技能検定試験」にスポットを当てていきましょう。

日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)とは!?

公共財団法人日本ネイリスト検定試験センターとは、ネイリストに関する検定試験の運営と資格認証などを専門に行なう機関のこと。かつては、NPO法人日本ネイリスト協会という団体が検定試験事業を実施していましたが、2008年に公益財団法人日本ネイリスト検定試験センターがこれを継承してきました。

具体的にどんな活動をしているの?

同団体の主催する検定試験は、1997年にスタート。受験者数が累計で67万人を突破、有資格者も約40万人を超えて、ネイルの検定試験としては最多の実績を誇っています。そして、2012には内閣総理大臣より公益財団法人として認定され、組織名を「公益財団法人日本ネイリスト検定試験センター」に改名。そのため、この検定試験資格は内閣総理大臣が認めた資格ということ。これから資格を取ろうと思っている人にとっては、嬉しいポイントですね。
 

日本ネイリスト検定試験センターが主催する「ネイリスト技能検定試験」について

ネイリスト技能検定試験とは、国際的に通用するネイリストの育成を目指した試験です。正しい技術と知識の向上を目的とした、実践に役立つ検定試験。1~3級の3段階の検定試験が設定されており、すべての級において実技試験と筆記試験が行われます。試験が開催されるのは年4回で、北は北海道、南は沖縄まで日本各地の会場で行われており、自分が住んでいる近くの受験地を選ぶことができるので安心ですね。
 

それぞれの級ってどう違うの?

3級は簡単そうだから手っ取り早く上の級を受けてしまおう、と思ってもそうはいきません。3級は義務教育を修了していれば、誰でも受験OK。しかし、2級は3級取得者のみ、1級は2級取得者のみ、となっています。ひとつずつ段階を経なければならないので、まずは3級合格を目指しましょう。

最初の登竜門 ネイル検定3級

級ごとに審査の基準は異なります。実技試験のチェックポイントが10個設けられていることは共通していますが、級に応じて項目の内容も変化。3級で必要とされるのは、ネイルケアやネイルアートに関する基本的な技術及び知識です。実技では、器具の基本的な使用方法や、正しい工程で出来ているかなどが審査の対象に。

就職に役立つ ネイル検定2級

2級で求められるのは、サロンワークで働く場合でも通用する知識と技術。3級でチェックされたポイントもより細かく審査されるので、高い技術が必要です。また、ネイルサロンの求人条件として2級以上を掲げていることが多いので、ここはぜひ合格しておきたいですね。

さらに上を目指せる ネイル検定1級

1級に合格できれば、ネイリストとしてトップレベルの実力があることの証明に! しかしそこは1級、簡単には合格できません。完成品がキレイに出来ているかどうかだけでなく、均一に仕上がっているか、色彩やデザインなどが優れているかという点などを重視した基準となっており、技術だけでなくアート性も必要に。1級取得は大変ですが、自分の技術を上げるためにも、挑戦したいですね。

級ごとの難易度

全体の合格率は約6割。しかし、級ごとに見てみると、3級の合格率が約8割なのに対して、2級と1級は4割程度の合格率しかありません。専門的な知識や技術が必要になると、合格も難しいようですね。
 

検定試験で必須となる「モデル」について

ネイリスト検定を受けるときに大切になるのが、実技試験で協力してくれるモデルさんです。ネイリスト検定ではネイルアートの実技試験が課されるため、1級から3級まですべてにモデルの用意が必要です。しかもモデルは誰でもいいわけではなく、条件や注意事項が設けられています。性別はどちらでも大丈夫ですが、15歳以上で爪や爪周りの皮膚が健康であることが必須。そしてモデルとなる人には、実技試験の1週間前からファイリングなどで爪の形状をお手入れをしないように頼んでおかなくてはいけません。その上、できれば爪の形が指と平行だったりと、ネイルを施しやすい形状をしている爪の人を選びたいもの。実技試験の合否に関わってくる部分なので、モデル選びは慎重に行いましょう。

試験当日の「服装」「髪型」はどうしたらいいの?

ネイリスト検定では、服装や髪型などの身なりも審査のポイントになります。露出が多い服や派手な服、また、アート課題の参考になるような柄のある服は避け、清潔感のあるネイリストとしてふさわしい服装をしましょう!髪型は、長い人は後ろに束ねるかおだんごにして纏め、前に垂れてこないように気を付けてください。前髪も同様にピンなどで留めることをおすすめします。手まわりのアクセサリー類は、時計のみにして衛生的配慮に気を配りましょう。
ネイリストだけでなくモデルも採点の対象になるため、当日お願いするモデルにも注意点をしっかり守るよう伝えましょう。減点されやすい服装や髪型のポイントをおさえ、無駄な減点をなくして、目指せ一発合格!!

品名ラベルが必要な用具・用剤

検定試験で使用する用具・用材のメーカー・ブランド指定は一切ありませんが、内容物を明確にするために以下の用具に「品名ラベル」を貼る必要がありますラベルは見やすい位置に貼ること。アルファベット表記は禁止です。また、容器に商品名が書いてあったとしても、ラベルは別にきちんと貼りましょう。検定級によってそれぞれ貼る必要がある用具・用剤が違うのでここでしっかり確認しましょう。

3 級 の場合

・ウェットステリライザー  
・コットン  
・消毒剤  
・ポリッシュリムーバー  
・液体ソープ
・キューティクルクリーム or キューティクルリムーバー  
・ベースコート  
・カラーポリッシュ  
・トップコート
(注)プレプライマーを使用する場合には、品名ラベルを貼ること。

2 級 の場合

・シルク  
・グラスファイバー  
・グルー  
・フィラー  
・レジン  
・アクティベーター  
・プレプライマー
(注)上記に記載した用材の選択は自由。 ※ネイルケア用品の表記の仕方は3級に準じる。

1 級 の場合

・アクリルパウダー  
・アクリルリキッド  
・プレプライマー  
・プライマー  
・グルー or レジン
(注)その他アセトン、ブラシクリーナーなどを使用する場合は、品名ラベルを貼ること。※ネイルケア用品の表記の仕方は3級に準じる。

テーブルセッティング規定について

ここでは、検定試験で事前審査の対象となるテーブルセッティングについて見ていきましょう。基本なのですが、用具・用材は規定に従い作業しやすいように整理整頓して衛生面に配慮して配置し、指定された用具・用材には必ず品名ラベルを貼ること。
 
ではまず、写真1~6までの正解例を見てください。ポイントとしては、アームレストにもタオルを巻いてきちんとタオルを敷いた上にペーパーを敷くことです。ペーパーがタオルの幅より大きくても問題ありません。用具・用材は直置きせずにトレイの上に置くか、既定のタオルの下にバスタオルやマット等を敷いて、その上に置いてください。直置きがOKなのは、アート用水入れ・ケア用の水入れ・フィンガーボウル・携帯用ポットのみです。
 

テーブルセッティング例1


テーブルセッティング例2
テーブルセッティング例3
テーブルセッティング例4
テーブルセッティング例5
テーブルセッティング例6


次に写真7~9までの不正解例を見ていきましょう。
テーブルマットやバスタオルをテーブルに敷き詰めていても、既定のタオルやペーパーが置いていなければこれは減点になります。頭ではわかっているつもりでも意外にここで減点になってしまう方が多いようですので、しっかりと確認していきましょう!
 

もう一つ気を付けておかなくてはならないのが、ウェットステリライザーの状態です。ウェットステリライザーには、底にコットンまたはガーゼを敷きつめニッパーの刃先が浸る程度を目安に消毒用のエタノールを入れ、中にニッパー類・ウッドスティック・メタルプッシャーなどをセットしますが、消毒用のエタノールは試験中も蒸発してしまいますので気持ち多めにいれておくと良いでしょう。皮膚に接する用具なので衛生管理には十分に気配りセッティングしましょう。また、エメリーボードやファイル類は落としやすいので多めに持っていくと安心です。

検定3級の試験内容について

ここからはネイリスト検定の実技試験について、その具体的な内容を見ていきましょう。まず最初に受験することになる3級では、ネイルケア、ネイルアートに関する基本的な技能と知識が問われます。合格ラインは、実技試験は50点満点のうち35点以上。筆記試験は100点満点のうち80点以上です。

タイムテーブル

試験会場では、試験官の指示に従うことが絶対条件になります。マナー違反は減点対象になりますので、気を付けましょう。また、事前審査開始までに、モデルと共に着席していないとそもそも受験出来ません。自分の着席位置は必ず確認し、時間までに着席してくださいね。
 
【午前の部】
9:30 開場
10:05-10:15 出欠確認・事前審査(10分)
10:15-11:25 実技試験(70分)
11:25-12:05 実技審査(40分)
12:05-12:20 筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(15分)
12:20-12:50 筆記試験(30分)
12:50 終了

【午後の部】
13:10開場
13:45-13:55 出欠確認・事前審査(10分)
13:55-15:05 実技試験(70分)
15:05-15:45 実技審査(40分)
15:45-16:00 筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(15分)
16:00-16:30 筆記試験(30分)
16:30 終了
※時間は変わる場合がございます。

実技の採点基準

採点は事前の手入れからネイルポリッシュがきちんと塗れているかどうか、カラーの色むらがないかといった下記10項目についてそれぞれ5点満点で審査されます。
 
1 .事前手入れ(テーブルセッティング&消毒管理、モデルの爪の状態
2 .ファイル・エメリ―ボードの扱い方
3 .ラウンド 仕上がり
4 .プッシャーの使用方法
5 .ニッパーハンドリング
6 .クリーンナップ仕上がり
7 .カラー表面 色むら
8 .カラー ラインどり
9 .ネイルアート
10.全体の仕上がり
(合格ライン:50点満点のうち35点以上)
 
爪の形を整える「エメリーボード」や「プッシャー」が上手く扱えているかといった基本的な技術も審査の対象です。ネイリスト検定では1級から3級まで、習熟度に応じて異なったネイルアートの課題が出されますが、3級では最も簡単な「フラワー」のフラットアートが課題に。テーマに合ったデザインになっていることや、ネイルアートの完成度について審査されます。

3級筆記試験

3級の筆記試験では、ネイリストに必要な衛生と消毒、爪の構造や病気のこと、ネイルケアについての基本的な知識が問われます。出題される問題は毎回ほとんど変わらないので難易度はそれほど高くありません。テキストを覚えて落ち着て答えれば大丈夫!
 
持 ち 物:鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)、消しゴム(よく消える物)
所要時間:30分
出題形式:択一問題・マークシート
出題内容:衛生と消毒 / 爪の構造(皮膚科学)/ 爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)/ ネイルケアの手順 等
合格ライン:100点満点のうち80点以上

3級 減点対象事項

○受験票、写真貼付、筆記用具忘れの場合
○受験票に貼る証明写真がスナップ写真やコピー等の場合
○モデルとして不適切な場合(爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められる場合や14歳以下の場合)
○用具、用材が衛生的に処理されていない場合や、整理整頓されていない場合
○テーブルセッティングに不備があった場合
○品名ラベルを必ず貼る用具、用材にラベルを貼っていない場合や、アルファベット表記の場合
○消毒が不適切と認められる場合(手指及び用具消毒) ※下記参照
○私語の多い場合やマナーが悪い場合(受験生・モデルともに)
○手指へのダメージ(ファイルなどで赤みを帯びる等)を与えた場合(受験生・モデルともに)
○ゴミを持ち帰らない場合
○イクステンション(バーチャルを含む)とリペア(グルーオンを含む)を合わせて3本施している場合
○ネイルアートの仕上げにトップコートを塗布していない場合
○モデルの爪が明らかに手入れされている場合
○事前のポリッシュ塗布が手抜きである場合
○イクステンションとリペアを施した爪がナチュラルネイルの色と形に合わせて対応していない場合
○イクステンション、リペア以外のナチュラルネイルにウォッシャブルファイルを使用した場合
○ブラシダウンを行なわない場合
○カラーリングの際、赤ポリッシュを1度塗りしかしていない場合

3級 失格対象事項

○遅刻(事前審査開始迄にモデルと共に着席していない場合)
○カンニング等の不正行為・禁止行為
○事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えた場合(受験生・モデルともに)
○用具、用材を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合、試験管の許可を得ず黙って取り出した場合
○試験官の指示に従わない場合(受験生・モデルともに)
○実技試験におけるタイムオーバー
○手指への出欠を伴う損傷を与えた場合(受験生・モデルともに)
○使用を禁止している用具、用材などをセッティングした場合
○モデルが試験会場において受験生にアドバイスや手助けを行なった場合や午前・午後のモデルが同一の場合
○ウェットステリライザーを用意していない場合
○アート用にステッカー(アートシール)、ドットペン(マーブルツール)を使用した場合
○ネイルアートの図案などを持ち込んだ場合(受験生自身の爪に試験のアートと同一のアートを施している場合を含む)
○手指間違い
○その他規定違反(アートにエンボスor3Dアートを行った場合、アートを筆以外で描いた場合、事前にモデルの爪にアートが施されている場合等)
○イクステンション(バーチャルを含む)とリペア(グルーオンを含む)を合わせて4本以上施している場合
○事前に赤ポリッシュをモデルの爪に塗布していない場合
○キューティクルニッパーを10本の爪に使用していない場合やウォーターネイルケアを行っていない場合

3級の合格率

ネイリストを目指す際の登竜門となる3級は、ネイリスト検定のなかで一番合格率が高くなっています。その合格率は2016年の秋期試験までの累計で83.16%と約8割。ネイルを施す指を間違えてしまうなど、失格となる行為もあるので、ケアレスミスで落とされることのないよう試験前に採点基準を見直しておくことをオススメします。
 

ネイリスト検定・2級の試験内容

2級の試験では、実際にネイルサロンで働けるレベルの技術や知識が求められます。ネイルケア、リペア、チップ&ラップ、ネイルアートに関する技能と知識が要求されます。合格ラインは、実技試験は50点満点のうち38点以上。筆記試験は100点満点のうち80点以上です。

タイムテーブル

【午前の部】
9:10 開場
9:45-9:55 出欠確認・事前審査(10分)
9:55-10:30 実技試験・前半(35分)
10:31-11:26 実技試験・後半(55分)
11:26-12:15 実技審査(49分)
12:15-12:35 筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(20分)
12:35-13:10 筆記試験(35分)
13:10 終了

【午後の部】
13:30開場
14:05-14:15 出欠確認・事前審査(10分)
14:15-14:50 実技試験・前半(35分)
14:51-15:46 実技試験・後半(55分)
15:46-16:35 実技審査(49分)
16:35-16:55 筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(20分)
16:55-17:30 筆記試験(35分)
17:30 終了
※時間は変わる場合がございます。

実技の採点基準

<事前審査のチェックポイント>
1 .テーブルセッティング&消毒管理
2 .モデルの爪
<実技試験のチェックポイント>
1 .ファイルストローク
2 .ラウンド 仕上がり
3 .メタルプッシャーの使用方法
4 .ニッパーハンドリング
5 .クリーンナップ仕上がり
6 .カラーリング(ラインどり、表面、色むら)
7 .チップ&ラップ(チップ及びラップの装着)
8 .チップ&ラップ 仕上がり
9 .ネイルアート
10.全体の仕上がりとサロンワーク
(合格ライン:50点満点のうち38点以上)
 
チップで爪を補強する「チップ&ラップ」の技術が審査されたり、実際にサロンで通用するレベルで施術を行えているかどうかまで問われます。また、実技試験の前に「テーブルセッティング&消毒管理」と「モデルの爪」の2項目について事前審査が行われ、ネイルを施す前の準備がきちんと行えているかチェックされるのも特徴。この段階で減点されたり失格になることもあるので、事前審査についても準備を怠らないようにしましょう。
 
2級の実技試験では、ネイルアートについての要求も高くなるようです。試験ごとに異なったアートテーマが指定され、たとえば2016年の春期には「鯉のぼり」、秋期には「紅葉」と季節感のあるものが選ばれたりしています。3級で課されるアートテーマよりも具体的なので、表現するためには高度な技術が必要。また、2級の実技試験ではどの色を使って、アートとチップラップをそれぞれどの指に施すのかという内容も毎回異なってきます。4つのパターンからランダムに決定され、このパターン表自体も2期ごとに変更されるので、自分が受験する回の対策を練っておく必要があるんですね。

2級筆記試験

2級の筆記試験では、サロンでプロのネイリストとして働く上での必要最低限の知識が問われます。その内容のほとんどが3級の時と同じ範囲ですが、3級にはなかったリペア、チップ&ラップ、ネイルアートに関する知識も問われるのでしっかりと勉強しておきましょう。
 
持 ち 物:鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)、消しゴム(よく消える物)
所要時間:35分
出題形式:択一問題・マークシート
出題内容:ネイルの歴史 / 衛生と消毒 / 爪の構造(皮膚科学)/ 爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)/ ネイルケアの手順 /リペアの種類及びチップ & ラップの手順 / その他実践的施術全般 / プロフェッショナリズム 等
合格ライン:100点満点のうち80点以上

2級 減点対象事項

○受験票、写真貼付、筆記用具忘れの場合(筆記用具が壊れている、芯が折れている等で、筆記用具を受付で借りた場合含む)
○受験票に貼る証明写真がスナップ写真やコピー等の場合
○モデルとして不適切な場合 (爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められる場合や14歳以下の場合)
○用具、用材が衛生的に処理されていない場合や、 整理整頓されていない場合
○テーブルセッティングに不備があった場合
○品名ラベルを必ず貼る用具、用材にラベルを貼っていない場合やアルファベット表記の場合
○消毒が不適切と認められる場合 (手指及び用具消毒) ※下記参照
○私語の多い場合やマナーが悪い場合 (受験生・モデルともに)
○手指へのダメージ(ファイルで赤みを帯びる場合等)を与えた場合(受験生・モデルともに)
○ゴミを持ち帰らない場合
○イクステンション及びチップ&ラップの産ディングを行わない場合
○2 級後半試験を手指消毒から行わない場合
○2 級後半試験で前半試験と同じ工程を繰り返し行なった場合
○イクステンション(バーチャルを含む)とリペア(グルーオンを含む)を合わせて3本施している場合
○カラーリング、ネイルアートの仕上げにトップコートを塗布していない場合、艶が出ていない場合
○モデルの爪が明らかに手入れされている場合
○事前のポリッシュ塗布が手抜きである場合、2級の事前ポリッシュが指定色以外の場合
○イクステンションとリペアを施した爪がナチュラルネイルの色と形に合せて対応していない場合
○イクステンション、リペア以外のナチュラルネイルにウォッシャブルファイルを使用した場合
○ブラシダウンを行なわない場合
※試験中に用具類を落とした場合は、試験官に手を挙げて連絡し、自分で拾い、手指及び用具の消毒を行った後、「消毒しました」 と挙手をして申告すること。(再使用しない物は、消毒を行わなくてもよいが、落とした物を拾う行為に対して手指消毒を行うこと)※手指消毒は受験生自身の手から行うこと。(モデルの手から行った場合は減点)

2級 失格対象事項

○遅刻(事前審査開始迄にモデルと共に着席していない場合)
○カンニング等の不正行為や禁止行為
○事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えた場合 (受験生・モデルともに)
○用具、用材を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合、試験官の許可を得ず、黙って取り出した場合
○試験官の指示に従わない場合(受験生・モデルともに)
○実技試験におけるタイムオーバー
○手指への著しい損傷を与えた場合(受験生・モデルともに)
○使用を禁止している用具、用材などをセッティングした場合
○モデルが試験会場において受験生にアドバイスや手助けを行なった場合や午前・午後のモデルが同一の場合
○ウェトステリライザーを用意していない場合
○アート用にステッカー(アートシール)、ドットペン(マーブルツール)を使用した場合
○ネイルアートの図案などを持ち込んだ場合(受験生自身の爪に試験アートと同一のアートを施している場合を含む)
○手指間違い
○その他規定違反(アートにエンボスor3Dアートを行った場合、アートを筆以外で描いた場合、事前にモデルの爪にアートが施されている場合等)
○減点対象項目の事項が著しくひどい場合(減点項目が3項目以上ある場合や1項目の内容があまりにもひどい場合)
○2 級前半試験で後半試験の内容を行なった場合
○カラーリングの際、ポリッシュを1度塗りしかしていない場合、指定職以外を使用した場合
○イクステンション (バーチャルを含む)とリペア(グルーオン)を合わせて4 本以上施している場合
○事前に赤ポリッシュをモデルの爪に塗布していない場合
○メタルプッシャーを10本の爪に使用していない場合やキューティクルニッパーを10本の爪に使用していない場合、ウォーターネイルケアを行っていない場合
※ 定期的に若干の修正がありますので必ず受験する期の内容を事前に確認しましょう。

2級の合格率

実践レベルの技術が求められる2級は、3級よりも合格率がグッと低くなります。具体的な数字としては2016年の秋期試験までの累計で39.55%と約4割。ネイルアートの実技が難しいというのもありますが、手指の消毒などの衛生面についてもしっかりチェックされるので、技術を磨くだけでなくネイルサロンで働くことを想定した準備を行っておきましょう。
 

ネイリスト検定・1級の試験内容

最難関とされる1級に合格するには、ネイリストとしてトップレベルの技量を身につけていることが求められます。

タイムテーブル

11:30 開場
12:15-12:25 出欠確認・事前審査(10分)
12:25-14:55 実技試験(150分)
14:55-15:55 実技審査(60分)
15:55-16:10 筆記試験準備(道具の片付け時間含む)(15分)
16:10-16:50 筆記試験(40分)
16:50 終了
※時間は変わる場合がございます。

実技の採点基準

<事前審査のチェックポイント>
1 .テーブルセッティング&消毒管理
2 .モデルの爪
3 .チップの状態
※ハーフチップの仕込みはすべて自由⇒ 事前審査の対象外
<実技試験のチェックポイント>
1 .スタイリング(スクエア・オフ)
2 .ラウンド 仕上がり
3 .フリーエッジの長さ厚みの均一性
4 .強度と耐久性
5 .C カーブ20%~ 30%
6 .キューティクルラインのスムーズさ
7 .表面の仕上がり光沢・気泡の状態
8 .チップの装着状態(チップオーバーレイ、ミックスメディアアート含)
9 .イクステンションTOTAL
10.ミックスメディアアート
(合格ライン:50点満点のうち38点以上)
 
1級でも事前審査が設けられていて、その項目は「テーブルセッティング&消毒管理」「モデルの爪」「チップの状態」の三つ。実技試験でもネイルの強度や耐久性、表面の仕上がりやチップの装着状態など確かな技術が要求されます。
アートテーマが指定されるのは2級と同じですが、1級の場合には最も難度が高いミックスメディアアートが課されます。アクリルを使って立体的な3Dアートを施す必要があり、その上で「鳥」や「鯉のぼり」といった具体的なデザインを求められるのでかなりの高難度と言えるでしょう。

1級筆記試験

1級の筆記試験では、今までよりも総合的に深い知識が求められます。3級、2級の時よりも長い文章が提示され、穴埋め問題も多くなるので、知識の曖昧なところは正確に理解する必要があります。
 
持 ち 物:鉛筆またはシャープペンシル(HBまたはB)、消しゴム(よく消える物)
所要時間:40分
出題形式:択一問題・マークシート
出題内容:ネイルの歴史/衛生と消毒/化粧品学(材料、内容成分、効果等)/爪の構造(皮膚科学)/爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)/ ネイルケアの手順 / イクステンションの手順 / その他実践的施術全般 / プロフェッショナリズム 等
合格ライン:100点満点のうち80点以上

1級 減点対象事項

○受験票、写真貼付、筆記用具忘れの場合(筆記用具が壊れている、芯が折れている等で、筆記用具を受付で借りた場合含む)
○受験票に貼る証明写真がスナップ写真やコピー等の場合
○モデルとして不適切な場合(爪及び爪周りの皮膚に疾患が認められる場合や14 歳以下の場合)
○用具、用材が衛生的に処理されていない場合や、 整理整頓されていない場合
○テーブルセッティングに不備があった場合
○品名ラベルを必ず貼る用具、用材にラベルを貼っていない場合やアルファベット表記の場合
○消毒が不適切と認められる場合(手指及び用具消毒) ※下記参照
○私語の多い場合やマナーが悪い場合(受験生・モデルともに)
○手指へのダメージ(ファイル傷で赤みを帯びる場合等)を与えた場合(受験生・モデルともに)
○ゴミを持ち帰らない場合
○イクステンションとリペアを施した爪をナチュラルネイルの色と形に合わせて対応していない場合
○カラーリング、装飾がされている場合
○1 級アートでワイヤー(針金)がミクスチュアで覆われていない場合
○イクステンションのプレパレーション(サンディング)を事前に行っている場合
○イクステンション及びチップ&ラップのサンディングを行わない場合
※試験中に用具類を落とした場合は、試験官に手を挙げて連絡し、自分で拾い、手指及び用具の消毒を行った後、「消毒しました」と挙手をして申告すること。(再使用しない物は、消毒を行わなくてもよいが、落とした物を拾う行為に対して手指消毒を行うこと)
※手指消毒は受験生自身の手から行うこと。(モデルの手から行った場合は減点)

1級 失格対象事項

○遅刻(事前審査開始迄にモデルと共に着席してない場合)
○カンニング等の不正行為や禁止行為
○事前審査や実技試験終了後に作品に手を触れたり、手を加えた場合(受験生・モデルともに)
○用具、用材を忘れた場合や事前審査開始後に貸し借りを行った場合、試験官の許可を得ず、黙って取り出した場合
○試験官の指示に従わない場合(受験生・モデルともに)
○実技試験におけるタイムオーバー
○手指への出血を伴う損傷を与えた場合(受験生・モデルともに)
○使用を禁止している用具、用材などをセッティングした場合
○モデルが試験会場において受験生にアドバイスや手助けを行なった場合や午前・午後のモデルが同一の場合
○ウェトステリライザーを用意していない場合
○アート用にステッカー(アートシール)、ドットペン(マーブルツール)を使用した場合
○ネイルアートの図案などを持ち込んだ場合(受験生自身の爪に試験の課題と同じアートを施している場合を含む)
○手指間違い
○その他規定違反(事前にモデルの爪にアートが施されている場合等)
○事前に1 級アート用プレスオンチップにカラー塗布、装飾がある場合
○文具類を使用してネイルフォームを固定した場合
○ミックスメディアアートの製作にチップスタンドや治具を使用した場合
○イクステンションにラメ入りまたはカラーパウダーを使用した場合
○3D パーツを持ち込んだ場合
○1級アート用にカラーチップ、クリアチップを使用した場合
○減点対象項目の事項が著しくひどい場合(減点項目が3 項目以上ある場合や1 項目の内容があまりにもひどい場合)

1級の合格率

最難関となる1級の合格率は、2016年の秋期試験までの累計で36.43%。意外と2級との差が大きくないことに驚くひとがいるかもしれませんが、そもそも1級を受験するには2級を取得していることが必須条件ですし、ネイルサロンなどで経験を積んできたひとが受験する試験。苦手項目があれば事前につぶしておくなど、入念に準備をしてから受験するのがベストです。
 

ネイリスト技能検定試験・3級で知っておくべき用語

ネイル業界には様々な専門用語があるもの。ネイリスト技能検定試験を受ける時、日常生活では見たこともない言葉ばかりで困惑してしまうかもしれません。そこで以下では、3級から1級の実技試験の「採点項目」に登場する用語について確認していきましょう。
 
ネイリスト技能検定試験・3級は最も難易度の低い試験なので、登場する用語も基本的なものばかりです。まず「ファイル・エメリーボードの扱い方」ですが、ファイルとは要するに“爪やすり”のこと。ファイルを使って爪の形を整えることを「ファイリング」と呼び、ネイルを施すための下準備の段階に当たります。また「エメリーボード」とはファイルの一種で、爪を切るよりも優しく形を整えられるのが特徴。
 
次に「プッシャーの使用方法」の「プッシャー」とは、爪の余分な甘皮を押し上げる際に使用するアイテムです。「メタルプッシャー」や「セラミックプッシャー」など、様々な材質の製品があるので用途によって使い分けるのがおススメ。
 
ちなみにネイルの下準備では、プッシャーで押し上げた甘皮をキューティクルニッパーで除去していくことに。実技試験の「ニッパーハンドリング」という項目では、除去作業を正しい手際で行えているかどうか採点されます。

ネイリスト技能検定試験・2級で知っておくべき用語

2級の実技試験でまず押さえておきたいのは「ファイルストローク」。爪の形を整えるファイリングの手際を実際にチェックされます。エメリーボードの持ち方や使い方が正しいかどうか採点されるので、事前にやり方をしっかり確認しておきましょう。
 
また、2級では「ラウンド 仕上がり」という採点項目も登場。ネイル業界では爪の形を整えるときの「スクエア」「オーバル」といった名称で呼び分けています。「ラウンド」はその内の一つで、長方形のような形を指す用語。爪の側面がまっすぐなラインを描き、先端はやや丸みを帯びたラインになっているのが特徴です。
 
「チップ&ラップ(チップ及びラップの装着)」では、付け爪(ネイルチップ)を貼りラップ材によって補強する手際が審査されることになります。仕上がりがスムーズかどうかもチェックされるので、丁寧な施術を心掛けましょう。

ネイリスト技能検定試験・1級で知っておくべき用語

最高難易度となる1級の実技試験では、「Cカーブ20%~30%」という採点項目が設けられています。聞きなれない言葉かもしれませんが、Cカーブとは爪を正面から見たときの曲線を指す用語。試験ではカーブの角度を適切な範囲に調整できているか、審査が行われます。カーブの角度がフラットすぎても強すぎてもいけないんですね。
 
またネイル用語で「ハイポイント」とは、爪を横から見たときに最も盛り上がっている箇所のこと。「ハイポイントの位置」という採点項目では、ハイポイントが正しい位置になっているか、高さが適切かどうか試されます。

 

ネイリスト検定の結果発表はいつ頃?

実際にネイリスト検定を受験したら、結果はどうだったのだろう…と毎日気になってしまいますよね。上でも触れていますが、そもそもネイリスト検定は1月の冬期、4月の春期、7月の夏期、10月の秋期と年四回行われるスケジュール。ただし1級だけは春期と秋期の年二回の開催となっています。その結果発表については試験から約1カ月後、郵送によって合否が通知されるようです。
 


 
 
内閣総理大臣が認めた資格で、受験者数もトップクラス! ネイリストを目指している人は、まず同団体の検定試験を目標にして良いかも知れませんね。まずは3級合格を目指して、一段ずつ上の級を目指していきましょう。

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