ボティワーク 思いやりが詰まった女性が働きやすい職場

毎日更新!2024年03月29日 (金)
vol.3 思いやりが詰まった女性が働きやすい職場

女性活用が声高に叫ばれている。少子高齢化による労働力減少を補う“戦力”として、これまで以上にその活躍が期待される。ボディワークで、草創期から従事し、セラピストを経て現在、本社管理部門の要職を務める大田洋子さん。結婚、出産、子育てを経験しながら、会社の成長とともに着実にステップアップしてきたその歩みは、女性の職場としての同社の魅力がそのまま反映されている。

無料研修が導いた入社への道

大田さん

明るくパワフルで、細かい気配りもできる大田さん。誰からも好かれ、信頼されるキャラクターで、いまや同社の“顔”ともいえる。もともとのキャラクターにさらに磨きをかけたのが、キャリアのスタートとなったセラピストとしての経験だ。
“就職氷河期”という厳しい時期に直面し、苦戦を強いられた就職活動。たが、美容業界にはもともと興味があった。専門学校で学ぶことも視野に入れていたほどだ。そんな大田さんの目をひいたものがある。同社の「無料」研修だ。出費覚悟の身に「無料」の魅力は大きく、迷わず一歩を踏み出した。

窮地を乗り越え、つかんだ高評価

ボディワークの施術の様子

研修を経て、晴れてセラピストとなった大田さん。ところが、すぐに壁にぶち当たる。会社が立ち上がって時が浅かったこともあり、社員はそれほど多くなく、しかもその中心は男性。スキルこそ身に付けたが、実践経験も少なく現場では不安の毎日。「入って3か月で全てを見失いました」とさすがの大田さんも大きく凹む。しかし、人の体をほぐし、心を癒して喜びを与えるセラピストという仕事が、結果的には窮地を救ってくれた。
徐々に仕事へのやりがいを感じ始めた大田さんは、マネージャー募集というチャンスに手を挙げ、抜擢される。その頃、店舗数は50を超える規模にまで拡大していた。いちセラピストから、売り上げ管理も任されるマネージャー職。不慣れさと両立による負荷の増大などもあり、辛さもあったが、それ以上にやりがいが上回り、大田さんはいかんなく実力を発揮。その評価も高まっていた。

結婚、子育ても周囲の協力とセルフマネジメントでクリア

ボディワークのスタッフ達

軌道に乗り始めた入社9年目には大きな転機が訪れる。結婚だ。もちろん仕事はそのまま続けたが、2年後には妊娠。出産後は1年の育児休暇を取得した。もっとも、その頃には9割が女性の職場ということもあり、休暇取得に特に気兼ねする必要はなかった。ちょうどその頃、男性上司などの周辺もベビーラッシュだったことなどもあり、むしろ周囲の後押しが感じられるムードが醸成されてさえいたほどだ。
休暇中も復帰後について上司との面談の場が設定されるなど、会社のバックアップ体制が整っていた。大田さんは自分の意見をストレートにぶつけながら、復帰後のプランをしっかりと練り上げることができた。現在は、営業部の中で人事部門の課長として、辣腕をふるう大田さん。子育てとの両立だが、時短勤務を活用し、多忙な毎日をしっかりとしたセルフマネジメントで楽しみながら乗り切っている。

セラピストは相手のことを思うスペシャリスト

大田さん

「セラピストというのは相手のことを思うスペシャリストだと私は思っています。だから経験することで、仕事はもちろん、プライベートでも旦那様に対する思いやりも深まりますし、いい循環につながっていくんです。なによりも手に職をつけることで自信がつくことが、女性にとってすごく大きい。弊社について言えば、いまではセラピストはもちろんですが、社内業務としてデザインなどのお仕事もあります。ようやくそれなりの会社規模になり、女性が自分を知り、政府が女性の活用を声高にアピールする中で、現実には根強く残る男性社会の見えない圧力。そこに女性自身の消極性もシンクロし、なかなかいいロールモデルが出来上がっていない実情がある。セラピストして、顧客のボディと自身のメンタルを磨きながら主体的に自分の居場所を開拓してきた大田さん。常に「思いやり」をもち、あくまで女性らしさを失うことなく歩んできたその足跡は、働くことに自信を失いかけている女性やいつまでも働き続けたい女性にとって、大いに励みになり、参考となりそうだ。

BodyWork eポイント

ボディワーク サロン内

ボディワークが展開する全ブランドでこだわるのが、上質なリラクゼーションの提供。同社が考える「上質」とは、〈手を抜かないこと〉。そして〈心をこめること〉。例えば、肘や足を使った施術は行いません。指と手の平だけを使って、ひと押しひと押しを丁寧に施術します。リフレクソロジーでは器具は使いません。指と指の関節だけを使い、ひと押しひと押しを丹精に施術します。セラピストがお客様に本当のリラクゼーションを与える喜びを実感できる場所。それがボディワークといえるでしょう。

ボディワーク
株式会社ボディワーク
住所: 東京都港区赤坂1-1-14
URL: http://www.bodywork.co.jp/

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