美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.01.23

作成:2016.05.30

アイリスト

目元から理想の自分に! 自由自在に印象を変えられるまつ毛エクステの種類


 

一口にまつ毛エクステといっても、デザインやカールの仕方、素材によって様々な種類があります。あなたはその種類をどれくらい知っていますか? たくさんの種類を知っておけば、お客様にまつ毛エクステを施すときの発想の幅も大きく広がるはず。

 

かわいらしい印象にしてみたり、大人っぽい色気を出してみたり…まつ毛エクステを使えば自在に目元の印象を変えることができます。ここではエクステに使われる素材やデザイン、カールの種類をご紹介。特徴を把握して理想のイメージを実現できるようになりましょう!

素材の種類

セーブル

最も高級で、やわらかい素材のエクステがセーブルです。他の種類のようなツヤがなく、自然な見た目を演出できるのが特徴。そのやわらかさから自毛と馴染みやすく、長持ちしやすいのも魅力ですね。ただし、品質が高い分お値段も高くなってしまうのが悩みどころ。

シルク

リーズナブルですが、その代わりに一番硬いのがシルクエクステ。人工的な印象があるため、エクステをつけているとバレたくない人には向いていないかもしれません。また、外れやすいので丁寧なケアが必要。メリットはその安さと、カールが長持ちするという点ですね。

ミンク

ミンクはシルクよりもやわらかく自然な光沢があり、自毛に馴染みやすい素材です。また、自毛への負担が少ないため長持ちするところも魅力。お値段はシルクよりも高くなるものの、セーブルほどではありません。

 

カールの種類

Jカール

まつ毛エクステにはいくつかのカールの種類があり、人工毛(アイラッシュ)が反りかえる角度によって分かれています。Jカールは最もカールの角度が浅く、毛先だけが“J”の字のように曲がっているのが特徴。

Cカール

Cカールは上向きに大きな曲線を描く種類です。Jカールよりも目元がぱっちりとした印象になり、明るいイメージを与えることができます。

CCカール(Dカール)

最もカールの角度が深いのがCCカール。ほとんど円形に近いような曲がり方をしていて、目元の印象を強くしたいという人にはうってつけの種類です。SCカール、Dカールと言われることも。

 

デザインの種類

自然な印象のナチュラルデザイン

メイクをしていない時でも不自然にならないようなデザインが特徴的。自毛の形に合わせて全体的に均等な長さのエクステを施せば、ナチュラルなイメージを演出できます。その際にカールは目立ちにくいJカールを選び、短めのエクステを使用するとより一層効果が高くなるのでオススメです。

かわいらしい印象を出すキュートデザイン

黒目の上に当たる箇所に長めで角度の深いカールを使用することで、黒目を際立たせるデザイン。形としては縦長なのが特徴的。目を大きく見せたい方や、ビューラーで持ち上げたようなくりんとしたかわいらしい印象の目元を作り出したい方に適しています。

大人っぽい印象を狙ったセクシーデザイン

目尻に当たる部分のエクステを長くして、横に長い形にするデザイン。目頭から目の中心にかけてはそこまで長くせず、目尻にかけて長めのJカールをつけます。目の幅が広くなりたれ目がちに見えることから、色気を醸し出したいという人に向いているデザインだと言えるでしょう。

豪華に目元を彩るゴージャスデザイン

全体的に長さがあり、大きくカールするエクステを使用することで縦にも横にも広がった形を作るデザインです。とても目が大きく見えるので、とにかく目元の印象を強くしたいという場合には最適。まるでつけまつ毛を付けているかのようにくっきりと印象的な目元に仕上げることができます。

 

長さ・太さや本数

そのほかにも、まつ毛エクステでは様々な長さや太さを持ったアイラッシュが用いられています。長さは6ミリから15ミリほどまで幅があり、1ミリ単位で調整可能です。それによって目元の印象が大きく変わってくるため選択は慎重に。また、毛が長すぎると自毛への負担が大きくなり、外れやすくなってしまうため、自毛の長さとの調整を考えることも大切ですね。

 

理想の目元を作るためには、太さの選択も重要。
マツエクの太さには0.05ミリの極細のものから0.25ミリの太いものまで幅広く存在します。そして、一般的には0.1ミリ、0.15ミリ、0.2ミリの3つの太さから選ぶというサロンが多いでしょう。通常のまつ毛の太さと近いのが0.15ミリ。0.1ミリだと少し自まつげよりも細く作られています。0.15ミリだと自まつげに1度だけマスカラを塗ったような太さ、0.2ミリ以上だとマスカラを重ね塗りしたくらいのボリューム感のある太さです。
 
細くするとナチュラルな印象になりますが、細すぎると自毛に接着することが難しくなってしまいます。逆に太いアイラッシュを使用すれば印象的なまつ毛になりますが、その分重くなるので注意が必要。

 

さらに、まつ毛エクステではアイラッシュの本数も選ぶことができます。選択肢の幅は大体、60本から140本ほどまで。本数が少なければ自然な印象を保てるので、日常のちょっとしたオシャレに取り入れるのに向いています。

また、本数を多くすればするほどまつ毛は濃くなっていくので、どんなイメージの目元を目指すのかということをよく考えて決めていくと良いでしょう。

 


 
 

様々な種類を紹介してきましたが、まつ毛エクステ選びで一番大切なのは自毛に合ったものを選ぶことです。カーブの仕方や長さに合っていないエクステをつけると、逆に目が小さく見えたりまつ毛に負担がかかったりすることも。アイリストを目指すのであれば、お客様のまつ毛に最も合ったエクステを施せるようにしっかりと勉強しておきましょう。

Author:美プロ編集部

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