ウエディングプランナーに役立つ資格と勉強法

ウエディングプランナーに役立つ資格と勉強法


結婚を控えたお二人の幸せな結婚式をプロデュースする仕事、ウエディングプランナー。誰もが一度は憧れる職業ではないでしょうか。そんな人気のウエディングプランナーですが、仕事に就くのに資格は必要なのでしょうか。た、一体どんな種類の資格があるのでしょうか?ブライダル業界で働きたい人のために、ヘアメイク・フラワーコーディネーターなど職種ごとに分けて紹介していきます!


INDEX ■ウエディングプランナーに関する資格の種類
■フラワーデザイナーに関する資格
■ヘアメイクアーティストに関する資格
■テーブルコーディネーターに関する資格
■ドレスコーディネーターに関する資格
■ブライダル業界の資格取得のための勉強法とは
■ウエディングプランナーが資格を取得するメリット
■まとめ

ウエディングプランナーに関する資格の種類

全米ブライダルコンサルタント協会(ABC協会)

⇒全米ブライダルコンサルタント協会


全米ブライダルコンサルタント協会は半世紀以上の歴史を誇り、ブライダル業界で活躍する方々のためのプロの組織として、現在、42ヶ国において計約7,000名の資格認定協会員が加盟しています。母体はアメリカのコネチカット州で、現在は日本にもオフィスがあります。


全米ブライダルコンサルタント協会の資格は、受けられる人の対象も一つ一つ定められているので、資格取得を目指す場合には確認しておくと良いですよ。

【アシスタントレベルの資格対象】
アシスタント ブライダルプランナー
未経験、婚礼業務経験3年未満の方が対象
アシスタント ドレススタイリスト
協会認定校受講生のみ対象
アシスタント ウエディングフラワーデザイナー
未経験、婚礼装花業務経験3年未満の方が対象

【プロフェッショナルレベルの資格対象】
プロフェッショナル ブライダルコンサルタント
婚礼業務経験3年以上の方が対象
プロフェッショナル ウエディングヴェンダー
司会やメイク業務経験3年以上の方が対象
プロフェッショナル ドレススタイリスト
衣装関連業務経験3年以上の方が対象
プロフェッショナル ウエディングフラワーデザイナー
婚礼装花業務経験3年以上の方が対象

ABC協会認定ブライダルプランナー検定

⇒ブライダルプランナー検定


日本オフィス主催の認定資格としては、「ブライダルプランナー検定1級、2級」があります。この検定試験はブライダル業務において実務経験のない人などが対象で、初心者向けとなっています。誰でも試験を受験することが可能なため、学生や転職希望の方たちが多数受験しているようです。


ブライダルプランナー検定1級に合格すると、ABC協会が認定するプロフェッショナル資格への最初のステップとなる「アシスタント・ブライダルプランナー」の試験を受検することができます。さらにその上をめざす資格として、「プロフェッショナルブライダルコンサルタント資格」があります。こちらは3年以上の実務経験者が対象で、プロとしてのサービス・応対・実務を提供する能力を問われます。


【ABC協会認定ブライダルプランナー検定1級】
受験資格
特になし
試験時間
120分
受験料
15,300円(税込)
出題内容
・見積もり作成、プランニング能力、コーディネート知識
・欧米ウエディングの流れや役割
・接客対応など

【ABC協会認定ブライダルプランナー検定2級】
受験資格
特になし
試験時間
90分
受験料
10,250円(税込)
出題内容
・日本ウエディングの基礎知識
・欧米のリハーサルウエディングからレセプションの流れ
・欧米のブライダルパーティーでの役割など

このように、1級と2級では出題内容も違います。どちらとも合格していれば、より多くの知識を蓄えている事となりますよね。基礎知識をベースとした2級からチャレンジし、しっかりと土台を作ってから2級を受けてみると良いでしょう。


ABC協会が認定する資格は世界のブライダル業界に認識された国際的な資格ですので、取得すれば大きな武器となりますよ。

日本ブライダル文化振興協会(BIA)

⇒日本ブライダル文化振興協会


日本ブライダル文化振興協会(BIA)では、婚礼に係る調査や研究、施設の紹介や人材の育成を行っています。研修会やセミナーなども開催し、BIAが指定した学校やブライダル業界、ホテルで働いている人を対象とする認定資格も存在します。


ブライダルコーディネート技能検定

これは、ブライダル業界への就職を目指す学生や社会人向けの検定です。ブライダルの仕事をするうえで必要な実務知識や具体的な接客技術を問われます。ペーパーテストのほか、論文や面接などが行われます。試験には1級から3級まで存在し、3級から順に挑戦できるものになています。


【BIA認定ブライダルコーディネート技能検定1級】
受験資格(実技)
1級の学科試験に合格した方が対象
受験資格(学科)
・7年以上の実務経験を持っている方
・2級合格者で、その後2年以上の実務経験を持っている方
・ブライダルコーディネーター養成講座を修了し、その後2年以上の実務経験を持っている方
上記、いずれかに該当する方が対象
出題形式
・筆記試験(学科)
・ロールプレイ、口述試験(実技)
受験料
学科:8,000円(非課税)
実技:24,800円(非課税)

【BIA認定ブライダルコーディネート技能検定2級】
受験資格(実技)
2級の学科試験に合格した方が対象
受験資格(学科)
・7年以上の実務経験を持っている方
・2級合格者で、その後2年以上の実務経験を持っている方
上記、いずれかに該当する方が対象
出題形式
・筆記試験(学科)
・ロールプレイ(実技)
受験料
学科:6,000円(非課税)
実技:19,800円(非課税)

【BIA認定ブライダルコーディネート技能検定3級】
受験資格(実技・学科)
・ブライダル業界関連業務に従事している方及び従事しようとしている方が対象
出題形式
・筆記試験(学科)
・判断等試験(実技)
受験料
学科:4,000円(非課税)
実技:3,000円(非課税)

国際ビジネスコミュニケーション協会

⇒国際ビジネスコミュニケーション協会


国際ビジネスコミュニケーション協会では、英語によるコミュニケーションとビジネス能力を検定するための試験「TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)」を行っています。試験の開発や運営は、アメリカ合衆国の非営利団体が行い毎月1~2回程開催されています。

TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)

ブライダルシーンでは、新郎新婦やゲストの中には外国人の方もいらっしゃいます。英語ができると、このようなお客様のニーズにも応えることができ、きめ細やかなサービスが提供できるようになります。また、企業によっては海外での挙式や結婚パーティーのプロデュースを行っていることもあり、現地の支社や会場とのやり取りに英語を使う場面もあるでしょう。採用試験を受ける際に有利になるだけでなく、このように、仕事で活用できるチャンスが沢山ありますので、ぜひ高得点を目指してみてください。


【TOEIC Listening & Reading Test】
受験資格
特になし
試験時間
120分
受験料
4,950円(税込)

フラワーデザイナーに関する資格

結婚式には花嫁が持つブーケや会場の装花など、たくさんの種類の花を使います。専門的なことは花屋やフラワーコーディネーターが決めるにしても、ウエディングプランナー自身にも知識があったほうがお客様のイメージを掴んだ提案をしやすいという強みがあります。フラワーデザイナーに関する資格を詳しくみてみましょう。

国家資格「フラワー装飾技能士」

国家資格の「フラワー装飾技能士」は、業界認知度が高い資格です。フラワーデザイナーに関連する唯一の国家資格であるため、フラワーデザイン関係で最高峰の資格と見なされる傾向があり、1級の取得はフラワーデザイナーとしてステータスがあります。


試験には花に関する仕事の実務能力を証明するための試験が設けられています。学科試験と花束やブーケ、アレンジメント等の製作を行う実技試験があります。受験に必要な実務経験の年数は、3級は6ヶ月、2級で2年、1級で7年です。ただし、関連する学校の学歴によっては短縮されます。就職にも有利とされているので、ぜひチャレンジしたい資格の一つです。

フラワーデコレーター協会

フラワーデコレーター協会(FDA)では、「フラワーデコレーター」をはじめ、フラワーデザイン関連のライセンスの認定試験や検定を行っています。フラワーデコレーター資格には1級から3級があり、3級は指定講座を受講すると、無試験で取得できます。


1級や2級の受験には指定講座の受講に加え、筆記と実技による試験への合格が必要です。2級はフラワーアレンジメントの基礎技術力を問うもので、合格後は3級の資格取得が可能な認定教室を開くことができます。1級に合格すると、2級ライセンス取得のための認定校を設けることが可能です。同協会では、花の色彩の専門家を示す「フラワーカラーコーディネーター」、生花を取り扱う仕事に就く際に技術力の証明となる「フローリスト検定」も実施しています。

ヘアメイクアーティストに関する資格

ウエディングプランナーの中には必要性を感じてヘアメイクアーティストに関する取得を目指す方も少なくありません。ヘアメイクに特化した資格というのは今のところありませんが、専門学校では、美容に関する各団体の作った資格を取得できます。取得する資格で多いのが、「JMA(日本メイクアップ技術検定試験)」、「色彩検定」「着付けに関する資格」などです。


JMA(日本メイクアップ技術検定試験)」は、メイクアップに関する最もメジャーな検定で、1級から3級まであり、スキンケアやメイクアップ方法、カウンセリングなど、メイクアップの基本技術を習得するための資格です。「色彩検定」は、色に関する知識を得られる内容です。 「着付けに関する資格」は、ブライダルヘアメイクに就きやすくなることもあり、取得する人は多いようです。

テーブルコーディネーターに関する資格

新郎新婦の理想の披露宴会場になるようにコーディネートをすることに魅力を感じ、テーブルコーディネーターを目指す道もあります。テーブルコーディネーターになる為に、必要な資格はありません。バンケットサービスで様々なテーブルコーディネートを学ぶこともでき、いろんな披露宴会場に派遣で行くことで多方面から情報を得ることもできます。


また、こだわりがあるレストランで食事をすることも、テーブルコーディネートの参考になります。結婚式に限らずいろんなテーブルコーディネートを見る事で、知識の幅も広がり、一部分を取り入れるなど、提案の幅も広がります。テーブルコーディネーターとしてより有利に就職をするためには、食空間コーディネーターの資格を取得するのも一つです。食空間コーディネーター3級資格を学ぶことにより、古今東西で築かれてきた「テーブルコーディネート」の基礎的な知識と技能を習得することができます。


幅広い文化によって構成されている食空間に関する知識を勉強することにより、感性が豊かに磨かれ、「おもてなしの心と感謝の気持ち」が理解でき、スペシャリストになるための基礎的な準備が整います。2003 年に始まった『食空間コーディネーター資格』ですが 2008 年までは『テーブルコーディネーター資格』と呼ばれていました。名称を変えた理由は、食卓を囲んで皆で食を愉しみ、会話をはずませ、心を通い合い、絆を深めることは、単にテーブルの上だけではなく、食空間全体が「おもてなしの気持ちに満ち溢れたしつらえ」であることから、現在の「食空間コーディネーター」になったそうです。

ドレスコーディネーターに関する資格

ドレスコーディネーターは、コスチュームコーディネーター、ドレススタイリストなどとも呼ばれます。 ドレスコーディネーターはコスチュームだけでなく、ヘアスタイル、メイク、アクセサリーすべてをトータルにコーディネートしていきます。ドレスコーディネーターとしてただ働くだけなら、必須と言える資格は特に存在しません。しかし、ブライダル業界で長く活躍したい方は、次にご紹介する資格がオススメです。


ドレスコーディネーターを目指す方の多くが、まず前述した「アシスタント・ブライダル・コーディネーター(ABC)検定」の取得を目指します。この検定では、1時間で100問出題され、7割以上解けると合格となります。この業界で働くための基礎知識が凝縮されていますので、ぜひともチャレンジして下さい。また、「WBJ認定ドレスコーディネーター」も洋装や和装の知識に関する実践的な内容で、就職の際にも大変有利な資格になります。本気の方は、こちらの資格取得も目指してみましょう。

ブライダル業界の資格取得のための勉強法とは


ブライダル業界で活躍するために多くの資格が存在しますが、どのように勉強すれば良いのでしょうか。「資格を取得したいけど、何から手をつけて良いのかわからない…」という人もいるでしょう。資格取得のための勉強方法は大きく分けて3種類。自身の生活に合わせて勉強方法を選ぶと良いでしょう。

1.スクールに通って勉強をする

ブライダルの専門学校や資格取得のための学校に通うというのも良いでしょう。お金と時間に余裕がある人にはおすすめです。また、専門学校ではブライダル業界で活躍するためのノウハウや技術を現役のウエディングプランナーから教えてもらえる事もあるのです。


現場で必要な「コミュニケーション能力」や「プランニング能力」、「プレゼンテーション能力」などを身に付け、ブライダル業界で活躍していけるように学びます。専門学校や資格取得対策を行う学校では、切磋琢磨できるライバル(生徒)がいる事によりモチベーションアップにも繋がります。

2.通信講座で勉強をする

「ブライダルの専門学校に通いたいけど、時間がない…」「学費も抑えたい…」という人には、通信講座で勉強するのがおすすめです。また、通える距離にスクールがないという事もあるでしょう。


通信講座では、テキストやDVDを使って学習します。DVDでは、実際に講義を受けているように感じられるので、お仕事の合間など自宅にいながら勉強ができるのです。資格を持っていないと就職できないと言うわけではないので、実際にブライダル業界で働きながら通信講座で資格取得を目指すと言うのも良いですね。

3.独学で勉強をする

専門学校や通信講座は、しっかり学ぶ事ができる反面、学費がかかるのが悩みどころです。「今から貯金しても、いつになる事やら…」とブライダルに関する学習自体を諦めてしまう人も少なくないでしょう。しかし、参考書を購入して独学で勉強しておくと言う道もなくはないですよ。


独学であれば学費の心配はなく、教材費だけで資格取得を目指せるのです。講師がいない分、しっかり基礎から学んでいく必要がありますが、参考書や問題集をこなして資格を取得して行きましょう!

ウエディングプランナーが資格を取得するメリット


ウエディングプランナーとして就職する上で、絶対に必要な資格というのは存在しません。しかし、業務上役立つ資格や持っている事で得られるメリットは沢山あるのです。これから、ブライダル業界で働こうと考えている人は、資格取得にチャレンジしてみていかがでしょうか。


また、既にブライダル業界で活躍している人でもキャリアアップのために資格取得をしてみるのも良いでしょう。ここでは、ウエディングプランナーが資格を取得する事で得られるメリットをご紹介します。

採用面接でスキルをアピールできる

どんな業界でも、採用面接の際に業務に関わる資格を持っている事で自己のアピールに繋がり採用に有利になります。「華やかな職場に憧れて応募しました。」という志望動機も良いのですが、「実務経験を経て、プロフェッショナルブライダルコンサルタント資格を取得しました。今後も、経験と知識を活かしてブライダル業界で活躍していきたいと思っています。」などと、即戦力となる事をアピールできるのです。


プロフェッショナルブライダルコンサルタント資格は、実務経験を3年以上積んだ人を対象とした資格ですが、ブライダル業界に入る前に取得できる資格もありますよ。

即戦力として現場に出られる

全くの未経験であれば即戦力となる事は難しいかもしれませんが、ある程度経験を積んで資格を取得していれば、即戦力として働けることが多いのです。「資格保持者=経験と知識を持っている」という風に企業からも位置づけられます。


研修制度を設けている企業ばかりではないので、資格保持者や経験者は重宝されるのではないでしょうか。バリバリと働きたい人は、資格を持っておくと良いですよ。

専門的な知識を持ち信頼度が上がる

資格を持っているという事は、専門的な知識を持ち理解しているという証拠となります。雇用する企業側も、そこで結婚式を挙げるお二人も、専門的な知識を持っているウエディングプランナーに仕事を任せたいものです。


様々な資格があるので、プランナーとしてのレベルや専門家としての称号となり信頼度も高くなるでしょう。

まとめ

ブライダル業界で働くためには、必ずこれが必要!という資格はありませんが、資格を取得しておく事で自身のスキルを証明し、就職活動でも役立ちます。


ブライダル業界で働くには、たくさんの職種が存在するので自分のやりたい仕事に合った資格を取るのも良いでしょう。


また、ブライダル業界では常に移り変わる流行も取り入れて提案をしていく必要があるため、アンテナを立てて最新のトレンドをきちんと知っておくこともとても大切です。資格の勉強だけでなくて、他の式場ではどんなプランを取り入れているのか、今流行っているものは何なのかもチェックしておきましょう。


花嫁さまがどんな挙式を望んでいるのかをしっかりヒアリングして、実現させてあげられる事もウエディングプランナーとしての任務です。相手の心をくみ取れるスキルも付けておけると、人気のウエディングプランナーとなるのでないでしょうか。また、大切な1日のために失敗できないお仕事ですが、その分、達成感ややりがいを感じられます。緊張感ある仕事に就きたい人は、是非ブライダル業界にチャレンジしてみて下さいね。

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