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2016年12月15日更新

ビジネス

販売職の平均給与・年収は意外と高い!? 収入の相場と給与システムに迫る!


百貨店やアパレルショップなど、普通に生活を送っているだけでも必ず目にすることになる「販売職」のお仕事。販売職の仕事内容は文字通りお客様に商品を販売することがメインとなりますが、店舗の在庫管理や商品説明、クレーム対応といった業務も行います。
 
販売職として働くにはほとんどの場合資格が必要ないものの、接客スキルやコミュニケーション能力、人当たりのよさといった能力が求められます。今回はそんな販売職の平均給与・年収について見てみましょう。合わせて給与システムや給与アップの方法についても触れるので、販売職の仕事に就くことを考えている人は参考にしてみてください。

販売職の平均収入はどれくらい?

ここでは厚生労働省が公表している2016年の「賃金構造基本統計調査」を参考にして、販売職の平均給与・年収について見ていきましょう。資料から計算すると、百貨店店員を除く販売店員の平均給与はおよそ24万円となっていて、年収にすると325万円ほど。男女別で見ると女性の平均給与は約20万円、年収は約272万円で、男性は平均給与が約27万円、年収では約375万円ほどと若干差があるようです。
 
事務職と比べると収入が恵まれているように見えますが、その一方で労働職は体力がいる仕事だとも言われています。立ち仕事がほとんどで、正社員だと店舗が営業しているあいだはずっと仕事をしていなければならないなど、労働時間が長めであるのも特徴。とはいえ一口に販売職といっても、取り扱う商品はお店ごとに様々で、それによって仕事内容や給与も変わってきます。求人に応募する際には、条件面をあらかじめよく調べておくようにしましょう。
 

販売職の給与システムは?

営業職では歩合制のところも多いと言われていて、新たな契約を取り付けた際に、その売上から数パーセントを固定給に上乗せしてもらえるようです。しかし一見似ているようにも見える販売職では、ほとんどの場合は固定給のみで歩合制は取り入れられていません。その理由としては様々なものが考えられますが、一つには営業職が新たな顧客を開拓して商品を売り出すのに対して、販売職ではもともと購入意欲を持って訪れたお客様に商品を提供するという点が挙げられます。また、取り扱う商品が高額ではないことが多いので、新たな契約を取り付けるための苦労が少ないこともよく挙げられていますね。

収入アップの方法は?

それでは収入アップを狙うのは難しいのかと言えば、そうでもありません。日本商工会議所が認定する「販売士」の資格を持っている人向けに、資格手当を認めている職場もあるんです。「販売士」の資格は難易度に応じて3つに分かれていて、販売担当としての知識や技術が求められる3級、マーケティングやマネジメントなど管理職に向いた知識が必要な2級、経営者へのステップアップに使える1級があります。会社によってどんな資格に手当がついていて、どれほどの額がもらえるのかは違っているので、まずは希望する業界の求人を調べてみましょう。
 


それ以外にも収入アップの方法はいくつかあります。販売職の基本的なスキルである接客やコミュニケーション能力、人当たりのよさはどこの業界に行っても活用できるもの。同じ販売職の中でも、百貨店の販売員なら月給約22.5万円、年収約313万円と女性でも高待遇になっているので、経験を積んで待遇のいい職場へと転職するというのも一つの手です。
 
また、大手百貨店である「三越伊勢丹」は近年、販売員に対して成果給を出す制度を取り入れました。これは定められた基準よりも多くの売上を上げると、その分給与がアップするという制度で、百貨店業界では画期的な試みだと話題になっていますね。販売職の仕事は売上に直結するものなので、ほかの大企業でも今後同様の取り組みが普及していくかもしれません。販売職として働いていくことを考えている人にとっては他人事ごとではない動きなので、求人情報だけでなく業界情報にもアンテナを張っておきたいですね。