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2016年4月16日更新

美容師

自分にピッタリのハサミを見つけるために! まずは「ハサミの種類」を知ろう


美容師の最も大切な仕事道具、それは“ハサミ”です。お客様の大切な髪をカットするハサミだからこそ、こだわりを持って使っている人がほとんど。そのため、ハサミ自体の種類や数も豊富です。
 
また、ほとんどの美容師が4~5本程度のハサミを使っています。というのも、ハサミの種類や長さ、刃の違いなどでカットやヘアスタイルが変わってくるから。今回はそんな美容師の命とも言える“ハサミ”についてご紹介。大まかな種類やオススメのハサミ、得意とするカットなどを紹介していきます。

手の大きさに合ったハサミを選びましょう

ハサミのサイズは基本的に「インチ」で表されます。あまり聞き慣れない単位ですが、1インチは2.54センチのこと。大体5インチから7インチのハサミを使うことが普通なので、約13センチから18センチということになります。それ以外でも短ければ4.5インチ(約11センチ)、長いものになると10インチ(約25センチ)というものまであります。
 
長いハサミであればあるほどパワーがあり、一度に多くの髪をカットできるので、全体を均一に仕上げることができます。また、短いタイプのハサミは全体の微調整や耳周り・毛先などの細かいカットに向いています。
 

カットにはどんな種類のハサミを使うの?

カット用のハサミは大きく分けて3種類。ほとんどの美容師の人がこの3種類のハサミは持っています。

ベーシック

最もポピュラーなハサミ。日常生活で使うハサミと同じように、ハサミの足部分の両方に刃がついています。様々なカットに使えますが、特にベースカットやブラントカットの時に使用します。また、ハサミの長さによってカットする部分やヘアスタイルも変わるので、ほとんどの美容師は長さの違うベーシックを数本持っていることも。6インチのものが一般的なので、初心者の人はこのサイズからはじめてみましょう。
 

セニング

いわゆるスキバサミのこと。片方の刃がクシ状になっているので、髪の毛の長さはそのままにして、量を調節したい時などに使います。ヘアスタイルに合わせて異なるカット率のセニングを使い分けることもあり、一度のカットで切れる割合のことを「カット率」や「スキ率」、「落ち率」などと呼びます。
 
一般的にはカット率20パーセントから30パーセント程度のセニングを使うことが多いので、初心者の人にはこちらがオススメ。そのほか、カット率15パーセント程度のものは前髪や全体の微調整に使ったり、40パーセント程度のものは髪の毛の量が多い人や、刈り上げの時などに使用することが多いようです。
 

スライド

片方にしか刃がついていないハサミのこと。片方にしか刃がついていないので、髪の毛を滑らしながらカット。髪のボリュームを抑えたり、動きのあるヘアスタイルが作れます。また髪の毛をスライスするようにカットできるので、毛先を華奢な質感に仕上げたい時などにも使えます。
 
スライドを購入する時に気をつけておきたいのが「スライド率」です。「スライド率」とは髪が刃から逃げる割合のことで、スライド率が高ければ高いほど、カットできる髪の量も少なくなります。
 

ハンドル部分にもこだわりを!

ハサミの持ち手部分を「ハンドル」と呼びます。美容師の仕事ではカットで手を酷使することもあり、腱鞘炎になる人もいます。手や手首への負担を減らすためにも、ぜひハンドル選びにもこだわってみましょう。また自分の手の大きさや指の長さに合ったハンドルを選ぶことで、カットの質も上がってきます。

メガネハンドル

最も基本的でシンプルなタイプのハンドル。ハサミのねじ部分からハンドルに向けて2等辺三角形のカタチになっているのでバランスが良く、安定してカットできます。他のハンドルとは違って裏返して使うこともできるので、自由に使いやすいハサミです。
 

オフセットハンドル

親指を入れる穴の位置がネジ部分に近くなっているタイプのハンドル。親指とくすり指を大きく広げなくても開閉できるので、腱鞘炎で悩んでいる人や、手の小さい人、女性にオススメです。
 

3D型ハンドル

親指の穴部分にねじりのある、立体的なハンドルのこと。手や指のカタチをしっかりホールドしてくれるカタチになっているので、長時間使用しても疲れにくいハンドルです。
 
ここまで見てきて「3D型のハンドルが一番オススメ」と言いたいところですが、初心者の人はちょっと待ってください! 初心者の人が3Dハンドルを使うと、クセがついてしまい、他のハサミが使いにくくなってしまいます。最初はメガネハンドルかオフセットハンドルから使い始めてみましょう。
 


 
 
最初から自分にピッタリのハサミを見つけることは難しく、どれにすればいいのか悩んでいる人も多いと思います。ハサミ選びに困ったら、まずは一般的なハサミを使ってみて、だんだんと他のタイプのハサミも試してみましょう。

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