美容スペシャリストな自分になるために

作成:2017.02.28

セラピスト

セラピストの正社員になるとどんなメリットがあるの? 実はたくさんある特別な手当


現在ではフードセラピスト、ハーブセラピストなど幅広いジャンルのセラピストが存在しますが、働き方もアルバイト・パートや正社員など様々です。ですがセラピストとしてキャリアアップをしたいなら、やっぱり正社員を目指したいものですよね。
 
そこで今回はセラピストの正社員になる方法や、そのメリットについてご説明します。アルバイト・パートとは違って正社員には様々な手当が発行されているもの。面接の際に気をつけておきたいポイントも紹介しているので、キャリアアップに役立ててみてください。

セラピストの正社員になった時のメリットとは?

まず一般的に、セラピストの正社員になるとアルバイト・パートにはない「福利厚生」を得ることができます。例えばお休みをもらっても賃金が支払われる「有給休暇」や出産や育児のために休める「産休」や「育休」といった制度がありますね。美容業界は女性スタッフが多いので、女性特有の問題を理解してくれる環境が多いんです。また、サロンによっては店長やマネージャーになると「役職手当」がついたり、一日も欠勤せず出勤した時には「皆勤手当て」、入社後ネイリストの資格を取得したら「資格取得祝金」が支給されるところも。頑張れば頑張った分認めてもらえる制度があると、仕事へのモチベーションがさらに上がりますよね。
 
またアルバイトやパートと違って、キャリアアップするチャンスが多いのも正社員ならではのメリット。勤務年数が長くなったり、セラピストとしての技術がサロンの上司に評価されると、昇格していくことが望めます。さらに「店長」に抜擢されたり、経営や運営を中心に行う「マネージャー」に昇進するチャンスだってあるんですよ。
 
ちなみに「店長」と「マネージャ-」を一緒の役割としているサロンもありますが、基本的にどちらも店舗の運営管理を担当する役職。スタッフの施術スキルを管理したり、スタッフのマネージメント、売上の管理、販促の企画を提案したりと様々な業務を行っているんですね。セラピストの正社員の月給は17~20万円くらいが相場ですが、店長になると25~40万とアップします。店舗責任者としてサロンの経営を任されるので責任のある仕事がほとんどですが、経営が上手くいってお店が繁盛してくるとやりがいを感じられるでしょう。
 
なお、セラピーの一種として、体を動かしながら心身ともに健康になる「ヨガセラピー」があります。ヨガセラピーを行っているサロンの中には、社員だとスポーツウェアやスポーツシューズが安く購入できる、という特典があるところも。必要な道具を安く用意できるのはありがたいですよね。
 

セラピストの正社員になる方法とは?

セラピストは美容師やアイリストとは違い、取得必須の国家資格はありません。民間で発行されている資格は数多くありますが、その資格がなくてもセラピストの正社員として働くことは可能なんですね。多くのサロンでは「研修制度」が充実しているので、そこでセラピストに必要なノウハウを学んでいくのも良いでしょう。実際に、セラピストを募集している求人には「未経験可」と謳ってるサロンも多数ありますよ。
 
ちなみにサロンにもよりますが、研修期間中はスピーディーに指導が進んでいきます。サロン側としても新人社員には早く現場に立てるようになってほしいので、スクールで教わるように時間をかけてゆっくり…とはいかないんですね。この時に全くの未経験で、セラピーについての知識が乏しいと、ついていけなくなることもありえます。その対策として、セラピストとして就職する前にスクールや講習に通って、各種セラピーの技術や知識を深めるようにするか、研修を受けながら夜間のスクールに通うなどして予習復習をしておくといいでしょう。
 

面接で押さえておきたいポイント

就活の際に必ず通る難関は「面接」ですよね。いざ本番になると思うように言いたいことが言えずに、自分をアピールできなかった、なんて人も多いはず。そうならないためにもしっかり対策を練って、採用担当者に良い印象を与えられるようにしましょう。店舗が特に気にしているところは「セラピストになりたいという強い気持ち」「どんなに辛いことがあっても頑張れる」といったところ。面接の際にはこの2つに対するあなたの気持ちを具体的に志望動機として伝えることが大切です。
 
志望動機を具体的に伝えるためにオススメなのは、あらかじめ「現役セラピスト」にお話を聞いておくこと。実際に働いてみて大変なことやセラピストとして働いて嬉しかったことなどを聞いて、それを自分の志望動機に盛り込んでみましょう。例えば、「セラピストは~で大変とお話を聞きましたが、それを乗り越える自信があります」「あのセラピストのようにお客様を一人でも多く笑顔にしたい」と伝えるようにすると、下調べをしっかりしているという印象を与えられるはず。知り合いにセラピストがいれば手っ取り早いですが、いない場合には直接セラピーを受けてみて、現役セラピストに生の声を聞いてみるといいですよ。
 
また、面接を受けるサロンの店舗に訪れておけば、その店舗の雰囲気や特色がわかるので、面接の際に「このサロンの〇〇に惹かれました」などと伝えれば、あなたの熱意が伝わるはずです。その他、「香りの力で人を癒すアロマセラピーにずっと興味があり、アロマセラピストになるため資格も取得しています。その知識や技術を活かして、御社で働きたいと思っています」といった形で具体的な興味関心を伝えるのも有効ですね。
 
画像出典:WorldSkills UK / Reflexology(from Flickr, CC BY 2.0)PBS NewsHour / 083012_HuffPostOasis_007(from Flickr, CC BY 2.0)WorldSkills UK / Reflexology(from Flickr, CC BY 2.0)

Author:美プロ編集部

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