美容スペシャリストな自分になるために

更新:2017.07.28

作成:2017.07.27

ビジネス

ビジネスマナーのひとつである香水

ビジネスマン

 

香りもマナーに値する

社会人になり仕事をするようになると、身だしなみのひとつとして香水をつける場面も増えていきます。つけすぎはNGですが、ほとのかな香りであれば、相手に印象を残すことができたり、汗の匂いなどを消したりすることができるメリットも。
しかし、ただ香水をつけるだけでは意味がありません。香りひとつでマナー違反になる場合もあるので、まずは香りの選び方を学ぶことから始めましょう。

香水をつける上で大切なのは、「場所や場面を考える事」と「香り選び」です。企業によっては、香水を禁止している所もありますが、ほとんどの企業ではエチケットとして許可されています。だからこそ、ビジネスマナーに準ずる正しい香水の付け方をマスターすれば、ビジネスシーンで活躍できるはばが広がるかもしれません。ビジネスでは相手に与える印象が強い鍵となっています。香りでもいい印象を与えるを目指しましょう。

打ち合わせをしている男女

 

香水の種類

香水は以下の四種類に分けられます。それぞれに特徴があり、香りの持続時間にも違いがあります。基礎知識として覚えておくと、香水選びがしやすくなりますよ。

オーデコロン

一番濃度が低い香水です。香りは控えめであり、香水が苦手な方でも難なく付けられる点が特徴。料金が安い物が多く販売されているのが特徴で、初めての香水ならオーデコロンが一番適しています。香りの持続時間は2時間程度なので、商談前などに軽く付けるといいでしょう。

オードトワレ

オーデコロンよりは濃度が高く、香りも強い香水になります。香りの持続時間は3時間程度。ほどよい香りであるためビジネスシーン以外にも、パーティーやデートでも活用できる香水と言えます。しかし、メーカーによって個体差があるため、オードパルファン並みの強い香りのオードトワレもあります。

パルファン

一番濃度が高く、香りも強い香水がパルファンです。香りの持続時間は半日程度と一番長いので、一回付ければ一日中香りが漂うので便利。ですがパルファンは一般に出回っている香水ではなく、販売されている種類も少ないと言われています。

オードパルファン

パルファンと比べると、濃度が低い香水です。それでも香りは強く持続時間も5時間程度と長時間。香りを使い慣れた上級者向けの香水と言えます。香りの種類にもよりますが、場合によってはビジネスに適さない強い香りを発してしまう可能性があります。

ビジネスマナーに向いている香水は、オーデコロンとオードトワレです。少しだけ強い香りが良いのであればオードトワレ、適度に香りエチケットに気を付けたいのであればオーデコロンを選ぶと◎。

香水は付けたとたんに香りますが、時間が経過すると香り方が変わります。付けてから30分程度経過した香りを「ミドルノート」と言い、一番安定した香りを放ってくれます。ミドルノートをねらい目として香水をつけると、相手に不快感を与えずビジネスマナーに適した香りを放てるでしょう。

香水をふりかけるシルエット画像

 

ビジネスに適した香りとは何か

ビジネスなら、この香りという決まりは特にありません。ムスク系や柑橘系と沢山の香りがありますので、それらを場面ごとに使い分けることがポイント。大切なのは香りの種類よりも、香りの程度。ビジネス面であれば、不快感を与えてしまう強烈な香りはNGです。ほんのり香ることを意識して、香水を選べば問題ありません。

Author:美プロ編集部

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