美容スペシャリストな自分になるために

更新:2020.08.27

作成:2020.08.05

ブライダル

ウエディングプランナーの担当一貫制とはどんな働き方?分業制とどう違う?


 

ブライダルサロンや結婚式場で、結婚式を挙げようとしているお二人の挙式プランを組み立て、ご案内するウエディングプランナーのお仕事は多岐にわたります。お二人にとって一番良い形で挙式を迎えられるように、知識や経験を活かして提案します。

 

そんなウエディングプランナーの働き方とはどのようなものなのでしょうか。また、どこまでを担当するのでしょうか。今回は、担当一貫制のウエディングプランナーについてご説明していきます!

 

INDEX
■一貫制のウエディングプランナーとは
■一貫制と分業制の違いとは
■一貫制である事のメリット・デメリット
-働く人目線でのメリット・デメリット
-お客様目線でのメリット・デメリット
■【一貫制・分業制】自分に合った働き方を選択しよう

一貫制のウエディングプランナーとは


 

一貫制のウエディングプランナーとは、お客様が初めて式場もしくはブライダルサロンに訪れた時から挙式の当日、挙式後のイベントサポートなど全てを担当するプランナーのことです。

 

  • 初めて会場にお客様が訪れた時のご案内
  • 挙式のプラン説明、ご提案
  • 挙式準備でのサポートやアドバイス
  • 挙式当日でのサポート
  • 挙式後のイベントで来店した時のご案内やサポート

 

このように、一貫制のウエディングプランナーのお仕事は沢山あるのです。これらの業務を分業しているサロンも多く、働く環境によって働き方が異なるのもブライダル業界ならではかもしれません。

一貫制と分業制の違いとは


 

ウエディングプランナーの働き方で「担当一貫制」をご説明しましたが、業務を分担して行う「担当分業制」という働き方もあります。この2つの働き方の違いはどのような所なのでしょうか。

 

担当一貫制と分業制の違いは、担当する業務にあります。分業制は一貫制に比べ、担当する業務の範囲が狭いから業務自体も少ないのではないか?と感じてしまいますが、実際はそうではありません。担当する業務の範囲が狭いからこそ、担当するお客様数も多く色んなお客様に対応できなければならないのです。

 

また、分業制を採用しているサロンでは、新規接客担当と打ち合わせ担当で分けられている事も多く、新規客だけを担当するプランナーもいれば既存客との打ち合わせのみを担当するプランナーもいます。

 

一方、担当一貫制のサロンで働いていれば、1カップルのご来店から挙式まで担当するわけなので当然その予定がある日には他の業務を入れるわけにはいきません。一貫制の働き方は、初めてご来店いただいた時からずっと担当していくわけなので、よりお二人の事を知れる働き方とも言えるでしょう。

一貫制である事のメリット・デメリット


 

それでは、担当一貫制で働いていく上でメリットとなる部分やデメリットと感じる部分をご紹介します。実際にウエディングプランナーとして働く人目線と、お客様目線の両面から見て行きましょう!

働く人目線でのメリット・デメリット

これからウエディングプランナーとして働きたい!と考えている人は、是非参考にしてみてください。どんな仕事でも、楽しい事や嬉しい事があれば苦しい事もあるかと思います。ウエディングプランナーとしてのやりがいや苦労の両方をイメージして、事前に働くシミュレーションをしてみてくださいね。

 
【メリット】

  • 一組のお客様と長く付き合えるので、成功した時に喜びを感じる
  • ご来店時の案内から挙式当日の対応など、多くの業務に携わりスキルアップに繋がる
  • お客様と長い付き合いになり、挙式後でも嬉しい報告などをいただける事がある

【デメリット】

  • 退職をする際に、担当していたお客様に迷惑がかかる
  • 成約の量によって仕事の量が変わって来る
  • 各業務に特化したスキルを追求しにくい

 

例えお客様であっても人との出会いは喜ばしい事ではないでしょうか。プランナーとしても大切なお客様は存在しますが、心に残るプランナーに出会えたお客様はいつまでもその記憶を大切にしてくれます。そんなプランナーを目指せるというのも、一貫制のメリットなのでしょう。

お客様目線でのメリット・デメリット

一組のお客様を挙式まで担当していく上で、お客様は一貫制のプランナーに対しどのような事を感じているのでしょうか。結婚式という高額な商品を扱うため、失敗はできません。お客様が思う一貫制のメリットとデメリットを知り、お客様の気持ちを理解してあげられるようなプランナーになってくださいね。

 
【メリット】

  • ずっと同じ担当者で話しやすい
  • 信頼できる担当者に挙式をお願いできる
  • 問い合わせ窓口をどこにするか迷う必要がない

【デメリット】

  • 打ち合わせ中など、担当変更を依頼しにくい
  • 挙式までの間に担当の退職や異動により変更になる可能性がある
  • 色んなプランナーのアイディアを参考にできない

 

お客様の中には、知らない人と話をする事を苦手とする人や思っている事を上手に伝えられないという人も存在します。そんなお客様にとっても、ずっと同じ担当者に対応してもらえる事はメリットとなるようです。しかし、プランナーの都合により退職をしてしまうような事があれば、せっかく出会えたお客様を他のプランナーに引き継ぐ事となりお客様をガッカリさせてしまうかもしれません。どんな時も、お客様を第一に考えてあげられると良いですね。

【一貫制・分業制】自分に合った働き方を選択しよう


 

担当一貫制と分業制、どちらが正解と言うのはありません。自分の性格に合っている働き方を選んでみてはいかがでしょうか。

 

お客様と密に付き合っていきたい!という人は一貫制がベスト。業務を分けてスキルを向上させたい!という人は分業制が合っているのだと思います。これからウエディングプランナーとして働こうと考えている人は、応募する企業に働き方のスタイルを確認してみてくださいね。

 

選んだ企業がどちらの働き方を採用していても、目指す所は同じです。お客様の最高の挙式を作り上げ、それまでの準備期間もお客様をサポートしプロとして寄り添っていきます。晴れてウエディングプランナーになれた時には、お客様の笑顔や涙を見ながらやりがいを感じ、感動すら覚える事となるのではないでしょうか。気品あふれるブライダルサロンで、働いてみてくださいね。

Author:美プロ編集部

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