美容スペシャリストな自分になるために

作成:2017.01.31

美容師

資格がなくても働ける? パート・アルバイトの美容師として働くには


美容師として働きたいけど、技術や経験面で不安があったり、子どもがいるためあまり長時間働けなかったりと、正社員として働くのが難しいこともありますよね。だからと言ってあきらめなくても大丈夫。美容師としての働き方にはアルバイトやパートという道もあるんですよ。
 
今回はパート・アルバイトで美容師として働くときの様々な事情についてご紹介していきます。仕事内容や気になる給与の話、さらに求人の探し方や履歴書の書き方も取り上げていますので、求人をお探しの方はチェックしてみてください。

パート・アルバイトとしての美容師

美容室によっては、パートやアルバイトなどの非正規雇用で美容師を雇っているところも多くあります。といっても正式に美容師として働くというより、アシスタントや雑用が主な仕事内容となるため、美容師の資格を持っていなくてもOKというところが多いようです。そのため美容師を志す専門学生や、資格を持っているものの一時は職場を離れていた主婦など、幅広い年齢層の人がパート・アルバイトとして働いています。
 
美容師免許を持っていて、十分な経験があればお客様の担当を任せてもらえるかもしれませんが、未経験や資格を持っていない場合はほとんどがアシスタント業務のみです。アシスタントとしての仕事は、サロン内の掃除、開店準備から始まり、お客様の受付対応、美容師の補佐など。雑用ばかりですが、プロの美容師のカットやカラーリングといった施術を間近で見て勉強できるため、一人前の美容師を志す人にとってはいい経験となるでしょう。
 

勤務時間や時給について

パート・アルバイトの勤務時間はやはり正社員より融通が利きますが、それでも開店前や閉店後の作業まで働いてほしいと言われるところがほとんどでしょう。休日に関しては正社員もパートも関係なく、なるべく忙しい土日には出勤してほしいと頼まれるようです。もしそれが難しいという人は、自分に合った働き方が出来るように、勤務時間や休日について働く前にオーナーとよく相談しておきましょう。
 
また、美容師のパート・アルバイトは時給がだいたい1,000~1,300円ほどと言われています。時給の他に歩合制を採用しているところもあり、美容師資格を持っている人は担当を任せられた時や指名が入った場合、その都度手当が発生するようです。
 

求人の探し方、履歴書の書き方

自分に合った美容室を選ぶためには、なによりその美容室のことを知っておくことが大事です。求人サイトや雑誌などに写真が載っていれば参考になりますし、お店のサイトなどをチェックすればよりお店の雰囲気が掴めますね。求人を出していなくても、店舗に張り紙などで募集してることもあるため、働きたい地域の美容室を直接見て回るというのもいいかもしれません。店舗の営業時間中に足を運べば、サロンの客層や働いている美容師さんの様子も見ることが出来ます。
 
働きたいお店が決まったら、まずは電話で応募したい旨を告げ、面接の約束を取り付けましょう。この時に簡単な経歴やスキルを尋ねられることもあるので、あらかじめ整理しておけば安心ですね。そして日程が決まったら、履歴書と職務経歴書を準備します。
 
美容師にかぎった話ではありませんが、履歴書はきれいな字で丁寧に書きましょう。略字や略語は使わず正式名称で間違えないように。修正ペンを使うのはNGです。趣味・特技や資格の欄もなるべく空欄を作らずに全項目を埋めます。なるべく美容やサロンワークに関係のあるものを中心に書けるといいアピールになりますね。また、履歴書でも面接でも、一番重要なのが志望動機、および自己PRです。なぜその美容室を志望したのか、そこで自分のどんなスキルを活かせるのかなど、具体的な言葉で伝えられるように準備しておきましょう。さらに美容師として何を学び、どう成長していきたいかなど、アルバイトに留まらない将来を見据えた目標をアピールすると好印象になるそうです。面接に合格しなければ美容師としてスタートを切れませんので、気合を入れて臨みたいですね。
 
画像出典:Hendrik Wieduwilt / Woduwillst(from Flickr, CC BY 2.0)Franklin Heijnen / P1370414(from Flickr, CC BY 2.0)airpix / Hairdresser working(from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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