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作成:2016.12.13

ビジネス

憧れのアパレル業界で働くには! アパレル店員になる方法やお仕事の実態、キャリアアップについて


様々なファッションブランドのアイテムを取り扱う、アパレルショップ。そこで働く「アパレル店員」はオシャレでファッションに詳しくて…販売職のなかでも憧れる人が多い、とても華やかな職種だと言えるでしょう。
 
今回はそんなアパレル店員になるにはどうすればいいのか、ご紹介していきます。アパレル店員というお仕事の実態やなり方、キャリアプランや業界状況についてもまとめていくので、お仕事選びの参考になるはずですよ。

アパレル店員の仕事内容って?

販売職の仕事内容の基本といえばお客様を接客して商品を販売することと、商品の在庫や店舗の状態を管理すること。アパレル店員の場合にも同様で、もっとも重要な仕事は接客になります。店内で悩んでいるお客様に声をかけて、どんなファッションが似合うかオススメしたり、商品についての説明を行ったりと積極的にコミュニケーションをとっていくんですね。また、店内に陳列されたアイテムをキレイに並べて、お客様の購買意欲をそそるのも立派な仕事内容の一つです。
 


そこでアパレル店員に求められるものとしては、まず第一に接客スキルやコミュニケーション能力が挙げられます。商品をオススメするにしても、そもそもお客様に心を開いてもらえなければ話を聞いてもらえません。話し上手で、どんな相手とでもすぐに打ち解けられるという人はまさに天職だと言えるんじゃないでしょうか。
 
また、お客様から見るとアパレル店員はいわば“ファッションのプロ”。ファッションについての様々な質問を受けることになるはずです。そこでファッションの知識や自社ブランドの商品についての知識を勉強しておくことが重要になってきます。
 
さらに、ファッションのトレンドはつねに移り変わっていくもの。アパレル店員は流行に乗り遅れないよう、今どんなものが流行っていて、次に何が流行りそうかについても把握しておかなければいけません。そしてアパレル店員がオシャレでなければ、お店自体のセンスが疑われてしまうので、自身のファッションにも気を配る必要があります。
 

アパレル店員になることのメリット

アパレル店員になりたいという人の中には社員割引制度、いわゆる“社割”を目当てにしている人も多いかもしれませんね。これはショップで販売しているアイテムを値引きして買うことができるという、ファッション好きにはたまらないお得な制度です。割引の額はショップによっても様々ですが、多いところでは7割引きという場合もあります。
 
しかしそうしたメリットの裏側として、意外なデメリットも。アパレル店員はショップの一部でもあり、会社によってはたんにオシャレであるだけでなく、自社ブランドの商品を身につけることも求められます。そしてその際の出費は自費になるため、社員割引があるといっても出費が生じてしまうこともあるようです。

アパレル店員になるには

アパレル店員になるため、資格が必要になることはほとんどないと言われています。なり方としては大まかに二つの方法があり、一つ目が大学を卒業してそのまま正社員としてアパレル会社に就職するというものです。そしてもう一つが未経験からアルバイトや契約社員として働き始め、ファッションについての知識やアパレル店員として必要なスキルを身につけていくという形になります。
 
とはいえ、将来的にアパレル業界でのキャリアアップを目指しているなら、最初からファッション系の専門学校に通っておくのも一つの手です。たとえば「モード学園」には「ファッションビジネス学科」が設けられていて、アパレルショップの経営者や販売員として必要な知識を学ぶことができます。そのほか、アパレル業界で使える資格には日本ファッション協会振興協会が認定する「ファッション販売能力検定試験」というものも。3級から1級までランクが分かれていて、1級ではファッションの販売知識や販売技術に、店舗のマネジメント知識といった応用的な部分まで求められるようです。
 

アパレル業界でのキャリアアップ

アパレル店員としてのスキルを身につけていくことで、店舗内で昇進するというのが一般的なキャリアアップの方法です。販売員から昇進すると、店舗のマネジメントや販売員の指導を行うマネージャー、店長という立場になることが多いでしょう。そこではマーケティング・企画についての能力も必要とされ、店舗の売上に直接関わってくる立場なので責任もより大きくなります。そしてさらに、店長の上司となる「エリアマネージャー」の立場に昇進する道も。どうすれば売上が良くできるか調査・分析を重ねて、それを各店舗にフィードバックする立場ですね。ファッションが何より好きという人は、アパレル業界でそれを活かすことを一度考えてみてはいかがでしょうか。

Author:美プロ編集部

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