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作成:2016.07.11

セラピスト

食材を生のまま食べるだけでダイエットができる“ローフード”とは!?


みなさんは“ローフード”という言葉を聞いたことがありますか? 「Raw food」とは生の食材のこと。加熱されていない食材を食生活に取り入れることで、痩身効果や美肌効果が期待できるのです。
 
今回はそんなローフードを使ったダイエット方法をご紹介します。ローフードにはどんな食べ物が含まれているのかご紹介するほか、その特徴やメリット、ダイエット方法を取り上げているので、ぜひ一度試してみてください。

なぜローフードが良いのか?

人の体には食べたものを消化する「消化酵素」と、呼吸や血液循環など生きていく上で欠かすことのできない活動を維持するための「代謝酵素」という2種類の酵素があります。これらの酵素が少ないと消化や代謝がうまく機能せず、消化不良が起こったり老廃物や毒素が体内に残ったままになってしまったりします。
 
しかし、1日に作れる消化酵素と代謝酵素の量は決まっています。そのため足りない代謝酵素を、食べ物から摂取する必要があるのです。そしてこの酵素を体内に効率よく取り入れることができるのが、ローフード。酵素は熱に弱いものが多いので、食材を生のまま食べることで体内に酵素を取り入れることができるのです。生の食材かつ加工がされていないもの、生ではなくても48度以下で調理されたものならローフードと呼ぶことができます。
 

ローフードのメリット

ローフードを食べることで、体内の代謝機能を高めることができます。体内の代謝が高まると肌のターンオーバーが促進されるので美肌に近づくことができます。また、体への負担が減り、高いデトックス効果が得られるのも特徴。体の老廃物や毒素が排出されることでダイエットにも効果的です。ローフードダイエットでは食べ方に制限がある分、お腹いっぱいになるまで食べても大丈夫! 空腹を我慢する必要がなくなります。そのほか、野菜やフルーツなどにはビタミンが多く含まれているので、酵素と一緒に働いてアンチエイジング効果を生んでくれますよ。
 

ローフードな食べ物とその食べ方

フルーツ

生で食べることができるフルーツはローフードの代表格です。バナナやリンゴ、キウイなどをそのまま食べても良いですし、ミックスジュースやスムージーなどにして飲むのも良いでしょう。また低温処理されたものならドライフルーツもOKです。

野菜

野菜には生で食べられるものが多いので、ローフードダイエットにオススメです。レタスなどの葉菜類はサラダ、にんじんや大根などの根菜類は野菜スティックなどで生のまま食べることができます。また、48度以下なら調理しても大丈夫なので、低温で蒸すなどの食べ方をしてみるのも良いですね。

海藻

ワカメやのりなどの海藻類もローフードに含まれます。細かくカットしてサラダにかけたり、野菜をノリで巻いたりして巻き寿司のようにして食べる楽しみ方もオススメです。

魚・お肉

タンパク質を取るために魚やお肉も食べましょう。魚は刺身にしたり、お肉も生肉などできる限り生が良いですが、生肉は質や保存状態によっては生のまま食べると危険なこともあるので、無理は禁物です。
 

ローフードダイエットの方法

ローフードは体の代謝を高めて、なおかつ量を気にせず食べることができるので、ダイエットに最適。しかし、いきなり全ての食事をローフードにするのは難しいですよね。そんなときにはまず朝食を生のフルーツに変えたり、昼食や夕食をローフードに変えてみましょう。
 
また、数日ローフードにするだけでも効果を得ることができるので、週末だけ食事をローフードにするという方法もオススメです。いつものメニューの中で生で食べられるものは生で調理するように変えるだけでも大丈夫。自分がやりやすい方法から始めてみて、徐々にローフードの割合を増やしていきましょう。

ローフードダイエットの注意点

フルーツや野菜のほとんどは生で食べると体を冷やしてしまいます。普段から冷え性で悩んでいる人は全ての食事をローフードにすると冷え性が悪化してしまうこともあります。
 
また、生で食べることができる食材は種類が少ないので、一般的な食事よりもバリエーションが減ったりレシピに困ることも。そして、タンパク質やカルシウムが不足しがちになってしまうなど、摂取する栄養分が偏ってしまう恐れもあります。全ての食事をローフードにするのではなく、1回の食事のうち何品かをローフードにするなどして、栄養の偏りを予防しましょう。
 


 
 
生の食材を食べることで体の代謝を助ける“ローフード”。量を気にすることなく食べられるのでダイエットを考えている人には最適ですが、その方法には注意が必要です。いつもの食事に少しずつ取り入れながら、ローフードの効果を実感してみてくださいね。

Author:美プロ編集部

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