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作成:2016.08.25

美容師

メイク道具は雑菌の温床!? メイクノリを良くして肌荒れも予防できるメイク道具のお手入れ方法


美しくなるためにはメイク道具を駆使することが必須。ですが、あなたはメイク道具のお手入れをきちんとしていますか? 実はメイク道具のお手入れを怠っていると、メイクノリが悪くなったり、酷い場合には肌荒れなどの原因になることもあるんですよ。
 
今回はお手入れした方がいいメイク道具と、正しいお手入れの方法をご紹介します。お客様のヘアメイクを手掛ける美容師志望の人も、メイク道具のお手入れ方法を知っておくときっと役に立ちますよ。

お手入れしないメイク道具は雑菌の温床!

メイクブラシやパフ、スポンジなどは化粧品が付着するほか、気づかない内に皮脂やホコリなど目に見えない汚れもついているもの。皮脂はバクテリアなどの雑菌の栄養になるため、放置していると雑菌が繁殖してメイク道具が傷む原因になってしまいます。そして雑菌だらけのメイク道具で化粧をすると、メイクノリが悪くなるだけでなく、肌荒れなどの肌トラブルの原因にもなりかねません。お肌に直接触れるメイク道具は清潔が第一。しっかりとお手入れして、メイクノリも保っていきましょう。
 

どんな風にお手入れすればいいの?

スポンジ&パフ

肌に触れる面積の多いスポンジやパフは、3日おきに洗うのが理想的ですが、難しければ週に1回を目安に洗いましょう。まず水で濡らした後、水で薄めた中性洗剤でもみ洗いします。石鹸成分が残ると固くなる場合があるので、しっかりすすいで風通しのいい場所で乾かしましょう。

メイクブラシ

チークやファンデーション用のメイクブラシは、まず使用後にティッシュペーパーなどでパウダーを落とすことを心がけてください。そのうえで1カ月に1回のお手入れをしましょう。お手入れ方法は、まず石鹸かシャンプーを溶かしたぬるま湯にブラシを入れ、水の中で振るようにしてパウダーを溶かしていきます。化粧品の中に毛が入り込んでいる場合は指でやさしくもみ洗いをしましょう。そして、しっかりとすすいだ後はタオルで水気を取り、陰干しします。乾いたらコームなどで毛の流れを整えて完了です。

ビューラー

ビューラーはお手入れしていないとマスカラがゴム部分に付着して、まつ毛が抜けやすくなってしまいます。そのため、1回使用するごとにお手入れするのが理想的ですが、難しければ週に1回は掃除するようにしましょう。まずはコットンに水を含ませ、薬局で売っているエタノールを少量馴染ませます。そしてコットンでビューラーのゴム部分を拭きましょう。ただ、ゴムに挟んだ跡がくっきりついている場合は買い替え時なので、お手入れではなく新品に変更することをオススメします。

アイシャドウチップ

アイシャドウチップも使用後に毎回、ティッシュなどでチップ部分を拭いておくと清潔さを保てますよ。そして週に1回程度、よく洗ってお手入れしましょう。その際にはまず、ぬるま湯に中性洗剤を溶かし、アイシャドウチップのスポンジ部分を浸けます。そして濡れたスポンジ部分を指で挟み、揉むようにして汚れを押し出します。最後によくすすいでから陰干ししたら終わりです。
 

Author:美プロ編集部

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