美容スペシャリストな自分になるために

更新:2019.04.10

作成:2016.06.03

美容師

美容師には常識! ヘアスプレーのついた髪『正しいシャンプー方法』で洗ってる?


 

毎朝、出かける前にヘアスプレー・ワックスなどのスタイリング剤を使って髪をセットしているというそこのアナタ!髪についたスタイリング剤、ちゃんと洗い流せていますか?

 

もしかしたらあなたの毎日のシャンプーの仕方は間違っているかもしれません。美容師が実践している正しいシャンプー方法を知って、健康的なツヤ髪を手に入れましょう!

シャンプー前のブラッシングは基本!

美容師は、シャンプーの前に必ずブラッシングをしています。ブラッシングすることで髪についたホコリや汚れをあらかた取ることができるんです。また、もつれた髪をほぐすことでシャンプー時におこる摩擦によるダメージを軽減することができます。

 

ここで注意してほしいのは、引っかかる髪を無理やり強く引っ張らないこと。髪のキューティクルがはがれることがあります。

最初のすすぎ方にポイントあり!

髪をシャワーでサッと濡らして、すぐにシャンプーをしているという人はいませんか?

 

美容師は、必ず予洗いをしています。実は頭皮や髪の汚れの大半は、最初のすすぎで落とすことができるんです。長い人で3分くらい、短い人でも1分半はしっかりと予洗いします。ハードなスタイリング剤がなかなか落ちない時は、お湯をかけながら髪を揉みほぐすようにしてみてください。

 

38~40度のぬるめのお湯

ここで気をつけたいのがお湯の温度。シャンプーの適温は38~40度と少しぬるめ。冬などは体を温めようとして温度を高く設定しがちですが、熱いお湯で髪を洗ってしまうと頭皮の皮脂を必要以上に取ってしまって乾燥やフケ・かゆみにつながります。

地肌を洗う

頭皮を髪の毛を育てる畑と考えてみてください。畑がしっかりしていれば健康な髪の毛が自然と育ちます。シャワーヘッドを地肌に押しつけるようにしてお湯を流しましょう。髪の毛を濡らすのではなく、地肌を濡らすようにするのがポイント!揉みこむようにしながら 内部までしっかりとお湯を入れて、頭皮の余分な皮脂を落としていきます。

塩素除去のシャワーヘッド

ちなみに、水道水には消毒のために塩素が含まれており、塩素は髪の毛のキューティクルを痛めてしまいます。また乾燥肌やアトピーを悪化させてしまうことも。シャワーヘッドを取り替えるだけで塩素を除去できる場合もあるので、余裕があれば水にもこだわってみてください。

 

いざシャンプーへ!

予洗いが終わったら毛先の水気を切り、いざシャンプーへ!正しいシャンプーのためには、シャンプーの量も大切なポイントです。多い方が良いということはなく、ミディアムヘアで1プッシュが目安。

 

泡立だせる!

手の中でシャンプーをしっかり泡立たせてください。泡立っていないとシャンプーが頭全体に行き渡らずに汚れを落としきることができません。シャンプー剤が直接ついてしまうと頭皮がかゆくなったり、フケの原因になることも…。手だけでは上手に泡立たないという人は、泡立てネットなどを使ってみましょう。

スタイリング剤を落とす

ヘアスプレーやワックスなどのスタイリング剤を使っている人は1度のシャンプーで落としきれないことがあります。2回に分けてシャンプーをしてみましょう。1回目は少なめの量のシャンプーで髪の毛を軽く洗い、2回目に頭皮を洗うようにすればスタイリング剤もキレイに落とすことができます。

頭皮を揉む!

シャンプーをするときに頭皮をマッサージするのもオススメです。頭皮をつかむようにして揉んだり、指の腹で地肌を刺激したりしてみましょう。ただし、無理にマッサージしたり、爪を立てたりしてしまうと、地肌が傷ついてしまうので、マッサージはやさしく丁寧に。専用のシャンプーブラシを使えばマッサージもしやすく、爪が長くて地肌まで洗えない場合にも使えます。

 

シャンプー後もしっかりとすすぎましょう

シャンプーが終わったら、しっかりとすすいでいきましょう。地肌にシャワーヘッドを押しつけるようして、ぬめりがなくなるまで流します。

 

また、髪は朝ではなく夜に洗うのがオススメ。朝起きたら前日よりもヒゲが伸びているように、髪の毛も睡眠中に伸びやすくなっています。そのため、皮脂や汚れで毛穴がつまった状態のまま寝てしまうと、髪が健康に育たなくなってしまうのです。

よりキレイな髪にするためには?

髪もお肌と同じで洗うだけでは乾燥してしまうので、髪のパサつきなどが気になる人はシャンプー後にリンスやコンディショナーで保湿をしましょう。トリートメントの場合は髪のダメージ修復にも効果的。ただ、これらには保湿成分が含まれているので、地肌に直接つけると毛穴をつまらせてしまうことがあります。そのため、使用する際は毛先や耳から下の部分の髪の毛にだけつけるようにしましょう。

 

 

正しいシャンプーの仕方について紹介してきましたが、あなたが普段やっている洗い方はどうでしたか? ぜひ両方を照らし合わせて、髪をキレイに保つ方法を模索してみてください。また、シャンプー後の髪の乾かし方にも気をつければさらに髪へのダメージを減らすことができます。正しい方法で行っていればパーマなども長持ちするので一石二鳥ですよ。

Author:美プロ編集部

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